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一層の栽培促進誓う 玉川で全国さるなしサミット

 サルナシを栽培している全国12町村・団体による第1回全国さるなし(こくわ)サミットは30日、玉川村のたまかわ文化体育館で開かれた。基調講演や加工品販売を通して一層の栽培促進を誓い、全国に魅力を発信した。
 全国さるなし(こくわ)連絡協議会の主催で、約700人が来場した。基調講演で有元佐賀恵(さかえ)岡山大大学院准教授ががん予防などサルナシの健康効果について講話した。会津若松市の山際食彩工房の山際博美代表が六次化商品を提案した。
 PRブースで参加団体がジュースやワイン、カレー、ケーキなど加工品を販売した。サルナシのスイーツを作る体験コーナーなども人気を集めた。
 開会式で石森春男村長が「交流を通じて知名度を高め、販路を拡大しよう」とあいさつした。
 サミットに先立ち連絡協議会の設立総会を開き、石森村長が会長に就いた。来年度も玉川村でサミットを開催すると申し合わせた。
 参加町村、団体は次の通り。
 ▽町村=玉川村、軽米町(岩手)飯豊町、西川町(山形)小谷村(長野)新庄村(岡山)
 ▽団体=こぶしの里、玉川村さるなし生産組合(玉川)アジプロファーム(南会津)十日町市さるなし栽培組合、下田商工会(新潟)小谷の四季(長野)

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来場者の人気を集めたサルナシの加工品販売コーナー
来場者の人気を集めたサルナシの加工品販売コーナー

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