Photoshopを動かす必要スペックとおすすめのパソコン
お絵描きソフトとして一番人気があるのはPhotoshopです。でもPhotoshopはフィルターやパスを活用すると重くなります。プロのイラストレーターの立場からPhotoshopにおすすめのクリエイター向けパソコンをご紹介します。
燈乃しえの備忘録- 絵師ノート公式ブログ -
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イラストは線画、塗り、仕上げの構成で成り立っています。この中でも仕上げだけは人それぞれで、軽く済ませる人やじっくり時間をかける人など極端です。ですが、仕上げも大事な作業なのでこの内容によってイラストのクオリティに影響したりします。他の人がどのような仕上げを行っているか知りたいと思ったことありませんか?
今回は私がよく行う仕上げの方法をいくつか軽く説明させていただきます。結構基本のことでもあるので、見たことある方は多いと思いますが、もし知らなかった方は簡単な方法なのでぜひ試してみて下さい。ちなみに仕上げはPhotoshopオンリーで行っています。
線画をイラストに馴染ませる方法として、線画に塗りに合わせた色を乗せる方法があります。これはよく使われる方法ですね。線画の段階でパーツ毎に別々にしておいて後から線画に色を付ける方も多いのではないでしょうか?
その方法だとめんどくさい、という方は塗りだけのレイヤーをコピーして少しぼかしてから線画レイヤーにクリッピングすれば素早く線画に色づけの処理が出来ます。ただ、そのままだと合わないこともあるので少し彩度や明度を調節してあげましょう
とにかく調整レイヤーなどを駆使して色を整えます。特に肌に関しては念入りに行います。光が当たっている部分を黄色、暗い部分を橙色に寄せるとそれっぽく見えます。
また、背景にもよりますが光にも気をつけましょう。光源から光が当たっていると仮定して環境光を薄く入れてあげるのも良いかもしれません。環境光の入れ方は、新規レイヤーを一番上に作ったら肌色に近い黄色を使って光が当たっているであろうぶぶんにぼかし気味に色を乗せていくだけです。そのままレイヤースタイルをオーバーレイやソフトライトに変えてあげましょう。
光を入れるだけでもイラストがぐっと締まるので試してみて下さい。
細かい部分を確認しつつ、全体の色味を整えます。調整レイヤーでカラーバランスをいじって色味を統一しましょう。色味がバラバラだとなんとなくまとまりのないようなイラストに見えてしまいます。
また、お手軽にそれっぽく見せる方法として「にじみで雰囲気を出す」方法もあります。やり方はとても簡単。
イラスト全体をコピーしたレイヤーを大きくぼかして彩度を思いっきり上げましょう。このレイヤーをオーバーレイにして透明度を思いっきり下げて合成すれば、カメラで撮ったみたいなぼやっとした色のにじみができあがります。
ちなみに顔など注目させたい部分はにじむとその効果が薄れてしまうので、少し薄くした消しゴムで消してあげるとなお良くなります。
軽くでもこれくらい仕上げてあげれば、イラストのクオリティは絶対にあがります。やってみたことが無い方はぜひお試しあれ。
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