http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070316it14.htm
軍による慰安婦強制連行示す資料なし…答弁書閣議決定
政府は16日の閣議で、いわゆる従軍慰安婦問題に関する1993年の河野洋平官房長官談話について、「(談話発表までに)政府が発見した資料の中には、軍や官憲による、いわゆる強制連行を直接示すような記述は見あたらなかった」とする答弁書を決定した。
安倍首相は「狭義の意味での強制性を裏づける資料はなかった」としているが、その根拠となる、従来の政府の立場を改めて示した形だ。社民党の辻元清美衆院議員の質問主意書に答えた。
(2007年3月17日1時2分 読売新聞)
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13日の記事で「政府の見解」に注目すると書いたけど、遂に答えが出たという訳だ。
この閣議決定の意義は大きいと思う。
それを踏まえて、外交の世界でのやり取りがなされるのだろう。
歴史的な誤解や醜いプロパガンダを排するこの機会を逃してはならない。