VLC media playerは多様なコーデックを内蔵し、クロスプラットフォームに対応した多機能マルチメディアプレーヤー。
再生時のエフェクターだけでなく、レコーディングやエンコーディング機能も実装している。
Media Player Classic(MPC)と同様にDVD-Videoが再生可能なため、Windows Media Playerの定番代替アプリで、GPUによるデコードにも対応。
2016年7月現在のバージョンは2.2.4 コードネームWeatherwax。
インストールも必要なく、日本語にも対応しており、DVDやCDのほかISOファイルをはじめ一般的な動画や音声ファイルはほとんど再生可能。
システム要件
OS:WindowsXP(SP3) / Windos7 / Windows8 / Windows10の全てのバージョン
※Windows95~Meで動作させる場合は「KernelEx」をインストールするか、VLCの旧バージョンを使用。
ソフトの入手先
VLCのインストール
VLCは32ビット版と64ビット版のインストーラーのほかに7zやZIP形式でも配布されているが、7zやZIPのフォルダにはインストーラー版にはない”spad-setup.exe” という実行ファイルがバンドルされている。
公式フォーラムではバージョン2.0.7でバンドルされている”spad-setup.exe”について、公式側が「ミスだった」と回答しており、「バージョン2.1.0で削除したい」との記述があるものの、現バージョンでも相変わらずバンドルされている。
このプログラムはスタートアップやサービスなどに登録されたファイルを削除するものらしいが、マルウェアのリスクもあるようなのでインストーラー版の使用を推奨。
VLCのWindows用ダウンロードページにある「Download VLC」の▼をクリックしてドロップダウンリストを表示させ、任意の形式を選択する。
32ビット版のインストーラーを選択する場合は、ドロップダウンリストから指定せずに「Download VLC」をクリック。
ダウンロードしたインストーラーを開くと、セキュリティ警告が出るので「実行」。
言語選択が「Japanese」になっていることを確認して「OK」。
日本語のセットアップウィザードが開始するので「次へ」。
ライセンス契約を確認して「次へ」。
インストールするコンポーネントとファイルの関連付けの設定。
基本はデフォルトのまま「推奨」設定でOK。
ファイルの関連付けに関しては、チェックを外しても強制的にVLCに関連付けされるので、常時VLCを利用しない場合は、後から関連付けの変更が必要。
インストール先を確認して「インストール」をクリックするとVLCのインストールが開始する。
初回起動時のみ「プライバシーとネットワークポリシー」が表示されるので、ネットワークアクセスポリシーを任意で選択。
表示されているとおりメタデータの自動取得は便利な半面、セキュリティ面でのリスクがあるので、セキュリティを重視するならチェックを外しておいたほうが無難かも。
使用方法
VLCはマルチメディアプレーヤーなので、最もシンプルな使い方は動画ファイルや音声ファイルの再生。メジャーなファイルフォーマットにはほぼ対応しているので、再生で困ることはほとんどないはず。
また、CSSで暗号化されたDVD-Videoの再生も可能。
DVD-VideoにもCSSというアクセスコントロール技術が使用されているものの、こちらはすでに暗号化解除のプログラムがオープンソースとして公開されているので、フリーソフトでも再生が可能になっている。
一方のAACSは、ワーナーブロス・ウォルトディズニー・マイクロソフト・インテルなど業界の大御所が創設した団体が作ったもので、現在進行形でバージョンアップされており、上位互換のためドライブとソフトウェアのバージョンが、再生するディスクよりも高くないと再生できない。
ドライブのバージョンよりもディスクのバージョンが高い場合は、ドライブのバージョンが自動的に更新される仕組みだが、ソフトウェアはAACSの団体に上納金を納めているところしかバージョンアップできないため、フリーソフトでのBD再生は基本的に不可能になっている。
どうしても無料でBDを再生したい場合は、PowerDVDやWinDVDの体験版を導入すればOK。
但し、いずれも1ヶ月の期間限定。
再生
最も基本的なVLCの用途は動画の再生。
VLCをインストールする際にファイルの関連付けをしていれば、再生したいファイルをダブルクリックで開くか、再生したいファイルをVLCにドラッグアンドドロップで再生が開始する。
関連付けされたファイルはアイコンがVLCに変わっている。
再生したいファイルをVLCにドラッグアンドドロップするか、VLC本体のメニューバーにある「メディア」から該当の項目を選択。
