藤山要吉と小樽市公会堂
2015年04月28日
商都小樽の功労者として知られる藤山要吉は、嘉永4年秋田市に生まれた。生家は藩主御用達の油製造業を営んでおり、彼の天才的ともいわれる商人としての勘は、この時からすでに培われはじめていた。
慶応3年、産業開発の波が押しよせつつあった北海道に着眼、志を胸に弱冠17歳にして単身松前へ。回船問屋に身を置いた彼は、ここで本道の経済情勢を学び、北海道開発の将来性を小樽に見いだした。
明治5年来樽。廻船問屋藤山家に手代として雇われた要吉は、その商才を買われ養子となる。養父の死後、家督を相続したのちは、実業家としてその敏腕を縦横に遺憾なく発揮、北海道有数の藤山事業閥をつくりあげた。小樽産業の先べんをつけ、人間的にも信望を集めた彼の数々の偉業は高く評価されている。
また、漁業、農業、商工業と広範囲に渡った藤山家の事業益、私財は惜しみなく社会事業に投ぜられた。
小樽公会堂もそのひとつで、藤山家の寄附によるものである。皇太子時代の大正天皇が北海道巡幸の折、その旅館として建設されたもので、当時の私費2万8千円余りを献じた純日本風の荘厳な建物である。
市内を一望できる小樽公園内には、要吉の銅像が建立され、彼の道徳を今に伝えている。
~おたる 歴史への誘い
月刊ラブ おたる 平成2年4月号~4年12月号連載より
《指定第12号》
今日は、小樽公園へ出かけてみました。
港側はこれから。
30分ほど公園にいましたが
30台ほどの車が、来たのではないでしょうか
親子連れ、御夫婦で、犬の散歩に、カメラを片手に、休憩に・・・。
『小樽市民に親しまれている公園なんだ。』と再認識しました。
ちょっぴり、うれしぃ出来事でした。
群生 青の見ごろは
今週いっぱいかな?
赤い石も見頃です
赤い石は違うと思いますが、、、。
『いいの』
そば会席 小笠原
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