やってはいけないとわかっていながらも「どうしてもやりたい!」と沸きあがる衝動が止められないことはありませんか? もしかすると『懺悔強迫』という病気かもしれません。以下の経験のある人は、『懺悔強迫』の疑いがあるので注意が必要です。以下の4つの項目をチェックしてみましょう。
・チェック1: 頭の中で危険な妄想をしてしまう
『懺悔強迫』は頭のなかで危険な妄想が止まらない特徴を持っています。誰かと話しているときに「もし相手をいきなり殴ったらどうなるだろう?」、電車で女子校生を見かけた時に「もし痴漢をしてしまったらどうなだろう?」など、頭のなかでイケナイ妄想が膨らみ、自分でも抑えることができなくなってしまいます。
・チェック2: 衝動を抑えることで頭がいっぱいになる
『懺悔強迫』の人は湧きあがるイケナイ衝動を「ダメ! 絶対!」と自分コントロールすることで頭がいっぱいになってしまいがち。モラルと衝動が壮絶なバトルを繰り広げているため、衝動を押けるストレスが大きく「やっちゃダメ!」なことが頭から離れないのです。
・チェック3:「やっちゃダメ!」と言われた分だけやりたくなってしまう
「絶対にやっちゃダメだぞ!」と誰かからキツく注意を受けると、言われた分だけやりたくなってしまうという特徴もあります。『懺悔強迫』は知的好奇心や探求心の強い人がかかりやすく一般的に『高学歴』な人に多いともいわれています。
・チェック4: イケナイ妄想を誰かに話すことで安心する
『懺悔強迫』の特徴としてイケナイ妄想を誰かに懺悔する(話す)ことで安心感を得るという特徴があります。「今日、トイレの非常ベルを押してしまった」という告白、もしくは「俺って今日は万引きしてないよな? 考えただけだよな?」など、自分のイケナイ行動やイケナイ妄想を誰かに懺悔することで「ここまではセーフ、ここからはアウト」の境界線を確かめなければ気が済まない、という特徴を持っているのです。
・4つに当てはまった人は要注意
上記の4つのチェックポイントに心当たりがある人は注意が必要です。「いい子を演じてきたけれど、本当はいい子じゃない」と本当の自分に自信がない人が発症しやすい症状でもあるので、自分で自分の『モラルの無さ』をある程度、容認することが改善に繋がります。
・好奇心のベクトル
『GRAND THEFT AUTO 5』(グランドセフトオート5 / GTA5)などアウトサイダーなゲームをひたすらプレイしたり、『賭博黙示録カイジ』の地下チンチロリン編に出てくる班長など、「自分よりもひたすらカスだな……」と心底思えるキャラを頭に思い描くことで「自分はまだマシかも」と自分のモラルの低さを認めてあげてることが改善の第一歩に繋がります。『二次元のアウトサイダーキャラ』に好奇心のベクトルを少し向けてみるのも時にはいいかもしれません。
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