鉱工業生産指数 2か月ぶりに前月上回る

鉱工業生産指数 2か月ぶりに前月上回る
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企業の生産活動を示す先月の鉱工業生産指数は、自動車の生産が持ち直したことから前の月と比べて1.6%上昇し、2か月ぶりに前の月を上回りました。
経済産業省が発表した先月の鉱工業生産指数の速報値は、平成22年を100とした指数で101.7となりました。指数は、前の月と比べて1.6%上昇し、2か月ぶりに前の月を上回りました。

これは、5月に落ち込んだ乗用車や自動車部品の生産が国内向けの販売が伸びたためプラスに転じたことや、化粧品の生産が増加したことが主な要因です。

また主な製造業の今後の生産の予測は、今月は前の月と比べ0.8%の上昇、来月は3.6%の上昇となっていて、経済産業省は、企業の生産活動は「持ち直しの動きがみられる」というこれまでの判断を据え置きました。

一方で生産、出荷、それに在庫のバランスを見ますと、去年の同じ時期に比べて、企業が販売の機会を逃さないように出荷のペースを上回って在庫を積みます動きが目立っています。

経済産業省によりますと、これは景気回復局面の後半期に見られ、そのあと、景気が下り坂になることがあるということで、「生産が過熱気味になっていないか注視していく必要がある」としています。

鉱工業生産指数 2か月ぶりに前月上回る

企業の生産活動を示す先月の鉱工業生産指数は、自動車の生産が持ち直したことから前の月と比べて1.6%上昇し、2か月ぶりに前の月を上回りました。

経済産業省が発表した先月の鉱工業生産指数の速報値は、平成22年を100とした指数で101.7となりました。指数は、前の月と比べて1.6%上昇し、2か月ぶりに前の月を上回りました。

これは、5月に落ち込んだ乗用車や自動車部品の生産が国内向けの販売が伸びたためプラスに転じたことや、化粧品の生産が増加したことが主な要因です。

また主な製造業の今後の生産の予測は、今月は前の月と比べ0.8%の上昇、来月は3.6%の上昇となっていて、経済産業省は、企業の生産活動は「持ち直しの動きがみられる」というこれまでの判断を据え置きました。

一方で生産、出荷、それに在庫のバランスを見ますと、去年の同じ時期に比べて、企業が販売の機会を逃さないように出荷のペースを上回って在庫を積みます動きが目立っています。

経済産業省によりますと、これは景気回復局面の後半期に見られ、そのあと、景気が下り坂になることがあるということで、「生産が過熱気味になっていないか注視していく必要がある」としています。