2012/08/18(SAT)~09/02(SUN)

初代王者の栄誉はAX-Fivestarsの手に

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Result Scoreboard

Interview LIA-BLUFF

今日は本当におつかれさまでした。
残念ながら準優勝という結果だったんですけれど、今日の試合を振り返ってどうでしたか?
quoLt 1マップ目を取った時にみんなすごく喜んで。
勝てるという雰囲気だったんですけど、2マップ目以降流れをもっていかれた。負けたけど楽しかったし実力も出しきったんで、これはこれでよかった。いい経験になりました。
実力も本当に出しきれた感じなんですね。
quoLt はい、出しきりました。現時点では。
なるほど。
Zerost オフラインはFPSの大会では初めてで緊張するかなと思ったんですけど、あんま緊張しなかったです。普通にできた。
quoLtも言ってたけど、楽しかったし、また来たいっす。
ceros 僕は逆に楽しかったけど悔しい思いが大きいです。
100%だったかといえば「ちょっと」って、9割ぐらいかなって感じだったんで。次勝つためにこれから努力したいですね。
良いですね。次のためにつながる感じですね。
Musha なんか、すべてのマップであんまり仕事ができなかった感じで、やっぱり緊張とかで、自分の思ったようなプレイができませんでした。若干迷惑かけたかな~って。すげー悔しくて。次は絶対勝ちたいです。

大丈夫。次があります。
Little みんな言ったとおり。凄く悔しいんで。
結構長い付き合いのメンバー※1が多くて、ずっと一緒にゲームをやってきているし、これからも一緒にゲームをやっていきたいと思っているので。武者丸も付き合い自体は短いんですけど、本当にこのメンバーでここまでやってこれてよかった。
もちろん悔しいからこのメンバーで次の大会、オフラインがあれば、絶対勝ちにいきたいです。
※1 Zerosuto、quoLt、cerosの3名
悔しさがみんなから伝わってきて聞きづらいんですが、次も皆さん本当にがんばってください。
コーチとして、今回の大会はどうでしたか?
Buddha 今日の試合は負けましたけど、みんなやっぱり”悔しい”思いと”次勝ちたい”って思いが凄くあると思うんですよ。
今聞いていい言葉だなって思ったのは、「負けたけど楽しかった」っていう。
それって落ち込んでいないってことなんですよね。
はい。
Buddha 実力は五分五分だと思っていて、勝負なんて時の運なんで、次があれば勝てるかもしれないし。
僕らは次のステージに立てるように今から努力するだけであって、次も挑戦者なんで、胸を借りるつもりで、絶対勝ちます。

LIA-BLUFFは、前身のクランからずっと勝ち続けているクランだと思うのですが、色んなクランが追い越そう、追い抜こうと思ってやっている中、実際こういうステージまで勝ち上がってくるのは本当に大変なことだなあと思っています。
そんな中で、”勝ち続けるための秘訣”とか、”モチベーションを意地するための秘訣”ってありますか?
ceros 僕たちはお互いにお互いの欠点を指摘しあうんですよ。絶対、試合をすれば誰かが何かのミスをしているはずなんです。
極端な話、勝ってるといっても、ラウンド6-0でクラン戦を終えていることなんてほとんどない。落としたラウンドでの問題をお互いが指摘しあう。そういうことをしっかりやってます。そうすると自分が気付かないミスにも周りが気付かせてくれるんですよ。

1ラウンド1ラウンドが身になっていると。
ceros そうですね。
Little モチベーションについては「悔しい」って思いですね。
試合に負けたとかクラン戦に負けたとか、普段負けないようなところに負けたとか、強いところにあと一歩で勝てそうだったとか。その悔しさがひとつと、あとは単純にやってて楽しいっていうこのふたつです。それだけです。
今日LIA-BLUFFとAX-Fivestars戦があるということで、過去の試合の履歴を見させていただいたのですが、過去三ヶ月、LIA-BLUFFとAX-Fivestarsは一度も試合をした記録がありませんでした。その試合をしなかった理由はありますか?
Buddha それはやっぱり自分たちの作戦がばれてしまいますから。それは向こうも同じです。
Little やっぱり手の内は明かさない、当然ですね。
SF2の仕様上、作戦とか配置がばれてしまうと、他のFPSに比べてリスクが大きいんです。
なるほど。これからまたLIA-BLUFFは強くなっていくと思うのですが、クランとしてここを改善したいっていうところはありますか?
また、自分たちの弱点だと認識している部分をどう直していこうと考えていますか?
Buddha LAN慣れですね。
Little オフライン大会の慣れです。それに尽きますね。
AX-Fivestarsは大会前に一週間ぐらい、オフで集まってプレイをしていたんですよ。それだけ向こうがオフラインという環境に慣れていたのが大きかったです。それも含めて、Buddhaさんが言っていた通り、今日はいい経験ができたので、こういう大会が頻繁にあれば僕らも積極的に参加していきたいです。
それでは、また会える日を楽しみにしております。
ありがとうございました。

