京王1000系

 
3次車の1000系 1761F 新代田にて  忠実に再現したつもりの1000系の運転台

 井の頭線では33年ぶりの新形式として95年度より投入の始まった井の頭線のニューフェイス。井の頭線初の片側4扉の20m車体の大型車。8000系と同世代の車両のため、車内の雰囲気も近い感じであるが、京王 の車両としては初めて戸袋窓が省略となっている。97年度増備の2次車1760Fで増備が しばらく止まっていたが、2002年度より増備が再開された。この2002年度増備の3次車1761Fでは外見こそほぼ同じながら時代の変化に追随し、内装や電装品は大部分が変更されている。車内は9000系に近くなり、運転台も高運転台化されている。
 1,2次車では軽量車体に大出力のモータで2M3Tの低MT比のためか、雨天時の空転・滑走が酷く、3次車の1761Fでは3M2Tに改められた。1760Fまでの制御装置は奇数編成に東洋製GTO、偶数編成に日立製IGBTを搭載していたが、1761Fからは東洋製のIGBTを 搭載している。なお、2003・2004年度はそれぞれ2編成の増備が され、3000系の未更新車を置き換えるに至る。また、1・2次車にドアチャイム・扉上案内装置の取り付けがされる予定である。

 ●BVE用データ Train

京王井の頭線の路線ファイルはこちらからダウンロードしてください⇒竹露庵

  京王1000系1761F  VER1.0  DownLoad  7.78MB   ※BVE2.03以上用  2004.1.17 Release

ユニットを組んでいただいた川崎市民さんにはこの場を借りて感謝申し上げます。

 ●編成表 右から1号車・2号車の順です。

・5連 1・2次車

←渋谷 Tc2 M T M Tc1 吉祥寺→
パンタ

◇弱冷房車

備考
クハ1750
デハ1100
サハ1500
デハ1000
クハ1700
1751F 1751 1101 1501 1001 1701
1752F 1752 1102 1502 1002 1702
1753F 1753 1103 1503 1003 1703
1754F 1754 1104 1504 1004 1704
1755F 1755 1105 1505 1005 1705 ここまで1次車
1756F 1756 1106 1506 1006 1706 ここから2次車
1757F 1757 1107 1507 1007 1707
1758F 1758 1108 1508 1008 1708
1759F 1759 1109 1509 1009 1709
1760F 1760 1110 1510 1010 1710 ※1

※1 デハ1010形のみシングルアームパンタを搭載

・5連 3・4次車

←渋谷 Tc2 M2 M1 M Tc1

吉祥寺→

パンタ

弱冷房車

備考
クハ1750
デハ1100
デハ1050
デハ1000
クハ1700
1761F 1761 1111 1061 1011 1711 3次車
1762F 1762 1112 1062 1012 1712 4次車
1763F 1763 1113 1063 1013 1713 4次車
1764F 1764 1114 1064 1014 1714 4次車
1765F 1765 1115 1065 1015 1715 4次車


※当ページは個人のページで、京王電鉄株式会社とは関係ありません。
参考文献:電気車研究会 鉄道ピクトリアル2003年7月増刊 京王電鉄特集

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