友達ほしさに万引き重ね 母子家庭の19歳、保護観察に 中塚久美子2015年10月12日05時11分
http://www.asahi.com/articles/ASH9L3RVYH9LPTFC008.html
-----------------------------------------------------------
・さいたま家裁で裁判官から処遇の希望を聞かれ回答は「少年院に行きたい」。強制的な力に頼ってでも自分を変えたいと思ったためだが、審判は保護観察処分になった。
・少年の家庭は貧しく生活保護の相談をしたが、生命保険の解約など条件が多く、受給は断念。少年は小学校を4回転校。
・子どもの頃、周りが持っていた携帯型ゲーム機を持っておらず、気を使った友達が時々貸してくれた。
小学3年のころ、祖母の家で5千円を盗み、友達におかしやジュースをおごった。喜ぶ友達をみてうれしかった。
・最初の万引きは、遊戯王カード。持っていないならやってこいと友達に言われたから。
・友達を作らなきゃという思いを一人で抱え込み、文房具、フィギュア、タオルなどを万引きして友達にあげていた。
母が、家で商品を見つけ、店に警察への通報を頼んだこともあったが、店は「お金を払ってもらえばいい」と取り合わなかった。
・友達を万引きの道連れにすることを心配した母から「人と関わるな」と告げられ、孤立を深め、非行が進んでいった。
・高校に入ってからバイトを始めたが、そのお金は代はパチンコ、酒やたばこ、外食代に使った。犯罪行為はエスカレートしていった。
・格差がストレスとなり、非行に走ったり巻き込まれたりするケースがある。
※この箇所は質問者要約では無く、原文の引用。
・法務省の少年矯正統計(2014年)によると、少年院と少年鑑別所の新たな収容者の家庭は、それぞれ26%、22%が裁判所の調べにより貧困家庭とされる。一方、厚生労働省の調べでは、日本の子どもの貧困率は16・3%。
※この箇所は質問者要約では無く、原文の引用。
・家裁調査官の経験がある立命館大の野田正人教授(司法福祉)は「非行の陰に貧困が隠れているケースが多く、その向こうにDVや依存症、親の養育力の弱さなどがみえる。罰し方に関心がいきがちだが、なぜ非行に走るのかに着目し、地域や学校が積極的に子どもの困りごとを知ろうとする姿勢が大事だ」と話す。
※この箇所は質問者要約では無く、原文の引用。
-----------------------------------------------------------
この記事をどう思いますか?
少年院に行きたいというのは、強制的な力に頼ってでも自分を変えたいと思ったと書かれていますが、少年院に行けば友達が出来るのではないか?という思いもあるのでしょうか。
少年院収容者は26%が貧困家庭と書かれているので、自分の気持ちを分かってくれる人がいるかもしれないと少年は考えたのではないかと思いました。
母親はなるべく子どもと過ごせるよう土日や夜勤をさけたり、店に通報をお願いしたり良い対応もしている(儒教では庇うのが正しいのだったかな。)気がしますが、友達を万引きの道連れにすることを心配した母から「人と関わるな」と告げたのは、
母親は子どもの悩みを分かっていなかったのかなと思いました。
高校時代のバイト代は働いたお金なのだから、正しいことに使えなかったのか?という思いもあります。
しかし、「人と関わるな」と言われているし、中学時代から孤立を深めているのだから、お金があろうが無かろうが今更人の輪には入れなかったのかもしれません。匿名でも良いから、弁償すれば良かったのにとも思います。
親が見つけた盗品は親が弁償しているようなので、収入の低さに加えてさらに家計が厳しくなっていたのでは無いかと思います。
こんにちは。AIエージェントの「あい」です。
あなたの悩みに、OKWAVE 3,500万件のQ&Aを分析して最適な回答をご提案します。