ファイルを開く
動画ファイルを単体で読み込む場合に使用。
同一フォルダ内の複数ファイルを同時に選択することは可能。
再生はファイル名の昇順で、半角英数しか認識しないため、「第1話」と「第10話」を同時に選択すると、「第10話」が先に再生されてしまう。
複数のファイルを開く
保存場所が異なる複数のファイルを開く場合に使用するものだが、プレイリストではないのでファイル名やボリュームラベルの昇順で再生される。
「追加」をクリックして再生したい順にファイルを追加していくだけ。
リストから外したい時は該当するファイルを選択して「削除」をクリック。
フォルダを開く
フォルダ内にあるファイルを連続再生する場合やDVDファイル(VIDEO_TSフォルダ)を再生する場合に使用。
再生するファイルが格納されているフォルダを開いて「フォルダの選択」をクリック。
こちらも再生はファイル名の昇順なので、プレイリストを使用せず任意の再生順にするには、ファイル名を変更するしか無い。
ネットワークストリームを開く
インターネット上に保存されている動画ファイルの直接URLを入力してストリーミング再生を行うもので、Youtubeなどの動画をVLCで再生できる。
ただし、プロテクトがかかっているものは再生できないので用途は限定的。
動画の配信が.wvxというファイル形式だったことでも話題になった、天皇陛下がお気持ち表明されたビデオレターは、Windows Media Player用のメタファイル。
VLCはwxvにも対応しているので、普通にダウンロードしたメタファイルを開くだけで動画が再生するのだが、仕組みはメタファイル内のURLをネットワークストリームで開いていることになる。
再生可能なURLであれば、URLを選択してコピー(Ctrl + C)して、VLC上でペースト(Ctrl + V)しても再生が始まる。
プレイリスト
プレイリストは再生するファイルを登録することで、任意のファイルを順番もしくはランダムに再生できる。
プレイリストは操作ボタンに登録されており、ワンクリックで開くことができる。
また、メニューバーの「表示」から「プレイリスト」を選択するか「Ctrl + L」でも開く。
プレイリストは別ウインドウで開くが、「表示」の「プレイリストをドッキング」にチェックを入れることでプレーヤーに統合され、画面を切り替えて操作するようにもできる。
プレイリストにファイルを追加するには、任意のファイルをプレイリストにドラッグアンドドロップするか、プレイリスト上で右クリックメニューを出して「ファイルを追加」を選択。
VLCに関連付けされているファイルであれば、右クリックメニューに「VLCメディアプレーヤーのプレイリストに追加」も使用可能。
プレイリスト内のファイルはドラッグで順位の入れ替えが可能。
プレイリストの項目は、項目名の箇所で右クリックメニューを出して変更可能。
プレイリストはバックアップされず、VLCを閉じてしまうとリストは削除されてしまうので要注意。
クリアされたくないプレイリストは、「メディア」→「プレイリストファイルの保存」でリストを保存しておく。
.xspf という拡張子のファイルでプレイリストが保存され、このファイルをダブルクリックで開くとVLCがプレイリストを認識した状態で起動する。
メディアライブラリ
プレイリストは保存しない限り、VLCを閉じるとクリアされてしまうが、「メディアライブラリ」に登録したファイルは、VLCを閉じてもクリアされず、次回起動時にも読み込まれる。
メディアライブラリへの追加はプレイリストと同様で、音楽ファイルなどはアーティストのフォルダごとまとめてドラッグアンドドロップで追加できる。
メディアライブラリでは右クリックメニューからフォルダを作成することも可能だが、メディアライブラリ内にあるオブジェクト(ファイルやフォルダ)を1つ選択した状態でなければ、フォルダを新規で作ることができない。
メディアライブラリのファイルはプレイリストにドラッグアンドドロップ、または右クリックメニューの「プレイリストに追加」で追加可能。
メディアライブラリから再生するファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューの「再生」またはプレーヤーの再生ボタンで視聴できるので、繰り返し使用するプレイリストをメディアライブラリで作成するのもあり。
メディアライブラリの右クリックメニュー「プレイリストをクリア」は、メディアライブラリに登録されている全てのリストが瞬時にクリアされるので要注意。
項目の削除は「選択されたものをクリア」を使用。
マイビデオ・マイミュージック・マイピクチャー
マイコンピューターにあるマイビデオ・マイミュージック・マイピクチャーの各項目は、それぞれWindowsのライブラリにある「ビデオ」「ミュージック」「ピクチャ」フォルダが表示される。
