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【社会】加計学園、獣医学部定員減らす 文科省審議会「多すぎる」愛媛県今治市で獣医学部の新設を計画している学校法人「加計(かけ)学園」が、文部科学省の審議会から「定員が多すぎる」と指摘を受け、学生の入学定員を百六十人から百四十人に修正したことが市の関係者などへの取材で分かった。審議会は八月中に学部設置の可否を判断し、文科相に答申する見通しだ。 加計学園は三月末、学部の設置認可を求める申請書を文科相に提出。市関係者によると、審議会から学園の計画に指摘があった。 獣医系大学の定員はこれまで全国の十六校で計九百三十人に抑えられ、最多の大学でも百二十人だった。加計学園の計画は既存大学の規模を大きく上回り、日本獣医師会などから獣医師の質の低下を心配する声が上がっている。 加計学園の開設準備責任者の吉川泰弘・新学部設置準備室長は取材に、「変更届を出したが、変更内容は明かせない」と答えた。 関連記事ピックアップ Recommended by
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