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富山新聞

厳しい暑さの中で町内を練る神輿行列=4日午前10時40分、金沢市金石本町

汗だくの神輿行列 大野湊神社夏季大祭開幕 金沢

2017/08/04 15:58

 石川県内が高気圧に覆われ、厳しい暑さとなった4日、金沢市無形民俗文化財の大野湊神社(同市寺中町)の夏季大祭が3日間の日程で始まった。強い日差しの下、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と猿田彦(さるたひこの)大(おお)神(かみ)(佐那武大神(さなたけのおおかみ))を乗せた神輿(みこし)2基が神社を出発し、担ぎ手の男衆は汗だくになりながら「ヤットコセー、ヨーイヤラー」の木遣(きや)り唄で気勢を上げた。

 

 住民約1500人による神輿や曳山(ひきやま)、太鼓台などの行列は、金石地区を練って港町を熱気で包んだ。5日は海上安全祈願祭が営まれ、6日は神輿を神社に戻す。

 

 正午までの最高気温は金沢34・9度、加賀市菅谷34・8度など全11観測地点で真夏日となった。菅谷と志賀(34・1度)、羽咋(33・2度)で今年最高を記録した。