提督の皆さん、お疲れ様です!
昨日は瑞雲ハイランドファイナル大変お疲れ様でした!この1ヶ月、
私も大いに楽しませてもらいました…!望外に幸せな夏の時間を過ごすことが出来ました。
さて、瑞雲ハイランドファイナルといえば、いよいよ夏イベのタイトルが告知されましたね!その名も【西方再打通!欧州救援作戦】です。いつもの通り今回は、タイトルから読み解ける予測と、出来得る限りの対策について考えてみようと思います。
【イベントのモチーフ】
かつて、打通作戦があった。
さて、まず今回の作戦はif作戦です。史実で実施・計画された作戦ではありません。そのため史実をベースにすることは出来ませんが、大きなベースとなる作戦があります。それは2015年春イベント・第十一号作戦です。そう、再打通とあるように、以前に1度、15春イベにて西方への打通作戦を実施しているのです。よって、まずは2015年春イベントを振り返ってみましょう。
【2015年春イベント 発令!第十一号作戦】
史実で計画されたが実施されなかった作戦をベースに、イベントは展開された。
さて、第十一号作戦とは、史実太平洋戦争においてインド洋セイロン島を攻略する日本海軍の作戦です。計画はされましたが、実際に占領まで実施されることはありませんでした。15春イベントは、まずこの第十一号作戦を元に、ベンガル湾(ゲーム内ベーグル湾)の掃討や通商破壊を行い、セイロン島(ゲーム内リランカ島)の攻略を進めていきました。
第十一号作戦そのものは、セイロン島(リランカ島)の攻略までを目的としていた。
そして作戦は、セイロン島を橋頭堡としたさらなる西方、欧州との連絡へと展開していく。
セイロン島攻略後、さらなる拡張作戦として、欧州との連絡を実現する打通作戦へと展開していきます。セイロン島からさらに西方に艦隊を展開、アラビア海の敵勢力を撃破し、欧州への突破を図りました。
拡張作戦では、アラビア海にて発見された敵秘匿泊地を撃破後、アラビア海敵勢力を撃破、西方との連絡を実現させてイベントの全作戦が終了した。
さて、これまで見てきた様に、2015年の打通作戦では、ゲーム内の第4海域方面、ベンガル湾やセイロン島を舞台に、アラビア海まで展開していくものでした。以下に、出撃識別札を意識した15春イベでの戦力投入状況を見ていきましょう。
札は3枚、最終海域は全戦力を投入することができた。
E-1、E-2は札が付かず、ベンガル湾での水上戦を展開しました。E-3から、セイロン島への補給を防ぐ通商破壊部隊、セイロン島攻略主力部隊、そして攻略後の秘匿泊地攻撃部隊と戦力を投入していき、最後にアラビア海攻略戦では全戦力を投入できました。札は3枚、最深部は全戦力投入可能という構成でした。
【イベント内容の予測】
さて、それでは2015年春イベをベースに、本イベントの予測をしてみましょう。
【15春の打通作戦との共通点と相違点の考察】
ではまず、15春と同様となると見られる点と、違いが出て来る点を考えてみます。
■共通となると考えられる点
・作戦の舞台は同様にベンガル湾-セイロン島-アラビア海の海域が初めに来る
■相違がでてくる点
・作戦の舞台は上記に加えて紅海-地中海が視野に入ってくる。広がれば大西洋もあるかも
15春イベは打通と西方連絡の確立が目的でしたが、今回は欧州の救援が目的です。打通はそのための前段に過ぎません。アラビア海までの攻略はいわば前座であり、本当の目的は地中海へ入ってからの欧州各国への援護と考えられます。最低でも欧州の海域にて1マップ以上の戦闘が求められると考えられます。2~3マップぐらいはあるかも知れませんね。
【今回の打通作戦の投入戦力の考察】
次に、今回の打通作戦における投入戦力を考察してみます。繰り返しになりますが、前回は打通して終わり、今回は欧州へ打通した後に救援せねばなりません。つまり、欧州救援艦隊を送り込む必要があります。そして、救援艦隊を前段の打通作戦で消耗させるのは得策ではありません。打通作戦のために展開する戦力とは別戦力として編成すると考える方が自然ではないでしょうか。
ここより、まずプランAとして、15春の打通作戦内容を踏まえた戦力投入予想を立ててみました。
前回同様、順を追って西方へ手を伸ばしていく。
まず15春と同様、通商破壊にてセイロン島の戦力を削ぎ、セイロン島を攻略占領。続いてセイロン島を足がかりとしアラビア海へ進出、制海権の確保を試みます。そしてアラビア海の制圧後、セイロン島より満を持して欧州救援艦隊を送り込みます。
この様に、15春の打通作戦をベースに考えることが出来ますが、しかし今回は救援作戦です。あまり悠長に時間を掛けるわけには行かないかも知れません。通商破壊でセイロン島を消耗させ、セイロン島を占領している間に欧州が陥落しては間に合いません。ではより速攻で駆け抜ける案としては、以下のプランBのようにも出来るかもしれません。
3方面へ戦力を展開、それら全ては陽動であり、本命の救援艦隊を一気に地中海へ突っ込ませる。
まず、ベンガル湾に戦力を展開、同湾の敵勢力を制圧します。またセイロン島の航空戦力や偵察機は、アラビア海への突破を妨害し、本命の救援艦隊の存在を発見される可能性がある大きな障害であるため、これを攻撃、無力化します。続いてアラビア海へ、本命の救援艦隊と、その囮となる前衛の連合艦隊を進出、前衛連合艦隊にてアラビア海の敵勢力を陽動撃破している隙を縫って、一気に救援艦隊を欧州へ突破させる。
