☆人革が語る山崎正友.
小説・新人間革命第30巻「雄飛」の章。
ついに、その章で「山崎正友」が語られ始めた。
極悪ペテン師と呼ばれた、あまりに有名な人物ですが、池田先生はどのように語られるのでしょうか。
以下に雄飛37、38、39を参考に、私の所感を申し述べたい。
<雄飛37>
学会首脳は、しばらく前から悩み抜いていた。
山崎正友についての問題であった。
山崎は5年前、富士宮の土地売買にからみ、巧妙な手口で大金を手にすると、自ら冷凍食品の会社の経営に乗り出した。
しかし、放漫経営がたたって事業不振となり、40数億円の莫大な負債を抱えるにいたった。
追い詰められた彼は、学会から金を脅し取ることを考えた。
山崎は若手僧らに学会を激しく批判させ、自分は宗門との和合の交渉役となって、学会を意のままに操ろうと暗躍した。
裏で僧たちの学会不信と反感を煽り、攻撃させためにねつ造した情報を流し続けた。法主・日達にも讒言を重ねてきた。
自分が火をつけ、事態を紛糾させておいて、自分が収拾役を買って出るという、いわゆる「マッチポンプ」を繰り出した。
<雄飛38>
山崎正友と陰でつながっていたのが原島嵩であった。
彼は1979年9月、聖教新聞社に保管されていた資料文書を大量にコピーして運び出した。
山崎は、それらを使いながら学会と宗門の離間工作を企て、マスコミにも歪曲した学会攻撃の材料を流してきた。
十条潔ら執行部は、山崎の悪質な手口わかってきただけに対応に悩んだ。
苦慮する執行部に対し、山崎は3億円出せと恐喝してきた。
十条は苦悩の末に、今後、一切、謀略や攻撃を行わないことを約束させ、断腸の思いで支払いに応じた
しかし、山崎は、なんとさらに5億円を要求してきた。
6月7日、学会は恐喝並びに恐喝未遂で彼を警視庁に告訴した。
これを機に、山崎は狂ったようにかく乱工作を始めた。
週刊誌を使い、卑劣な学会攻撃を繰り返した。
<雄飛39>
学会が告訴した6月7日、宗門で集会議員選挙の結果が発表された。
学会攻撃を続ける若手僧らが、16議席のうち過半数を占める10議席を獲得した。
翌4日、彼らは「正信会」と称する組織を結成した。
7月には、学会批判を禁ずる再三の院達を無視して、多くの寺で学会への激しい攻撃が行われた。
所感:ついに「山崎正友」「原島嵩」「正信会」の大筋が語られた。
学会を意のままに操ろうと「事態を紛糾させて自分が収拾役を買って出るという、いわゆるマッチポンプを繰り返した」・・
これが山崎正友であった。
顧問弁護士の山崎、教学部長の原島、そして正信会の僧侶・・
全てが学会、宗門を代表する幹部たちである
以下に、山崎、原島に関する記事を示す。
山崎正友:sokafree.exblog.jp/23990362/
原島嵩:sokafree.exblog.jp/23994465/
池田先生は、学会と宗門を和合させるために勇退をされました。
sokamori2.exblog.jp/26684798/
それにもかかわらず、学会攻撃は野火の如く広がりました。
山崎という極悪の師匠と悪心の人たちが連鎖し、肥大化したのです。
この恐るべき連鎖は、最終的に日顕とも繋がっていく・・
小説・新人間革命30巻感想文カテゴリは以下のURLです。
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