石川奉祝大祭 ちょうちん輝け 比め神社氏子ら 感謝の行列 きょう夜
白山開山千三百年を記念した白山比め神社(しらやまひめじんじゃ)(白山市三宮町)の奉祝大祭に合わせ、地元の氏子らでつくる実行委員会がちょうちん行列を企画した。初日の九日夜、三百五十個のちょうちんを手に地域や参道を練り歩き、節目を盛り上げる。(谷口大河) 実行委は神社がある一ノ宮地区の白山、三宮、南白山の三町会、氏子青年会や同会OBでつくる「あしめる会」などで構成。地元として奉祝大祭に協力しようと、年明けから話し合ってきた。六月ごろ、子どもからお年寄りまで参加しやすいちょうちん行列に決め、のぼり旗やちょうちんを準備してきた。 氏子らでつくる行列は二班に分かれ、午後七時ごろ、三宮町と白山町を出発。約一キロ歩いた先の神社表参道駐車場で合流して、獅子舞を先頭に拝殿を目指す。表参道からは地区外の希望者も参加できる。 実行委世話人の半田義春さん(69)は「多くの住民が七五三や厄払い、初詣などで神社にお世話になっている。行事を通じて一体感を感じ、子どもたちの一生の思い出をつくりたい」と話した。
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