保存されているファイルが自動的に読み込まれるので便利なのだが、Windowsの各フォルダはデフォルトで全てCドライブに保存されており、容量を圧迫するので使いづらい面もある。
「ビデオ」「ミュージック」「ピクチャ」の各フォルダは、「Cドライブ」→「ユーザー」→「ユーザー名」のフォルダ内にあり、保存場所を移動するには、各フォルダを選択して右クリックメニューから「プロパティ」を開き、「場所」のタブから「移動」をクリックし、移動先を指定する。
注意が必要なのは作業をする前に、「Video」「Pictures」「Music」の各フォルダを移動先に作成しておくこと。
Dドライブ直下にフォルダを作成しようとして、Dドライブそのものを移動先に指定してしまったりすると後が面倒なので作業時は慎重に。
ドキュメントやビデオ、ミュージックなどの特殊フォルダは、普通にフォルダをカットアンドペーストで移動させても、Windowsが特殊フォルダと認識せず、VLCほかのアプリケーションでも表示されなくなるので要注意。
基本操作
プレーヤーの基本操作は「再生(一時停止)」「プレイリストの移動」「停止」「全画面表示」「エフェクト」「プレイリスト」「ループ」「シャッフル」で、普通に音楽や動画を視聴するには必要十分。
操作アイコンはマウスオーバーで説明が表示される。
少々ややこしいのが「|◀◀「▶▶|」で、早送りやチャプターの移動ではなく、プレイリストの移動に使用する。
プレイリストを使用せず、メディアライブラリやマイミュージック、マイビデオに登録しているファイルを再生中にプレイリストの移動コマンドを使用すると、それぞれの項目内で他のファイルへ移動する。
チャプター移動のコマンドは、DVD-Videoなどチャプターが設定されているメディアの再生時のみ表示される。
早送りやスロー再生などは、メニューバーの「ツール」から「設定」を開き、「ホットキー」で操作するキーコマンドを確認できる。
再生時の主なホットキー
- 一時停止(再生開始): Space
- 早送り・巻き戻し: Alt + カーソルキーの右(早送り)と左(巻き戻し)
- スロー再生: – (マイナスキー)
- 倍速再生: +(プラスキー)
- 通常再生: =(イコールキー)
- 全画面表示: f
- 全画面解除: ESC
「ホットキー」の画面で変更する項目をダブルクリックし、任意のキーを入力すれば変更も可能。
ループは1項目のみを繰り返し再生と、全体を繰り返し再生の2種があり、シャッフルはプレイリストやメディアライブラリに登録されているファイルをランダムに再生する。
エフェクトには「オーディオ」「ビデオ」「同期化」があり、オーディオエフェクトにはプリセットも用意されている。
オーディオエフェクトを使用する際には「有効化」にチェックを入れる。
ビデオエフェクトには画質調整やノイズ低減、クロッピングなどがあり、オーディオエフェクトと同様、使用する際には各項目にチェックを入れて調整を行う。
画質や色味を修正は「基本」タブ行い、「基本」以外のタブではグレースケールや反転などフィルターの設定が可能になっている。
「動画と音声」または「動画と字幕」にズレが生じている場合は、「同期化」のタブで調整が可能。
動画と音声の僅かなズレは、音声が先行している場合が多いので、「オーディオトラックの同期化」で数値を増やして音声を(遅延)させる。
動画の音声が遅延している場合は、数値をマイナスにして(先行)。
表示させる操作アイコンはカスタマイズが可能で、使用頻度の高い操作を表示させることができる。
変更する場合は、メニューバーの「ツール」→「インターフェイスのカスタマイズ」を選択し、「ツールバーの要素」から追加する操作アイコンを「ライン1」もしくは「ライン2」にドラッグアンドドロップする。
レコーディング
VLCはレコーディングというビデオキャプチャ機能を実装しており、デスクトップやWebカメラの映像を録画できる。
レコーディング機能は再生中の動画も録画でき、処理的にはリッピングとは異なるが、映画館でビデオ撮影しているのと同じなので、CSSでプロテクトのかかっている映画などのDVD-Videoで使用すると、著作権法30条に抵触するので要注意。
デスクトップのキャプチャ
デスクトップをキャプチャする場合は、メニューバーの「ファイル」から「キャプチャーデバイスを開く」をクリック。
「キャプチャーボード」を「Direct Show」から「デスクトップ」へ変更。
フレームレートを指定。
DVD-Videoのフレームレートは29.97fpsなので、毎秒29.97のフレームを表示していることになる。
フレームレートを高くすれば、より滑らかな動画になるが、動きの少ない箇所では無駄が多く、フレームレートに比例してファイルサイズも大きくなるので、高くすれば良いというものでもなかったりする。
