世間で叩かれまくっている豊田議員だが、私は少しだけ違う見方をしている。
こんな記事も出ていたが

女性秘書使いお詫び行脚開始の豊田真由子議員…元秘書が猛批判「違うだろ~!」(スポーツ報知)

まず、マスコミの報じ方。
全くのクローズドなプライベートな空間、何の許可もなく撮影・録音された音声を、あそこまでこすりまくって垂れ流しにする行為を、私は是としない。

恐らく野々村竜太郎氏の成功体験【視聴率が上がりまくった】を思い出しているのだろうが、今回は絶対に質の違う話だ。
野々村氏は「公式な会見」で自分の意思で喚いた。なので放送は問題ないというスタンス。
が、今回は少なくとも「完全に許可なく録音された音声」であることは間違いなく、これはプライベートを無断で晒している行為に該当している。

確かに面白いし、パワハラであるといえなくもないが、その前後など、本来であれば豊田議員に対して同意できる部分がある可能性があるにもかかわらず、そこは一切報じられていない。
これでは放送法4条の公平性の原則に反しているといわざるを得ないというのが私の感想。

週刊新潮さんはいい。
週刊誌だし、何より放送法は関係ない。
が、それを垂れ流しているテレビはそれでいいのか?

あと、少しだけ疑問に思うのが…というよりは違和感か…

・この秘書、まだ雇われてから全然日がたっていないのだが、いきなり録音したのか?
・都議選の直前に、新潮さんに持ち込んだわけだが、随分いいタイミングのようだが…。
・豊田議員のパワハラを判断し、即座に録音。そしてそれを週刊誌に売り込むような機転の利く男が、高速道路を逆走?

なんだか違和感だらけだが、今となっては真相は闇だろう。
しかし、その豊田議員に対して、件の元秘書がいまだに四の五のと言っているらしい。

私は違うと思う。

豊田議員は心の静養が必要と診断され、入院中だ。
心が追い込まれることは多くの人間にとって誰でも経験しうるシチュエーションである。

今の豊田議員に必要なことは「休息」と「適切な治療」であって、すでに社会的にここまでの制裁を受けている豊田議員に対して執拗に批判をする行為を、私は評価できない。

豊田議員の元秘書さん、あなたの行動はいくつかの違和感を感じざるを得ないものが多い。
もうそろそろ黙ったらどうだ?
十分だろ?