前記事、
言葉を捨てれば国が傾く 韓国の例
新たに学ばせて頂く内容もあり、感謝申し上げます。
同じねずみ色でもその色彩の位相(グラデーション)に、一つ一つ名前をつけていった感性は、言葉にもうかがえます。
直訳すると「味(が)あります」となります。
朝鮮は日本が併合する直前までは世界の最貧国として、糞尿混じりの泥道を乳出しチョゴリで裸足で歩いていたような暮らしでしたから、食と名のつくものが口に入るだけでよし「美味」などという贅沢な概念はなく、味があるかないかの食の判定だったのではないでしょうか。
言語のレベルはそのまま文化のレベルです。
1880年に福沢諭吉に派遣されたのが井上角五郎ですが、彼は「朝鮮の独立と朝鮮人の啓蒙の為には、朝鮮語による新聞の発行が不可欠」であるという福沢の教えにのっとって、ハングル普及に努め朝鮮の歴史上初めてのハングルでの公文書を発行。最初の辞書を編纂したのも朝鮮総督府、つまりは日本人でした。
内閣総理大臣・桂太郎が朝鮮総督府に宛てて「朝鮮語を奨励するよう」に作成した文書(1921大正10年)も残っていて、「日帝が朝鮮人から言葉を奪った」は大嘘であり、むしろヶ国語の発展に寄与したのです!
昭和初期の朝鮮における識字率は資料によれば20%ほど。朝鮮総督府が1930(昭和5)年に行った調査で、カナとハングル共に解する者は朝鮮の総人口20,438,108人に対し1,387,276人(約6.8%)、ハングルのみを解する者は3,156,408人(約15.4%)。合わせて約22.2%ほどです。ハングルの識字率が約15%ですね。(韓国側はもちろん、当時の識字率も捏造で高率にしているようですが、画像その他の傍証で検証するに、高率はあり得ない。識字率が高ければそもそも、日本側が普及の文書など発行する必要はなかった)
寺子屋における「読み書き算盤(計算)」が日本人の教育の基幹です。
正確な資料はありませんが、幕末の頃の識字率は7割~9割とされています。
ほぼ同時期に朝鮮では、2割ほど。
ハングルの識字率を飛躍的な識字率レベルにまで持ち上げたのは、日本政府の尽力です。言葉は文明の基礎ですから、言葉なくして、現在の韓国の発展はありませんでした。
菅直人氏や仙谷由人氏が日韓併合100周年にあたり、「朝鮮の方たちから言葉を奪った」と表明したことを忘れないようにしましょう。
ハングルの貧相ぶりは、漢字を廃したところから始まったというより、そもそも識字率自体が異常に低く、そのために庶民でも読めるハングルが世宗により作られたわけです。
朝鮮という国号すら明に貰ったような国家レベルにありました。
さてハングルの致命的欠陥というのは表音文字であるということで、しかも基本文字がたった24文字。日本語の50音の半分にも満ちません。ということは、必然的に同音異義が多くなります。日本語にも同音異義はあります。「はしではしをおとした」「きしゃのきしゃがきしゃできしゃ」。しかしながら、日本は漢字を用いますから「橋で箸を落とした」「貴社の記者が汽車で帰社」と一目瞭然です。
ハングルの伝達手段としての貧相さですがたとえば「郵政」と「友情」が同音。우정韓国らしい同音異義に「犬食い」と「見識」견식というのがあります。中には3つの意味を持つハングルもあるそうで、こうなると意味不明ですね。彼らの時として意味不明の論理展開もどきは、案外ハングルという文字に由来するのかもしれません。
中には、一つのハングルに対して15もの意味を持つ同音異義語があるといいますから、お手上げですね。何という不便さでしょう。
もっとも韓国人の不可思議なメンタリティは、「いちいち漢字変換しなければならない日本語はハングルより劣っている」という言い分になってしまうのです。平仮名、片仮名を交えて草書体や隷書まで使いこなす日本人のもはや起源の中国を超えた漢字の駆使のさまが、韓国人の目には野蛮だと映るのでしょうか。
日本語の平仮名片仮名と漢字を混在した融通無碍の言語空間が彼らには理解出来ません。オリジナルを他から取り入れて、更に優秀なものに精錬(リファイン)して行くという日本のお家芸の発揮です。
韓国人の教授が「日本人がノーベル文学賞を貰って韓国が貰えない理由」として「ハングルが高級過ぎて世界に伝わらない。日本語は下級なので翻訳が簡単で、ノーベル賞を貰える」と講義していて、失笑させられます。