(怪しい業者も含む)ソーシャルレンディング業者を案件や手数料で比較
新しい投資先として注目されている「ソーシャルレンディング」を提供しているサービスをまとめました。
日本では「貸付型クラウドファンディング」や「P2Pレンディング」と呼ばれることも多いです。
ソーシャルレンディングには問題点も少なからずありますが、仕組みとしては合理的で高利回り案件に低リスクで投資できるのが特徴です。
まだ歴史が浅い投資商品なので、積極的に資金を投じていくことはリスクですが、余剰資金を少しずつ運用に回していく程度であれば、よい運用になると思います。
実際に私も、投資資金の一部をソーシャルレンディングで運用しています。
ソーシャルレンディングサービス 全社比較(怪しい業者も含む)
国内で展開しているソーシャルレンディングを紹介していきます。
正直に言うと、1年後の存続も怪しいソーシャルレンディングも存在するので、決して下記の案件をおすすめしているわけではないことをご理解ください。
少しでも役に立てばと思い、管理人による信頼度として5つ星で評価してみました。こちらも、管理人の独断と偏見ですので、あくまで参考程度としてください。
SBIソーシャルレンディング
特徴:SBIグループが運営しているので安心できる。返済の延滞・デフォルトは0件(2016年末時点)
参考利回り:6.5%
手数料:出金手数料無料
信頼度:★★★★★
公式サイト
SBIソーシャルレンディングは、ソーシャルレンディングが注目される前から細々と運営していたサービスです。
SBI証券でも有名なSBIグループが運営しているソーシャルレンディングなので、信頼度は抜群に高いです。
SBIソーシャルレンディングの特徴として、証券担保ローンへの投資案件があります。利回りは低めですが、SBI証券で信用取引をしている個人投資家に対して、信用取引の資金を貸し出して利回りが得られる、SBIソーシャルレンディングならではの案件です。(証券担保ローンは2017年で終了)
その他にも、不動産担保付きの事業者ローンなどがあり、これは高いもので6.5%の利回りが得られます。
もちろん、ソーシャルレンディング自体が投資なので、貸付先が破綻した場合などは損失を被る可能性はあります。
しかし、これまでに大きなトラブルも起こしていませんし、業者としての信頼は抜群に高く、安心してお金を預けられると思います。
SBIソーシャルレンディングに対する口コミ
◯SBIだんだん集まり良くなってきてるね
◯最近はSBIとmaneoしか入れてないなぁ・・・
利回り悪けりゃ低リスクって訳じゃ無いのだろうけど10%越えに入れる勇気はもう無いわ
◯そもそも融資先のデフォルトリスク以上にソシャレン業者のデフォルトリスクが怖いからな
去年まではSBIしか安心できなかった、maneoもGMOの資本が入って以降やっと安心できるようになった
maneo(マネオ)
特徴:国内初のソーシャルレンディングで実績No.1
参考利回り:8%
信頼度:★★★★★
公式サイト
日本初のソーシャルレンディングサービスとして知名度も高いmaneo(マネオ)。
投資案件も豊富で、運用利回りが高めに設定されているのも評判の理由です。
最近は不動産担保付きローンや信用保証がある案件なども増えてきており、投資家側でリスクを測りつつ、様々な案件に投資ができるようになっています。
また、個人的にマネオは案件ごとの説明がしっかりとしている印象があるので安心できます。
最近はGMOクリック証券を中心に、業務提携やベンチャーキャピタルからの出資を受けるなど、事業拡大に意欲を見せています。
すでにGMOクリック証券からマネオ案件への投資ができるようになっていることからも、信頼度が非常に高いソーシャルレンディングです。
マネオに対する口コミ
◯貸出残高が大きく黒字経営のmaneo
◯maneoは発足以来、貸し倒れ0らしいですね、確実ですね。
◯maneoも最初の頃の個人向けローンで貸し倒れあったんじゃなかった?
