THINK CAREER

未来の働き方について考えるブログ

VRエンジニア(Unityエンジニア)への転職はかなり「狙い目」なキャリアなのかもしれない。

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こんにちは、丸の内で働くたそがれのサラリーマン、POMです。本日は、VRエンジニアのキャリアがかなり「狙い目」なんじゃないかっていう話をしたいと思います。

目次

VRは将来有望な分野である

個人的な意見ですが、キャリア戦略を考える上で最も重要なことは、

  1. 将来有望な分野において、
  2. 適切なタイミングで飛び込む

ということにあると思います。極端に言うと、ずばりこれです。で、将来有望な分野というのは、今後、市場規模が拡大するような領域ということです。具体的にどんな分野かというと、

あたりです。まあ、要するに、デジタル領域というかインダストリー4.0関連の分野です。で、その中でも、VRエンジニアはまだそれほど注目されていなくて、競合がいないため、「空いている」気がしているんです。まあ、他にも、人口知能エンジニアやらブロックチェーンエンジニアもキャリアとしてはかなり有望だと思いますんで、また回を改めて紹介しようと思いますが。あと、これとは別の地域って切り口で

  • 日本
  • アジア(日本以外)
  • アフリカ

みたいな切り口もありです。地域という切り口ですと、個人的にはアジアが良いなと思いますね。アフリカも有望だとは思いますけど、あまりに遠いし、アフリカを志すほどのビジョンはない。

VRの市場規模は爆発的に伸びる

2016年現在で5000億円市場なのが、2020年ではなんと18兆円市場になると予想されています。

VR人材の中でも、特にエンジニアの需要が高まる

で、話を戻しますと、ズバリ、VR関連の実務経験のある人材がこれからますます求められる時代が来ると思います。

VRマーケットってまだまだこれからって状況な気もしているのですが、あのソフトバンク孫正義さんが結構VR領域に投資しているんですよね。具体的には、

  • 米Next VR
  • 英Improbable

のような企業に出資を行っています。このうち、英Improbableに関しては、ソフトバンクビジョンファンドからも出資を行う可能性があるみたいな話もあります。いずれにせよ、天才投資家として名高い孫正義氏がVRに張っているっていうのは僕の中では結構大事です。率直に言って、シンクタンクコンサルティングファームや金融機関の市場規模予測レポートより参考になると思っています。で、その中でも、ビジネスサイドよりもエンジニアサイドの需要が逼迫すると思います。ただでさえ、エンジニア足りないのでね。

グローバル企業のVR分野に対する取り組み

ソフトバンクがVRに出資しているって話をしましたけど、じゃあ他の企業はどうやねんって話ですよね。ちょっと調べてみました。

Google(グーグル)

グーグルのVRに関連する取り組みですが、まずはVRプラットフォーム「Daydream」の存在が挙げられます。2016年6月のGoogle I/Oで発表され、10月に北米でデバイスが発売されています。対応しているスマートフォンは、

等が挙げられます。Daydream用のゴーグルはDaydream Viewと呼ばれます。

Facebookフェイスブック

フェイスブックがVR領域に注力しているのは有名な話です。フェイスブックのCEOを務めるマーク・ザッカーバーグ氏も、VRの有望性について以下のように語っています。

携帯電話の後の主要なコンピューティングとコミュニケーションプラットフォームになると思う。10年後、恐らく携帯電話はまだ無くなってはいないだろうとしながらも、現在の技術では不可能である「完全な没入型」の新しい方法で、親しい友人と経験を共有できるVRデバイスがそこにあると思う」

フェイスブックでも、最近は「ライブ機能」を活用する人が増えてきてますし、動画の時代の到来を感じています。が、動画の時代の次に来るのがVRというわけです。また、フェイスブックはOculus(オキュラス)を買収していますが、このあたりを見ても、ほんとに余念がないというかスキがない。さすがザッカーバーグサンドバーグ。あ、あと、オキュラスですが、有名なオキュラスリフトをリリースしています。

Softbankソフトバンク

ソフトバンクについては、先程申し上げたように、米NextVRや英Improbableといった有望なVR企業に出資を行っています。また、ソフトバンクはヘッドマウントディスプレー「LINK」を2017年8月4日に発売予定です。