Interview AX-Fivestars

今日は優勝おめでとうございます。本当にいい試合で、こっちも見ていて楽しい時間でした。
一同 ありがとうございます!
―― 今回のオフラインイベントを終えてどうだったか、感想を教えてください。
SyaNha1 デザートキャンプで最初にとられたとき、すごい嫌なムードだったんですけれど、2マップ目は得意のバイオだったし、工事現場もとれてよかったです。
―― AX-Fivestarsはバイオ研究所が得意なのは知っていたんですが、工事現場も得意なほうだったのでしょうか?
SyaNha1 終盤はなかなかラウンドがとれなかったんですけど、工事現場は練習してきたので。
なるほど。工事現場はラウンド差が開いて圧倒していたのかなと感じたんですが。
SyaNha1 コーチの助言がよかったんじゃないですか(笑)
barusa 今日は、1マップ目で負けた時にYamatoNの指揮をずっと見てたんですけど、結構、勘に頼った指揮をしていることが多くてそれが噛み合わなかったんですよ。そういう部分を注意するように言いました。正直、相手、強かったです。ほんと。
試合の勝因的な部分は、デザートキャンプがホント苦手で、練習はもちろんしてきたんですが、結果1stセットは取られてしまって。バイオはやっぱり一番自信がありました。問題なかったです。
相手がその時にどこを選んでくるかって考えると、工事現場を選んでくると予想していました。なので、絶対に落としてはいけないバイオと工事現場については、オフラインで集まって相当練習を重ねていました。
なるほど。そうなんですね。
barusaさんの助言で戦い方って変わったんですか?
YamatoN そうですね、最初の試合を落とした時はいつもどおりだったんですけど、弱気な指揮になっていたところを気をつけるように言われていたので。それから強気な指揮が出来るようになったんだと思います。

ほとんど対戦したことのない相手だと思うのですが、LIA-BLUFFの印象ってどんな感じでしたか?
Sogekikun ラッシュが多めだなと感じました。
さきほどbarusaさんがいってたみたいに、噛みあうと強いっていう感じでしょうか。
Sogekikun そうですね。弱気になったところをついてくるような感じでした。
そういう意味では戦い辛い対戦相手だったと。
oronai 僕はやりやすかったです。
なるほど、人によって違うんですね。
先日の大会でオンライン大会でもLIA-BLUFFとは戦っていると思うのですが、一ヶ月ぐらい戦っていない相手はどうでしたか?
今日のグランドファイナルで対戦の仕方など、変わった部分はありましたか?
barusa 前回のオンライン大会の様子は全部見たんですが、やっぱりお互い自宅でやってるってこともあってベストな状態っていうのもあって。LIA-BLUFFってAIMがすごい強いんですよ。うちはどちらかというと連携重視なんです。なので、LIA-BLUFF側は僕らへの対策をオフラインに向けてやってくると思っていました。なので、AIMを高めるのももちろんですが、オフラインでの練習を含めて、相手の対策が通じないぐらい連携を強化するように大会に臨みました。
そうですよね。一週間ぐらい「アイカフェAKIBA PLACE」店で練習をしたって聞きました。
その成果がしっかり出ているという感じでしょうか。
YamatoN かなり出ました。
なるほど。わかりました。