◯SBIやmaneoが安全性では勝っているのではと考えます
◯確かにSBIやmaneoは安牌だけど早期償還があったり運用利回り低かったりして満足できない可能性がありますよ
クラウドバンク
特徴:1万円という少額からの投資が可能
参考利回り:6%
信頼度:★★★★
公式サイト
ほとんどの案件で1万円から投資ができるようになっているのが、クラウドバンクの特徴です。
運用歴はまだ浅いのですが、案件が豊富であることから着実に貸出実績を増やしています。
ただ、以前のプロジェクトで貸付先が危うい状況に陥り、償還遅延が起こったり、行政指導を受けるなどの問題点もあります。
クラウドバンクはソーシャルレンディング業界では知名度も高く、会社自体はしっかりしていると思うのですが、まだ体制づくりが整っていない印象を受けるので信頼度を少し下げました。
しかしながら、1つのプロジェクトに200人以上が投資をしているケースもあり、多くの投資家に注目されているソーシャルレンディングなのだと感じます。
クラウドバンクのキャンペーンファンドは利回りが7%を越えることも多いので、狙い目です。
クラウドバンクに対する口コミ
◯クラウドバンクは案件の説明が匿名過ぎるからなぁ
◯クラウドバンク、社長が変わってからやる気が感じられない。
◯クラウドバンクの案件説明、ちょっと不透明過ぎない?
グリーンインフラレンディング
特徴:再生可能エネルギー案件に特化している
参考利回り:12%
信頼度:★★
公式サイト
グリーンインフラレンディングは、マネオの運営元であるmaneoマーケット株式会社が新しく立ち上げたサービスです。
グリーンインフラレンディングの特徴はなんといっても、再生可能エネルギー案件に特化しているソーシャルレンディングであるということです。
具体的には、メガソーラーや風力発電所の建設費用を事業者に貸し付ける仕組みです。最終的に事業者は完工した太陽光発電所を売却し、その資金を返済元金に充当します。
まだ投資実績が少ないため信頼度を少し下げましたが、業界大手のマネオが運営しているので安心して投資できるサービスだと思います。
ただし、すでに太陽光発電所の販売事業にイケイケ感がなくなってきていることから、危険を感じて投資を見送る投資家も出てきています。
グリーンインフラレンディングに対する口コミ
◯グリーンインフラ分散先にはいいかもしれん
◯どう考えてもグリーンインフラよりトラストレンディングの12%
◯太陽光はもうお腹いっぱいだから口座見送ったわ
AQUSH(アクシュ)
特徴:案件数は少なめ
参考利回り:5.5%
手数料:表示利回りから1.5%が差し引かれる
信頼度:★★
公式サイト
最近は案件が少なくなってきたAQUSH(アクシュ)ですが、以前はソーシャルレンディングを代表する業者の1社でした。
アクシュは貸付残高の年率1.5%を投資家からの手数料として請求しています。
つまり、アクシュで年率4.0%の案件に投資した場合、年率1.5%の手数料が差し引かれて実質的な利回りは2.5%になるということです。
その分、不動産担保や保証会社を通じた案件など、リスクが低めのものが多いです。
Jトラスト傘下の日本保証やアサックスなどの上場企業をパートナーに迎えていることも安心材料のひとつです。
ただ、現状ほとんど稼働していないようなので信頼度は少し下げました。
Lucky Bank(ラッキーバンク)
特徴:不動産担保付き案件に特化している
参考利回り:10%
信頼度:★★★
公式サイト
ラッキーバンクは、案件は少なめですが全案件に不動産担保を設定しているのが特徴です。
それでいて10%という高い利回りの案件を募集することもあり、ラッキーバンクの案件は投資家の評判は高いです。
口コミでも、ラッキーバンクは募集と同時にすぐ完売してしまうという意見があり、その勢いを感じさせます。
貸付残高も着実に増やしており、業界では4位のポジション。
ラッキーバンクに対する口コミ
◯ラッキーバンク&クラウドバンクは、若い社長が誠実に頑張ってるイメージ。
◯ラッキーバンク瞬殺だったね。申し込めたけど一分ももたない
◯ラッキーバンクは土地の値段が上がるのが前提たからな。逆回転起きたときにまとめて元本割れる
クラウドクレジット
特徴:ハイリスクな海外案件が多い
参考利回り:13%
手数料:出金手数料は毎月1回無料
信頼度:★★★★★
公式サイト
クラウドクレジットは、ソーシャルレンディングの中でも海外案件に特化しているため、ハイリスクハイリターンと言えます。
例えば、金利の高い新興国の中小企業に貸付を行うファンドなどがあります。
貸付先が新興国の事業者なので、予定通りに償還される可能性は国内案件に劣りますが、その分高い利回りが期待できます。
また、クラウドクレジットの海外案件は、為替の影響を受けることも考慮しなくてはなりません。円安になれば利回りは上がりますが、逆に円高になってしまうと為替の影響によって利回りが下がってしまいます。
