福井コウノトリ兄弟の愛称募ります
県は四日、越前市中野町のケージで五月に誕生したコウノトリ(国特別天然記念物)の幼鳥二羽が、いずれも雄と判明したと発表した。幼鳥の愛称を二十八日まで募集する。 二羽は、四十六年前に旧武生市(越前市)白山地区で保護された「武生」の娘「紫」が産んだ有精卵から誕生した。県が卵を兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園から譲り受け、雄の「ふっくん」と雌の「さっちゃん」のペアが温めてふ化させた。 ともに両親を上回る体重五キロに成長し、兄弟仲も良いという。年内に放鳥する予定。 県自然環境課のホームページから応募用紙をダウンロードし、二羽の愛称と理由、応募者の氏名、住所、年齢、性別、電話番号を書いて同課に郵便やファクス、メールで送る。 愛称の発表は九月ごろの予定。採用者には表彰状と記念品を贈る。 (問)県自然環境課=0776(20)0306 (尾嶋隆宏) |
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