トランプ大統領 2週間の夏休み 野党から批判

トランプ大統領 2週間の夏休み 野党から批判
アメリカのトランプ大統領は東部ニュージャージー州のゴルフ施設で2週間余りの夏休みに入りましたが、去年の大統領選挙では休暇を取るオバマ前大統領を非難していたことから批判も出ています。
トランプ大統領は4日、ホワイトハウスを出て、東部ニュージャージー州のゴルフ施設トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブに到着し、20日までの17日間、滞在する予定です。

これについて、ホワイトハウスのウォルターズ副報道官は記者団に対し、大統領執務室などがあるウエストウイングと呼ばれる建物でエアコンの工事が行われるためだと説明しました。そして「ワーキング・バケーションだ。トランプ大統領は働き続ける」と強調しました。

一方で、トランプ大統領は去年の大統領選挙で、休暇を取りゴルフをするオバマ前大統領を繰り返し非難し、みずからが大統領になれば休暇を取らないなどと主張していました。

このため、野党・民主党の全国委員会は声明を出し「トランプ大統領は就任から半年余り大きな成果を挙げられず混乱しているにもかかわらず、オバマ前大統領以上に休暇を取り、仕事よりもゴルフをしようとしている」と批判しています。

また、アメリカメディアは「トランプ大統領は休暇先でもツイッターで発信し続けるだろう」と皮肉交じりに伝えています。

米議会も夏休み

アメリカ議会も下院に続き4日、上院が来月上旬までの夏休みに入りました。

トランプ大統領は与党・共和党に対し、夏休みを返上してでもオバマ前政権が導入した医療保険制度いわゆるオバマケアを見直すための法案を議会で可決するよう求めていました。しかし、野党・民主党に加え共和党の一部も反対し、法案が相次いで否決され、暗礁に乗り上げました。

これについて、トランプ大統領はツイッターで批判するなど不満を募らせていて、議会との溝が深まっています。議会では、このほか夏休み明けに税制改革や来年度予算の審議などが控えていて、引き続き調整は難航することが予想されます。
トランプ大統領 2週間の夏休み 野党から批判

トランプ大統領 2週間の夏休み 野党から批判

アメリカのトランプ大統領は東部ニュージャージー州のゴルフ施設で2週間余りの夏休みに入りましたが、去年の大統領選挙では休暇を取るオバマ前大統領を非難していたことから批判も出ています。

トランプ大統領は4日、ホワイトハウスを出て、東部ニュージャージー州のゴルフ施設トランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブに到着し、20日までの17日間、滞在する予定です。

これについて、ホワイトハウスのウォルターズ副報道官は記者団に対し、大統領執務室などがあるウエストウイングと呼ばれる建物でエアコンの工事が行われるためだと説明しました。そして「ワーキング・バケーションだ。トランプ大統領は働き続ける」と強調しました。

一方で、トランプ大統領は去年の大統領選挙で、休暇を取りゴルフをするオバマ前大統領を繰り返し非難し、みずからが大統領になれば休暇を取らないなどと主張していました。

このため、野党・民主党の全国委員会は声明を出し「トランプ大統領は就任から半年余り大きな成果を挙げられず混乱しているにもかかわらず、オバマ前大統領以上に休暇を取り、仕事よりもゴルフをしようとしている」と批判しています。

また、アメリカメディアは「トランプ大統領は休暇先でもツイッターで発信し続けるだろう」と皮肉交じりに伝えています。

米議会も夏休み

アメリカ議会も下院に続き4日、上院が来月上旬までの夏休みに入りました。

トランプ大統領は与党・共和党に対し、夏休みを返上してでもオバマ前政権が導入した医療保険制度いわゆるオバマケアを見直すための法案を議会で可決するよう求めていました。しかし、野党・民主党に加え共和党の一部も反対し、法案が相次いで否決され、暗礁に乗り上げました。

これについて、トランプ大統領はツイッターで批判するなど不満を募らせていて、議会との溝が深まっています。議会では、このほか夏休み明けに税制改革や来年度予算の審議などが控えていて、引き続き調整は難航することが予想されます。