投資案件によっては、「為替ヘッジあり」や「2年間の運用実績あり」など信頼できるファンドもあるので、慎重に吟味しながらであれば、面白い案件も多数発掘できそうです。
また、海外案件の中にはマイクロファイナンス(貧困者への小口融資)も含まれているため、慈善事業の一つとして考えることもできます。
クラウドクレジットの会社自体は、マネックスや伊藤忠系のベンチャーキャピタルから出資を受けており、会社としては安心できます。
クラウドクレジットに関する口コミ
◯クラクレは不動産担保ばかりの時代の最後のオアシス
◯カメルーンのヘッジあり、利回りいいね
◯海外投資はガイアからクラクレへと徐々に移行中
OwnersBook(オーナーズブック)
特徴:不動産投資案件に特化している
参考利回り:5%
信頼度:★★★★★
公式サイト
OwnersBook(オーナーズブック)は、ロードスターキャピタルという会社が運営している、不動産案件に特化したソーシャルレンディングです。
オフィス物件、住宅物件など様々種類の物件に投資ができます。投資家は、物件概要や立地に関する情報を見ながら投資判断を行います。
オーナーズブックが扱う不動産投資物件の中には、すでに投資額の70%を銀行から借りており、10%をソーシャルレンディングで調達し、残りを自己資金で賄うといった案件も数多く存在します。
銀行借入ができない会社がソーシャルレンディングで資金調達しているのではなく、銀行借入を補完する形でソーシャルレンディングを活用しているので、銀行のお墨付き案件に投資ができるということです。
また、投資する物件は担保設定されているため、もし貸付金が返済されない場合は担保を売却することで資金回収が行なえます。
利回りが低いのがオーナーズブックのデメリットですが、その理由についてロードスターキャピタルの社長はこのように語っています。
投資家目線で担保の案件を選んでいるため、利回りは控えめだが、リスクも低い
(日経のインタビューにて)
手数料は入金時の振込手数料と、出勤時の300円+税のみです。
運営元のロードスターキャピタルは、不動産投資会社です。日本経済新聞やブルームバーグのインタビューなども受けており、信用面での問題もないと思います。
日経ヴェリタスでも「2017年に上場するかもしれない企業リスト」としてロードスターキャピタルが取り上げられていました。
オーナーズブックに対する口コミ
◯オーナーズブック、話題にすらならない
◯親会社が黒字経営
J.LENDING(ジェイ・レンディング)
特徴:パチンコホールに対する貸付を行う
参考利回り:8%
信頼度:★★
公式サイト
J.LENDING(ジェイ・レンディング)は、主にパチンコ店を経営している事業者に対して貸付を行う案件を揃えています。
パチンコホールの経営は、新台の入れ替え時に多額の資金が必要となることが多く、その際に一時的な資金需要が生まれます。
ハイクラスなソーシャルレンディングサイトとし、出資額が50万円からと敷居は高めです。
事業者が所有する店舗や不動産を担保設定しているので、いざという時は担保売却による資金の回収が行なえます。
ジェイレンディングを運営しているジャルコは、上場企業のジャルコホールディングス傘下です。
ジャルコホールディングスは主にパチンコ店に対してパチンコ台を貸したり、資金を貸し付ける事業を行っています。
上場してはいるものの、いわゆるボロ株に近い小さな会社であること、ジェイレンディングとしての実績がまだ少ないことから信頼度は下げました。
クラウドリース
特徴:業界大手のmaneoマーケットが運営
参考利回り:8%
信頼度:★★★
公式サイト
ソーシャルレンディング業界No.1のマネオを運営するmaneoマーケット株式会社は、ジャンルごとに特化型のソーシャルレンディングサービスを展開しています。
その1つが再生可能エネルギーに特化したグリーンインフレンディングであり、そして店舗ビジネスに特化したものがクラウドリースとなります。
クラウドリースは、店舗型ビジネスを運営する中小企業・ベンチャー企業に対して設備資金などを貸し出すソーシャルレンディングです。
店舗型ビジネスと言っても、パチンコホールへの貸付が多いようです。
2万円程度から出資できる点も魅力です。
クラウドリースに対する口コミ
◯クラウドリース、もうちょっと新規の借り手を増やせんもんかね。パチ屋案件だと6社くらいでぐるぐる回してるだけだから、ちょっと新規投資をためらってしまう
スマートエクイティ
特徴:独自色の強い案件が豊富
参考利回り:5%
信頼度:★★
公式サイト
スマートエクイティはAIP証券が提供するソーシャルレンディングです。
スマートエクイティが取り扱っている案件は他社にはないものが多いです。
例えば、「スリランカ預金ファンド」や「トランクルーム投資」、「サプリ生活ボンド(社債)」などがあります。過去には「映画ファンド」なるものも組成していました。
