フリーターでバイトしてた頃、友人から「正社員になって人生逆転して見返してやろうとは思わないのか?」と言われたことがあります。忘れもしない同級生たちとの忘年会で。
工場バイトしてた28歳のころ、30歳を前にして友人たちの間でフリーターなのは僕だけでした。見かねて友人たちは叱咤激励をしてきます。「おまえのためを思ってだぞ」というエゴの押し付けで(笑)
でも不思議なんですよね。アルバイトから正社員になった今、「人生逆転しているか?」と聞かれたら、別にこれといって変わりはないのです。
正社員と聞くと現代では、とても凄いポジションのように聞こえますが、「絶対的な安定感」をイメージされるのでしょう。ここを大きく勘違いして、正社員を目指す人が多いのも確かです。
でもそんなに安定感がないことは、みんなうすうす気がついてますよね。
正社員を目指すブログなので気持ちを折ったら申し訳ないのですが、過度の期待を正規雇用に抱きすぎて、転落してしまわないようアドバイスを残してみます。
フリーターと正社員の差がなくなりつつある今、逆転というほどの期待はできない
フリーターと正社員の差は、限りなくなくなっていると僕は思っています。
というのも、幸福度で換算される時代がくると思っているんですね。すでにそうだとも言えます。
例えば、次のようなケース。
★1日8時間で週4日勤務。決して裕福な生活はできないけど、好きなことに時間を費やして生きている。
★1日12時間で週5勤務。サビ残などを含めると、休日出勤などがあり厳しい環境が続く。給料だけはそれなり。車なども買え、お金には困らない。
極端な例ですが、働き方が多様化されて生き方を選べるようになっている時代なんですね。
また就活事情を生で感じてるみなさんなら分かると思いますが、正社員的に生きる道は年々ハードルも上がっているのです。ハードルを突破してもブラック企業が多いのは皮肉な話ですが・・。
ここで考えるべきは、自分のライフスタイルにあった生活を見つけられるかどうかなのです。
また、僕に説教していた同級生たちの中にも当時は正社員でも辞めた人はいます。会社の業績が悪化してつぶれているのです。つまり、正社員になっても人生は逆転するとは言い切れない。
では、正社員とは何をすべきなのかを書いてみます。
正社員ブランドを買いあさるオバサン思考にならない
いわば、正社員という肩書を狙ってるだけの人も多いわけですね。これではブランド好きなオバサンと同じで、本質を見なくなっているのと変わりはありません。
みんなが良いというから、良いという理論しかありません。
フリーターから正社員になると圧倒的な安定が手に入り、しっかりとした社会的地位を獲得できると思っていても、会社がつぶれたら正社員ブランドが通用しないのです。その時に何が残っているかを考えるのです。
幸福度という言葉を使いましたが、これらを天秤にかけると、どちらが人生視野で幸せなのかは分からないところがあります。
正社員化してからがむしろスタートと言いますが、その通りです。
いま、フリーターから抜けられず、正社員を手前で足踏みしている人は、焦りを捨てる意味でも正社員になったら自分が何を得たいのかを考えてみると良いでしょう。
正社員として、責任ある仕事がしたいと思うのなら、今からでも責任感を持って取り組めば上の人は見てくれています。
正規雇用で安定して彼女にプロポーズしたい人は、結婚のために今一度働き方を考え直し、改善できる道を模索するのもいいでしょう。
正社員に何を望んで、フリーターを抜けたいのかを考えると、今の仕事の質を上げるヒントも隠れていると思うのです。
ぜひ、ブランドにすがらない正社員への道を考えてみてください。
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履歴書作成で、いちばん僕が面倒に感じていることは「自分の長所」を見つける事でした。応募先によって、アピールする強みは変えなければいけませんし、ネットでサンプルを見つけても、自分に合わないものも多く、けっきょく考えることに・・。実はこの手間、とあるツールを使えば問題が解決します。
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