ソフトバンク株式会社は、“ソフトバンク”の2017年夏商戦向けスマートフォンである「HTC U11(ユーイレブン)」(HTC製)とつないで利用できるヘッドマウントディスプレー「LINK」を、2017年8月4日に発売します。「LINK」は、スマートフォンにつないで利用できるVR端末として世界で唯一※1、VR空間を自由に動き回ることが可能なヘッドマウントディスプレーです。「LINK」では、発売時からシューティングやスポーツなど複数のジャンルのゲームコンテンツが楽しめます※2。また、360度のパノラマ動画を楽しめるYouTubeの公式VRチャンネル「YouTube バーチャルリアリティ」のコンテンツを楽しむことも可能です。

未経験からVRエンジニアになるにはプログラミング言語「Unity」を学ぶ必要がある

VRエンジニアになるには、プログラミング言語Unityを学ぶ必要があります。勉強の仕方としては色々ありますが、プログラミングスクールに行くのが手っ取り早いです。ちょっと高いですが、すぐに回収できます。

また、Unityにyるネイティブアプリの設計、開発、運用においては、C言語Javascriptが用いられるため、これらの言語の習得も必要となります。

学習方法①:テックキャンプのVRコース

ウェルスナビの柴山氏や日本交通の川鍋氏が通ったことでも知られるテックキャンプにはVRコースがあります。1ヶ月でVRアプリをつくれるようになるらしいです。実は、八重洲校に説明会を聞きに行ったことがあるんですが、八重洲校はキレイで良い雰囲気でした。基本はRuby on Railsらしいんですけど、VRコースを用意しているのは、なかなかわかっているなあと思ったり。一度、無料の説明会に行ってみるのはありかもしれません。

学習方法②:テックアカデミーのUnityコース

テックアカデミーでもUnityコースがあります。実際にオリジナルゲームをリリースするところまで行うようです。

VRエンジニア(Unityエンジニア)の単価(平均報酬)

VRエンジニア(Unityエンジニア)の単価ですが、レバテックフリーランスのUnityエンジニアの平均報酬を計算してみると、

  • 最低単価:60万円
  • 最高単価:95万円

とのことです。いい感じですね。これからもっと高騰する気がしています。

VRエンジニア(Unityエンジニア)の求人

VRエンジニアの求人について調べてみました。

DODAで気になった求人案件

DODAにはVRに関する求人案件がいくつか掲載されています。目についたところで言うと、サイバーエージェントのメディアコンサルタント

VR、IoT、AI等未来技術に興味のある方へ

との記載があります。

参考:株式会社サイバーエージェント/(大阪)アドプロダクトセールス/メディアコンサルタント VR IoT AI等未来技術に興味のある方への求人情報 - 転職ならDODA(デューダ)

あとは、日産自動車がありました。仕事内容としては、

AI(DeepLearning)・ゲーム(VR、AR、シミュレーション)プラットフォーム研究開発者

とあります。勤務地は、モビリティサービス研究所横浜ラボ神奈川県横浜市とのこと。先端技術の研究を行うような内容ですね。これはなかなか面白そう。日産自動車もVRに本腰を入れつつあるんですね。

参考:日産自動車株式会社/AI(DeepLearning)・ゲーム(VR、AR、シミュレーション)プラットフォーム研究開発者の求人情報 - 転職ならDODA(デューダ)

PASONA(パソナ)で気になったVR案件

そこまで多くはないんですが、グリーのVR案件がありました。仕事内容としては、「Unity等を用いたVR 3Dゲーム、アプリケーション開発」との記載があります。また、グリーにはGree VR Studioがあるそうです。

VRエンジニア(Unityエンジニア)の将来性は◎

まあ、こんなわけで色々と見ていましたが、VRは来ますよ。で、知り合いのエンジニアから聞いた話ですが、Unityっていうプログラミング言語はそんなに難しいもんじゃないらしく、パパっとマスターしてしまうと、市場価値がうなぎ登るかもしれません。まだまだVR求人のゲーム系が中心ですが、今後は、

  • 「VR」×「旅行」
  • 「VR」×「スポーツ」

みたいな分野が来ると思うので、案件の幅もますます広がる気がしています。みんなが注目していない時に特定の分野に張るのはなかなか勇気がいることかもしれません。ですが、みんなが取り組んでいないからこそ「ブルーオーシャン」なのであり、参入のタイミングを逸すれば、かなり「もったいない」ことになると思います。まあ、VRの他にも、人工知能やらブロックチェーンやらのエンジニアもかなり有望だとは思いますが、超長期的に見た場合、エンタメ分野が一番来る気がしているんですよね。テクノロジーの進歩で働く時間が短くなって、余暇が増える。週休3日が普通になる。そのときに、エンタメに使う時間がかなり多くなる気がしているんです。そこでVRが結構重要な役割を果たすのではないかなあと勝手に思っています。