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「先月からミニウサギを飼いはじめました。名前を呼んだり手を出すと寄ってきてくれるようになったのですが、抱っこしようとすると嫌がって暴れます。どうすれば、おとなしく抱っこされるようになるでしょうか。」
●焦らずに
本来ウサギは抱っこを本能的に嫌がります。野生下において抱っこされるような状況というのは、ほかの動物に捕食されることを意味するからです。とは言ってもペットとして飼われているウサギについては、健康状態のチェックやつめ切りやブラッシングといった日常のケアのためには、おとなしく抱っこができないと支障がありますし、なによりも飼い主としてはスキンシップの一環として抱っこしたいものですね。
最初は嫌がっていても、焦らずに対応することでウサギは抱っこを受け入れてくれるようになりますからご安心ください。
ウサギに抱っこをしつけるためには、いくつかのポイントがあります。まず、抱き上げるときは、しっかり心構えをすることです。また暴れるんじゃないか、逃げられたらどうしようといった不安があるのは当然なのですが、それをウサギが感じ取るとさらに抱っこを嫌がります。毅然(きぜん)とした気持ちと態度で抱き上げてしまうようにしましょう。抱っこはあくまで飼い主が主体となったコミュニケーションであるべきです。
抱き上げたウサギは暴れますね。しかしここで放してしまうと、「暴れれば放してもらえる」と理解してしまいます。骨格のきゃしゃなウサギですから、あまり力ずくで押さえつけたりすると骨折などの事故が起きますので注意が必要ですが、短時間でもしっかり抱く形を作ってから放してあげてください。
また、この時にできれば手のひらでそっと目隠しをすると、おとなしくなりますので試してみてください。
●場所も重要
抱っこの練習には場所もポイントになります。ウサギは比較的縄張り意識が強いので、自分が縄張りだと思っている場所で抱き上げられるとより抵抗することが多くなります。普段遊び場などに使ってない場所で練習するとうまく進むでしょう。
素直に抱っこされたときには、好きなおやつや果物などのごほうびをあげるのも良い方法です。「抱っこされると良いことがある」と認識してくれれば、次第に嫌がらなくなっていきます。ただ、このごほうびはいつまでも与え続けるのではなく、ある程度抱っこに慣れてきたら言葉やスキンシップで褒めるだけに切り替えていきましょう。
先にも述べましたが、焦らずに取り組めば必ずおとなしく抱かれるようになります。そして、その時にはウサギさんとの間にしっかりとした信頼関係が結ばれていることでしょう。
日本ペット&アニマル専門学校講師、つくば国際ペット専門学校講師。幼少時より様々な動物に関心を持ち、採取~飼育に明け暮れる。玉川大学農学部農学科卒業後、大手総合ペットショップに入社。水草専門店舗に始まり、総合ペット店舗店長、統括バイヤーを務めた後に独立し、ペットショップ経営も行った。現在は、各種爬虫類の繁殖技術の確立、原稿執筆、セミナー講師などを中心に活動中。
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