利回りも幅広く、1%台のものもあれば8%程度の利回りが得られる案件もあります。ただし、最近は募集案件が少なめです。
証券会社が提供しているサービスということで安心感はありますが、AIP証券自体の知名度が低いので信頼度は低めに設定しています。
LCレンディング
特徴:マネオとロジコムによる提携
参考利回り:6%
信頼度:★★★★
公式サイト
LCレンディングはロジコムグループの開発物件に投資できるのが特徴です。
利回りはそこまで高くはないのですが、不動産担保付き、保証付き案件が多く安心感があります。
不動産物件は、商業施設やホテルなどラインナップが豊富。口コミでも評判の良いソーシャルレンディングです。
また、運営元が業界トップのマネオマーケットであり、また取扱う案件も上場企業のロジコムの不動産であることから信頼度は高めに設定しました。
LCレンディングに対する口コミ
◯トラストレンディングといいLCといい、なかなか好案件をもってくるわ
◯ラキバンに入れるつもりだった資金LCに入れた
◯分散でマネオの4%にするくらいなら、LCにした方がまし
スマートレンド
特徴:なんでも扱うというスタンス
参考利回り:6%
信頼度:★★★
公式サイト
スマートレンドも、maneoマーケット株式会社が運営するソーシャルレンディングの一つです。
何かに特化したソーシャルレンディングではなく、高利回りの案件から低利回りの案件まで、幅広くなんでも扱う方針です。
日本から海外進出を目指す起業への運転資金などで年率5%程度の利回りを獲得できます。
アメリカンファンディング
特徴:米国不動産案件に特化したソーシャルレンディング
参考利回り:8%
信頼度:★★
公式サイト
アメリカの不動産案件の開発資金を募集しているソーシャルレンディング。
募集するすべての案件にアメリカの不動産物件の担保をつけています。
しかし、以前見かけたブログでアメリカの不動産投資で失敗をして、その物件の担保価値がほとんどなかったという話もありましたので、リスクは高めです。
投資が自己責任である以上、どれだけ担保があると言っても日本国外の案件は慎重にいくべきだと思います。
また、1案件あたりの募集金額が300万円以下と少ないのが気になります。
ちなみに、アメリカンファンディングもmaneoマーケットが展開しているのでまだ安心はできる方ではないかと思います。
アメリカンファンディングに対する口コミ
◯アメリカンファインディングの存在感のなさ
みんなのクレジット
特徴:利回りがとてつもなく高い
参考利回り:14%
信頼度:★
公式サイト
とにかく利回りが高く目を引くのがみんなのクレジットの特徴です。
企業に対して事業資金を融資するファンドの募集で、担保付き・保証付きのものが多いです。
しかしながら、みんなのクレジットに対しては少し懐疑的に見ておいた方が良いと私は思います。
1つめの理由は、運営事業者でありみんなのクレジット株式会社が2015年に設立されたばかりのベンチャー企業であり、従業員数も9名しかいないということです。
2つめは、みんなのクレジットが募集している最大利回り14.4%の不動産ローンファンドですが、あまりに投資利回りが高すぎるという点です。
利回りが高いのは良いことなのですが、借り手は年利14.4%に3%の手数料を乗せた金利で資金を調達します。
消費者金融並の高金利で資金調達をするということは、貸し倒れリスクも高くなると考えるのは当然です。
みんなのクレジットに対する口コミ
◯みんクレは運営会社の情報少ないからパス
◯みんクレは明らかに異常。 おそらく初っぱなは償還して信用させるんだろうが。。
◯みんクレって担保が有価証券ばっかりだな、しかも担保の評価額が明記されてない案件多いし
111ソーシャルレンディング
特徴:アメリカの会社が日本に進出???
参考利回り:8%
信頼度:★
公式サイト
「ワンイレブンソーシャルレンディング」と読みます。
111 Capital, Inc.という米国の会社が運営しており、住所もロサンゼルスです。
投資案件も米国不動産担保物件が中心で、全て有担保とのことですが、金額がドルベースであることなど、不安材料は大きめです。
利回りが特段高いわけではないので、あえてこのソーシャルレンディングに手を出す必要性は、管理人は感じません。
トラストレンディング
特徴:高利回りの投資案件が魅力
参考利回り:12%
信頼度:★
公式サイト
高利回りの募集案件が多いのですが、会社の実態がよくわからないということで信頼度は低めです。
運営元のトラストファイナンスは、ビジネスローン事業を展開している会社のようです。
不動産担保ローンを年13%で貸付、1%が営業者報酬で12%を投資家に還元するというのはわかりやすく評価できるのですが…
実績がまだ少ないので、気にはなりますがもう少し様子を見たいところ。
トラストレンディングに対する口コミ
◯営業報酬1%ってグループは黒字でもソーシャルレンディング事業は完全に赤字だよね、ここ大丈夫なん?
