デヴィッド・ハッセルホフとジェームズ・ガンが、映画版「ナイトライダー」について企画中のようだ。

1982年から1986年まで放送された同人気TVシリーズで主人公マイケル・ナイトを演じたデヴィッドは現在、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガン監督と同作の映画化についての話し合いを進めているという。

「僕がジェームズに『ナイトライダー』のアイディアをいくつか提案したら、彼からはいい返事がもらえたんだ」と語るデヴィッドだが、映画化が実現することになればコメディではなく、ドラマチックな作品にしたいと考えているようだ。

デヴィッドはハリウッド・レポーター誌にて、こう語っている。

「映画化が実現するとしたら、『ベイウォッチ』や『21ジャンプストリート』のようにはしたくないんだ。両作品とも内容が薄くて何が言いたいのかわからない、もっとファンをリスペクトすべきだよ」

デヴィッドは最近、自身が主人公ミッチ・ブキャナンを演じた人気TVシリーズ「ベイウォッチ」の映画版にカメオ出演を果たしている。今年海外で公開された映画版では、主人公をドウェイン・ジョンソンが演じ、デヴィッドはメンターと呼ばれるキャラクターを演じた。

また、デヴィッドとガン監督は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス」のサウンドトラック内に収録されているテーマ曲「ガーディアンズ・インフェルノ」のミュージックビデオにてタッグを組んでいる。

昨年デヴィッドは、「ナイトライダー」の映画化について、TVシリーズの世界観は保ちつつも「ワイルド・スピード」風のアドベンチャー映画にしたいと明かしていた。

「TVシリーズの続編のように考えているんだ。新たなキャラクターを増やしたりしてもいいけど、オリジナル版の世界観を壊したくはないんだ。皆があっと驚くような面白いものができると思うんだけどな」
「引退していたマイケル・ナイトが息子と共に返り咲いて、『ワイルド・スピード』みたいにナイトライダーカーで息子と世界中を冒険する話なんてどうかな。クールだろ？」

オリジナル版は、主人公の調査員マイケルが、自身の愛車に搭載された相棒の人口知能K.I.T.T.（キット）と共に数々の難事件に挑むといったカーアクションドラマで、放送当時カルト的人気を誇った。