またまた今何十度目かの朝比奈マイブーム到来!
ひたすら録音を漁って、聴いている。
仕事が捗るし、プライベートのヒーリングにもなっている。
因みに今は、最後の演奏となった『英雄』を聴いています。うーん、この歳でこの演奏ができるものなのか・・・。
ひたすら唸るしかない。
そこで敢えてここで選ぼう!朝比奈隆の録音(録画)ベスト5!
①ベートーヴェン 交響曲第9番 大阪フィル(1997)
②ブルックナー 交響曲第8番 大阪フィル(1994)
③ベートーヴェン 交響曲第3番 大阪フィル(1992)
④ブルックナー 交響曲第5番 大阪フィル(1973)
⑤マーラー 交響曲第2番 大阪フィル(1995)
なんと!全部大フィルだ!!
自分でも驚いたが、まぁ贔屓目なのかなぁ・・・。
何より、実演で聴いて良かったものを優先して挙げた。
だからかなり偏りはある。
N響も新日フィルもないだと!?ザンクトフローリアンの『ブル7』がどうしてないんだ!?都響との『ブラ1』がどうしてないんだ!?
はいはいすいませんすいません、そういう批判はあるでしょう、でもまずは、僕の思い出を優先させてくださいな。
この中で実演を聴いたのが、①と②と⑤。これはどれもたまげた。
①は終演直後、涙が止まらなかった。
御大の演奏は録音前提なので、自分の「ブラボー」を入れておきたいと、当時所謂「ブラボー隊」の一員として暗躍していたのだが、声がどうしても出なかった。
そのくらい感動した。
今、録音で聴くと、そりゃ粗も聞こえる。
しかし、去年の大晦日、いわきに向かう車中でこれを聴いて、泣いたなぁ。
「ヤマモト君よ、お前はまだ頑張れるのかい?」と、御大に問われているようで、運転しながら泣いた。
②は映像で、最後の方、しれっと19歳当時の僕が映っている。
これも泣いた。御大の『ブル8』を聴くのはこれが2回目だったが、第一楽章から、こりゃとんでもないことが起こったぞ!と、驚愕した記憶がある。
御大の真の実力に初めて圧倒された瞬間だ。
③は、実は大学受験の際、前日ホテルで気合入れと験担ぎに聴いた録音だ。
御大の『英雄』は、どれも良すぎて甲乙つけられない。
しかし、僕は受験の前日聴いた思い出として、この録音を挙げる。
この録音はユニークで、例の第一楽章の「トランペットの欠落」をどうするかで、何と最初の4小節をトランペットに吹かせて、残りの4小節を木管に吹かせるという、前代未聞の試みを決行した。
それがなんというか、呼びかけが天上からこだまするような、絶妙な効果を上げているのだ。
それも含めて、これを選びたい。
④は、これも御大の得意曲でありながら、なかなか決定版が出なかったものだ。
新日フィル盤を推す声も多かろうが、僕はこれを選ぶ。
今もフィナーレを聴き直していたが、気迫が段違いに違う。そして呼吸が深い。
奏者が感じ入って演奏しているのが良く解る演奏だ。
終演後の観客の興奮ぶりもガチのものだ。晩年は「朝比奈詣」と言って、ブラボーが儀式的なものになっていったが・・・。
⑤は、「意外と良かった」演奏。
御大のマーラーはねぇ・・・と舐めてかかっていたら、感動的だった。
実は御大、マーラーも意外といけるのだ。
まぁ「朝比奈流」ではあるんだけどね・・・。
リハーサルを見学させていただいた思い出としても、残る演奏。
興味があれば是非。
21世紀の朝比奈布教に役に立てばと。
ひたすら録音を漁って、聴いている。
仕事が捗るし、プライベートのヒーリングにもなっている。
因みに今は、最後の演奏となった『英雄』を聴いています。うーん、この歳でこの演奏ができるものなのか・・・。
ひたすら唸るしかない。
そこで敢えてここで選ぼう!朝比奈隆の録音(録画)ベスト5!
①ベートーヴェン 交響曲第9番 大阪フィル(1997)
②ブルックナー 交響曲第8番 大阪フィル(1994)
③ベートーヴェン 交響曲第3番 大阪フィル(1992)
④ブルックナー 交響曲第5番 大阪フィル(1973)
⑤マーラー 交響曲第2番 大阪フィル(1995)
なんと!全部大フィルだ!!
自分でも驚いたが、まぁ贔屓目なのかなぁ・・・。
何より、実演で聴いて良かったものを優先して挙げた。
だからかなり偏りはある。
N響も新日フィルもないだと!?ザンクトフローリアンの『ブル7』がどうしてないんだ!?都響との『ブラ1』がどうしてないんだ!?
はいはいすいませんすいません、そういう批判はあるでしょう、でもまずは、僕の思い出を優先させてくださいな。
この中で実演を聴いたのが、①と②と⑤。これはどれもたまげた。
①は終演直後、涙が止まらなかった。
御大の演奏は録音前提なので、自分の「ブラボー」を入れておきたいと、当時所謂「ブラボー隊」の一員として暗躍していたのだが、声がどうしても出なかった。
そのくらい感動した。
今、録音で聴くと、そりゃ粗も聞こえる。
しかし、去年の大晦日、いわきに向かう車中でこれを聴いて、泣いたなぁ。
「ヤマモト君よ、お前はまだ頑張れるのかい?」と、御大に問われているようで、運転しながら泣いた。
②は映像で、最後の方、しれっと19歳当時の僕が映っている。
これも泣いた。御大の『ブル8』を聴くのはこれが2回目だったが、第一楽章から、こりゃとんでもないことが起こったぞ!と、驚愕した記憶がある。
御大の真の実力に初めて圧倒された瞬間だ。
③は、実は大学受験の際、前日ホテルで気合入れと験担ぎに聴いた録音だ。
御大の『英雄』は、どれも良すぎて甲乙つけられない。
しかし、僕は受験の前日聴いた思い出として、この録音を挙げる。
この録音はユニークで、例の第一楽章の「トランペットの欠落」をどうするかで、何と最初の4小節をトランペットに吹かせて、残りの4小節を木管に吹かせるという、前代未聞の試みを決行した。
それがなんというか、呼びかけが天上からこだまするような、絶妙な効果を上げているのだ。
それも含めて、これを選びたい。
④は、これも御大の得意曲でありながら、なかなか決定版が出なかったものだ。
新日フィル盤を推す声も多かろうが、僕はこれを選ぶ。
今もフィナーレを聴き直していたが、気迫が段違いに違う。そして呼吸が深い。
奏者が感じ入って演奏しているのが良く解る演奏だ。
終演後の観客の興奮ぶりもガチのものだ。晩年は「朝比奈詣」と言って、ブラボーが儀式的なものになっていったが・・・。
⑤は、「意外と良かった」演奏。
御大のマーラーはねぇ・・・と舐めてかかっていたら、感動的だった。
実は御大、マーラーも意外といけるのだ。
まぁ「朝比奈流」ではあるんだけどね・・・。
リハーサルを見学させていただいた思い出としても、残る演奏。
興味があれば是非。
21世紀の朝比奈布教に役に立てばと。