佐川国税庁長官は就任会見を行わず

佐川国税庁長官は就任会見を行わず
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先月、財務省の理財局長から国税庁の新しい長官に就任した佐川宣寿氏が、歴代の長官が開いてきた就任会見を行わないことになりました。
財務省の理財局長だった佐川宣寿氏は、先月5日、国税庁長官に就任しましたが、就任から1か月が過ぎても会見を開かず、国税庁は8日、会見を行わないことを決めました。

国税庁によりますと、把握している範囲では、平成14年以降の歴代の長官は就任の会見を開き、抱負を述べるとともに今後の方針などを説明してきました。就任の会見を行わない異例の対応について、国税庁は「諸般の事情による」として詳しくは説明していません。

一方で、佐川長官はコメントを発表し、「適正・公平な課税・徴収の実現を図ることが重要だと考えており、職責の重大さを感じている」などとしています。

佐川長官は、理財局長時代に、大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる国会答弁で、野党から売却の経緯について十分に説明していないと批判され、就任会見でどのように説明するのか注目されていました。

佐川国税庁長官は就任会見を行わず

先月、財務省の理財局長から国税庁の新しい長官に就任した佐川宣寿氏が、歴代の長官が開いてきた就任会見を行わないことになりました。

財務省の理財局長だった佐川宣寿氏は、先月5日、国税庁長官に就任しましたが、就任から1か月が過ぎても会見を開かず、国税庁は8日、会見を行わないことを決めました。

国税庁によりますと、把握している範囲では、平成14年以降の歴代の長官は就任の会見を開き、抱負を述べるとともに今後の方針などを説明してきました。就任の会見を行わない異例の対応について、国税庁は「諸般の事情による」として詳しくは説明していません。

一方で、佐川長官はコメントを発表し、「適正・公平な課税・徴収の実現を図ることが重要だと考えており、職責の重大さを感じている」などとしています。

佐川長官は、理財局長時代に、大阪の学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる国会答弁で、野党から売却の経緯について十分に説明していないと批判され、就任会見でどのように説明するのか注目されていました。