今回の大会、オンライン、オフライン通じて一番辛かったところってどこですか?
fpslol いやもうZAP-CARD戦ですね。
oronai そりゃZAP戦だよね。オンライン4回戦目。
SyaNha1 あれはきつかった。
YamatoN 僕らがBlue側で相手に4本先制されたんですよ。それで0-4になって。で、そこから1本とって、3本までとれて。3-4になったんですよ。この後が本当に大事なんですけど、そしたら向こうが1本とって(笑)。あれが一番きつくて。
5本目を取られるとこっちの選択肢がすごい狭まってしまうんですよ。もうあれは思い出したくないね(苦笑)
fpslol でもあれのお陰で逆境にはすごく強くなりましたね。
それでは、結構オフライン初めてって方もいらっしゃると思うし、何回も参加されてる方はいると思うんですが、会場の雰囲気はどうでしたか?
YamatoN 世界大会みたいでしたね。ほんとに韓国とかでやってる大会みたいでした。えっ?ココ日本?みたいな感じになって(笑)
観客もすっごいいたし、最高でした。
barusa いや、凄かったですホント。最高の環境でやらせてもらえました。
なんか問題点はありました?
oronai ちょっとだけ狭かった(笑)
すみません。机は少し狭かったのですが、椅子については前々から色々話は聞いていて、調節できるような椅子を用意してもらったんですよ。

YamatoN 椅子は良かった。
Sogekikun 凄く使いやすかったですね。
barusa てかあの椅子、オフライン大会で初めて見ましたよ(笑)いつもこんな感じですよだって(パイプ椅子を指さす)
YamatoN 世界大会もこんな感じじゃん(笑)
今回のオフラインにあたって、練習の方向性はどのような ものでしたか?LIA-BLUFF対策か、それとも、スタンダード なものを突き詰めていく感じでしょうか?
SyaNha1 結構スタンダードな感じをしっかりやった。
oronai うんうん。
なるほど。

先ほどLIA-BLUFFの方にも伺ったのですが、勝ち続けるために必要なことってなんですか?
Sogekikun 毎日の努力です。
fpslol 慢心しないことですかね。現状に満足しないで、常に上を目指すことだと思います。
SyaNha1 クラン戦で負けてしまっても萎えないことです。
oronai 目標をもってやること。
YamatoN 努力の方法と努力です。
barusa 努力の方法と努力です。(笑)
YamatoN ちょっと!(笑)
barusa いやまあ、本当にそれに尽きると思います。
やっぱり、努力の仕方とかも大事で、同じ10時間やるにしても効率の良い10時間と効率の悪い10時間ってあると思うんで、そういうのをどれだけ効率良く努力できるかっていうのが大事ですね。
濃い時間を積み重ねるっていうのは大事ですよね。
barusa あとは同じメンバーでどれだけ長く続けれるかっていうのが一番大事だと思います。
SF2の魅力ってどういったところだと思いますか?
barusa グラフィックが良くなって新鮮っていうものがまずあるんですけど、中身も競技性が高くて戦術の幅も広げれるゲームだと思います。それだけ色々考えることがあるとSF2楽しいなって思いますね。
なるほど、ありがとうございます。プロモーション活動費ですが、もう使い道は決まっているんですか?
barusa 今後の活動方針なんですが、一応世界を目指してやっていこうと思っています。ただ、韓国の現状がよく見えない状態なので、クランで話し合って決めたいと思います。世界を目指していくのであれば、プロモーション活動費は練習のために使いたいですし。まだはっきりとは決まってないですね。
もう韓国は強いですからね。普通にプレイしている人ですら強いと感じます。
では、最後に次の目標や活動予定を教えてください。
barusa 次はALIENWAREの大会で優勝を目指します。
優勝、本当におめでとうございました。また会える日を楽しみにしています。
ありがとうございました。

Afterword Special Force 2 Team

両クランのメンバーの表情は、明らかに違っていた。

悔しさをにじませながら一言一言を語っていたLIA-BLUFF。
悔しい表情にうかべながらも、明日への決意を燃やしていた。

緊張が溶け笑顔を見せながら話してくれたAX-Fivestars。
努力に努力を重ねてきた結果、本当に少しの差で勝負を決めた。

この大きな大会での勝敗は、1位と2位という数字の差だけではなく、今後の活動方針にも大きな影響を与えていくだろう。

歴史に残る試合を行った両クランには、
今後もSPECIAL FORCE 2のシーンを引っ張っていって欲しい。

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