プランAとの大きな違いは、4戦力を余り時間をおかずに同時に展開する点です。その分アラビア海方面の戦力にベンガル湾、セイロン島攻略戦力を回せないため、より多くの艦を割かねばならなくなります。
これらはかなり大胆な予想で、大きく外す可能性もあるかと思っていますが、何れにしても一つの共通点として、打通作戦参加艦と欧州救援参加艦は別れる、という点が上げられます。
【アークロイヤルの沈没点と最深部の考察】
最近のトレンド、最深部ボスと最終海域突破報酬艦の関係を鑑みると…
さて、昨日の瑞雲ハイランドでの告知に、【最深部突破報酬で新空母が手に入る】というのがあります。今までの幾つかの状況証拠(ソードフィッシュの説明文、頭文字は[ア]行)から、この新空母はアークロイヤルである可能性が極めて高くなっています。
ここで、アークロイヤルが報酬艦であるとした場合、最近のイベント海域最深部最終ボスは、突破報酬艦の深海化バージョンである事を踏まえると、最深部のボスマスはアークロイヤル沈没点、つまりジブラルタル海峡地中海側手前辺りがそうなると考えることが出来ます。こうだとすると、スエズ運河を越えて地中海へ突入した救援艦隊の戦場は地中海までであり、イベント深部の海域は地中海までと考えることも出来るのではないでしょうか?アークロイヤルの沈没点を通り過ぎて、その後に最深部で深海アークロイヤルと戦う、というのもなんかヘンな気もしますしね。
そして画像にも幾つか海戦の発生地点と海戦名を記載していますが、第二次対戦の地中海の海戦は、主にイタリア海軍とイギリス海軍の海戦となります。
【17夏イベントの予想まとめ】
これらの考察を踏まえて、夏イベントに対する予想を以下にまとめてみましょう。
①:前段作戦・打通作戦で使用した艦は、深部海域、最終海域に出撃させられない可能性がある。
②:最深部ボスは空母型と考えられる。
③:深部マップの戦闘はイギリス海軍かイタリア海軍いずれかの戦力を模したものとなる。
④:深部にて陸上型ボスが存在する可能性がある。
まず①ですが、打通作戦と救援作戦でそれぞれ戦力をわけられると考えられる以上、今までの様に最後は全ての戦力で出撃、と出来ることは考えにくくなってきます。…戦力投入は一層厳しさを増す事が予想されます。
続いて②について、繰り返しになりますが新空母が最深部突破報酬となればラスボスはそれを模したものになるでしょう。
そして③ですが、上記考察より深部海域は地中海までとなれば、当該海域で大戦中に戦果を交えたイギリス海軍とイタリア海軍が、その姿を深海棲艦へと変えて立ちはだかると思われます。イタリア海軍なら戦艦や重巡メイン、イギリス海軍なら戦艦と空母両方の編成がありえるでしょう。②を踏まえると、史実イギリス海軍を相手取る可能性が高いかもですね。
次に④ですが、地中海をその舞台とする時、陸上基地として史実にてイギリス軍の航空基地となっていたイタリア南部のマルタ島や、要塞化されていたジブラルタル海峡など該当するシンボルが幾つかありますので、出現する可能性を考えておくべきだと思います。
また、これまでの大規模イベントの内容から、同等以上の規模となるであろう事を考えると、以下も予測することが出来ます。
⑤:海域数は7マップ以上
⑥:出撃識別札は4以上
⑦:甲・乙難度にて、投入する艦艇は総計60隻程度、又はそれ以上
⑤、⑥は自明です。また⑦はこちらの記事にて考察をしていますので、ご興味がある方はぜひご参照ください。
【17夏イベントの対策】
では最後に、これらの予想を踏まえ対策を考えてみましょう。
①:最深部までの全貌が明らかになるまでは、札付き艦が深部で使えない可能性を念頭に置き、深部に出撃させる精鋭艦と海外艦を完全温存した上で努めて慎重に戦力を投入する
②:ウォースパイトとイタリア艦を主軸に、次点でドイツ艦とコマンダン・テストを深部投入出来るよう戦力化する
③16春と同等以上の戦備を用意する。
まず①です。予測①にもあった通り、今回は最深部に前段の札付き艦を出撃させられない可能性があります。正直、戦力に【あそび】が少ない提督は、まず出撃を控え、最深部までその札の仕様が明らかになるまでは情報収集に徹すべきです。そして最深部までの戦力投入計画が立った後、攻略を開始するのが良いでしょう。また予測④より最深部に対地攻撃艦を求められる可能性もあるので、航巡や大発搭載駆逐艦も幾つかは深部向けに温存しておくべきでしょう。
続いて②ですが、予測②より地中海を舞台にし、イギリス軍とイタリア軍が関連するとなれば、関連する英国艦とイタリア艦は深部に送り出すべきでしょう。ルート固定や特効艦の対象となる可能性があります。またドイツ艦とコマンダン・テストも、ロケーション的に近く、イベント内容にも関連してくる可能性もあるため同様です。
③については、予測⑤~⑦の通り、16春と同等か、それを超える規模のイベントとみるべきと考えますので、16春と同等以上の戦備を整えるべきでしょう。戦備については他に考察されている方もいらっしゃいますのでそちらを参考にしたり、上記予測⑦にてリンクを張った戦備に付いての考察も参考にしていただければ良いと思います。
いかがでしたでしょうか?
いよいよ1年上ぶりの大規模が迫っています。今回は今までに慣れない欧州が舞台となりますが、必ず最深部を突破し、全ての艦との邂逅を成し遂げたいと思います。
それではまた。