男女共同参画に貢献、2団体2人を表彰/横浜

林文子・横浜市長(左)からトロフィーを手渡される医師の佐伯輝子さん=9日、横浜シンポジア

第2回横浜市男女共同参画貢献表彰の表彰式が9日、横浜市中区の横浜シンポジアで開かれた。2団体2個人が受賞し、林文子市長から賞状とトロフィーが贈られた。

功労大賞には同区寿町の診療所で32年、医師として地域医療に取り組んだ佐伯輝子さん(83)が選ばれた。推進賞はプロサッカー選手の近賀ゆかりさん(28)▽子育て支援を推進する市民団体「よこはま一万人子育てフォーラム」▽女性の入団者を積極的に受け入れている「横浜市西消防団」が受賞した。

受賞者を代表して、佐伯さんが寿町で勤務した経験を交えながらあいさつし、「男らしい女もいるし、女らしい男もいる。男女が協力してよりよい日本にしていけたら」と話した。

講演した国連女性機関日本国内委員会理事長の有馬真喜子さんは「日本でも女性知事や市長が出てきている。ゆっくりでも男女共同参画を進めていくことが大事」と呼び掛けた。

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