◯サーバーが脆弱すぎ
◯親会社が黒字経営
ガイアファンディング
特徴:アメリカの不動産に投資
参考利回り:10%
信頼度:★★
公式サイト
ガイアファンディングは、maneoマーケットがサポートするソーシャルレンディングです。
主にアメリカの不動産事業者に対して開発資金を融資するプロジェクトが多いです。
アメリカンファンディングとの違いがよくわかりませんが、利回りはガイアファンディングの方が高めです。
募集案件は担保付きなので、貸出資金の返済が難しくなった場合は、担保売却による回収が可能です。
ガイアファンディングに対する口コミ
◯運用期間18ヵ月の案件がわずか3ヵ月で早期償還してきよった、さすがにはえーよ
◯それにしてもガイアは、人気ないな
◯担保の順位出さんとほぼ無担保と変わらんで
TATERU FUNDING(タテルファンディング)
特徴:1口10万円から、透明性は抜群に高い
参考利回り:5%
信頼度:★★★★★
公式サイト
東証マザーズ上場のインベスターズクラウドが展開するTATERU FUNDING(タテルファンディング)は、利回りこそ低めですが投資案件の透明性はダントツで高いです。
ネットで手軽にできるソーシャルレンディングとは違い、投資案件はインベスターズクラウドの物件となります。
また、運用期間中にインベスターズクラウドに申請することで、出資金の換金や第三者への売却も可能となっており、柔軟性が高いです。
Crowd Realty(クラウドリアルティ)
特徴:国内・海外の不動産に特化した案件を扱う
参考利回り:9%
信頼度:★★★
公式サイト
しばらく準備中が続いていたものの、ようやく第1号案件がスタートしたクラウドリアルティ。
その名前の通り、主に国内・海外の不動産に関するプロジェクトへの融資が中心となります。
不動産に特化した投資型クラウドファンディングとして第一号案件は「エストニア不動産担保ローン」の利回り9%案件。
これからの展開に期待。
さくらソーシャルレンディング
特徴:地方創生を目的として様々な地域に事業資金を融資する。
参考利回り:7%
信頼度:★★
公式サイト
福岡県を拠点とする事業者が運営しているさくらソーシャルレンディング。
マネオとの提携によって地方創生を目指すソーシャルレンディングとして誕生し、ローン残高を増加させています。
九州や中部の事業者貸付が多いのですが、担保・保証あり案件が多くリスクはカバーできています。
キャッシュフローファイナンス
特徴:キャッシュフローを返済原資とするソーシャルレンディング。
参考利回り:8%
信頼度:★
公式サイト
マネオマーケットのプラットフォームで運営される新しいソーシャルレンディング業者。
スタートしたばかりなので、また具体的な内容が見えないのですが、主にキャッシュフローファイナンス社の子会社に対する貸付を行います。
そして、その子会社が保有する不動産収益(キャッシュフロー)を原資として返済にするとのこと。
ただし、不動産から得られるキャッシュフローで8%以上の利回りが出せるということは相当なレバレッジがかかっていることが予想されます。
アップルバンク
特徴:給与前払いシステム事業を営む会社への資金提供
参考利回り:8%
信頼度:★
公式サイト
キャッシュフローファイナンスに続きマネオマーケットが手を組んだのが、アップルバンクです。
アップルバンクも他の会社と同様に、不動産担保付きのローン事業や不動産開発事業を手がける会社への融資が中心です。
少し変わっているのは、給与前払いシステム事業を営んでいる会社に投資する案件があること。これはアップルバンクならではの投資案件だと思います。
給与前払いシステムというのは、近年少しずつ盛り上がりを見せているサービスで、会社に変わって金融業者が給料の前払いに応じるという仕組みです。
給料の前払い(一時的な借入)をしても、返済原資が毎月支払われる給与であることや、借り手が会社勤務者であることから、貸し倒れリスクが小さいのが、給与前払い事業の特徴です。
【お知らせ】
ソーシャルレンディング業者の投資案件を一括で比較できる「くらべるレンディング」というサイトを作りました。
私自身がこういうサイトがあったらいいなと思い、投資家目線で作ったサイトです。投資収益シミュレーターもありますので、ぜひご活用ください。
ソーシャルレンディングに関する知識を提供している「ソーシャルレンディングの教科書」もよろしくお願いします。