一般に、人間の視線は自然な状態で水平方向からやや下側を向いていると言われています。
これは立っている時と、座っている時でも少し異なるようです。立っているときは水平方向から10度、座ってるときは10度から15度下を向いているようです。
この視線の向きにテレビ画面の中心がくるようにすると目に負担がかかりません。
また、長時間画面を見つめていると瞬きの回数が減り、ドライアイになりやすいといわれています。視線を上に向けた場合と下に向けた場合では、上に向けたほうが、目の渇きが4倍ほど早いそうです。ドライアイ防止のためにも画面は目線よりも下になるように設置したほうがいいでしょう。
それでは50V型のプラズマテレビを設置する場合を考えてみましょう。仮にソファに座った時の目の高さが110cmとすると、最適視聴距離180cmから画面の中心が目の高さから30cm~50cmぐらい下がった位置にくるように設置するといいですね。
50V型のプラズマテレビの画面中心までの高さが約40cmなので、テレビ台としては、高さが30cm~50cmぐらいのものを購入すると目に負担がかからないでしょう。
同様に、ソファを購入する場合は、床からテレビ画面の中心までの高さを計り、その高さよりも座ったときに30cm~50cmぐらい高い位置に目の高さがくるようなソファを選びましょう。
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