フレームレートのおおよその目安はDVD-Videoと同じ30fps(30フレーム/秒)を上限として、それほど動きがないのであれば10fps前後で十分。
フレームレートを入力したら「再生」をクリック。
※「再生」ボタンの▼から「変換」を選択し、ファイル形式を指定してキャプチャを実行すると、現バージョン(2.2.4)ではVLCが強制終了してしまう。
VLCの再生画面にデスクトップがフルスクリーンで表示され、「録画」ボタンをクリックするとデスクトップのキャプチャが開始する。
一時停止や終了も操作ボタンをクリック。
キャプチャされたファイルは「マイビデオ(Windows10の場合はビデオ)」フォルダに保存される。
保存されるファイル形式は.avi で、RV32という見慣れないフォーマットが使用されている。
1920×1080のモニタをフレームレート20fpsでキャプチャすると、20秒ほどの動画で3GBと巨大なファイルが生成されるので、キャプチャする際はHDDの空き容量に注意が必要。
再生中の動画のキャプチャ
ビデオデッキやHDDレコーダーのように、VLCは再生中の動画をビデオキャプチャーとして録画できる。
この機能はVLCで再生可能な動画であれば全て録画できるため、保護されているDVD-Videoを再生して録画すると、著作権法に抵触するの要注意。
録画の方法は「レコーディング」のボタンを押すだけ。
レコーディング開始のメッセージなどはでないが、ボタンに色がついて録画中であることが分かるようになっている。
再生ボタンをクリックしてから録画ボタンを押すと1秒ほど動画が進んでしまうので、ビデオテープやカセットテープの時のダビングと同じ要領で、一時停止の状態にしてから録画ボタンを押してから再生するとスムーズ。
録画を終了するには「停止」ボタンをクリック。
キャプチャされたファイルは「マイビデオ(Windows10の場合はビデオ)」フォルダに保存される。
ファイルフォーマットは指定できず、オリジナルのフォーマットで保存される。
WEBカメラの録画
キャプチャの対象をUSBデバイスに変更することで、USB接続されたWEBカメラからの録画も可能。
キャプチャモードは「DirectShow」のままで、「ビデオデバイス名」を「Default」から「USBビデオデバイス」に、音声も同時に録音するなら「オーディオデバイス名」も「Default」から「マイク(USBデバイス)」に変更して、「再生」をクリック。
WEBカメラからの映像がVLCに表示され、「レコーディング」ボタンをクリックすると録画が開始する。
録画フォーマットは無圧縮のAVIファイルで、ビデオコーデックはYUY2、音声コーデックはPCM。
WEBカメラの解像度も関係してくるが、無圧縮ファイルなのでファイルサイズが極端に大きくなる。わずか10秒程度で100MBくらいになったりするので、保存領域の空き容量には注意が必要。
エンコード
VLCには動画フォーマットの変換機能も備わっており、手軽にファイルをエンコードできる。
ただ、正常にエンコードできなかったり、エンコーディングのクオリティも優れているわけではないので、Freemake Video Converter や XMedia Recodeの使用を推奨。
メニューバーから「変換/保存」を選択。
「ファイルの選択」の箇所に変換する動画をドラッグアンドドロップするか、「追加」ボタンから任意のファイルを指定して、「変換/保存」をクリック。
設定画面が表示されるので、「プロファイル」から変換したいファイルフォーマットを選択し、「出力ファイル」の「参照」をクリックして、ファイルの保存場所とファイル名を指定して「開始」。
エンコーディングの進行状況はプログレスバーで表示される。
「出力の表示」にチェックを入れると、エンコード作業中に動画が表示されるが、動画が止まった状態で音声のみが再生されたりするので、チェックは外したままでOK。
「デインターレース」はインターレース解除なので、アナログ放送を録画した動画などをプログレッシブ化する場合はチェックを入れる。
エンコードの設定を行う場合は、「プロファイル」の横にある「ツール」アイコンをクリック。
ファイルフォーマットのほかコーデックやビットレートなどを設定できる。
GPUデコード
VLCは一部のファイルフォーマットでGPUデコードに対応しており、動画再生時にCPUの負担を軽減し、よりスムーズな再生環境を得ることができる。
メニューバーの「ツール」から「設定」を選択し、「入力/コーデック」の設定画面を開く。
「コーデック」の項目にある「ハードウェアアクセラレーションによるデコード」が初期値で「無効」になっているので、「自動」もしくは「DirectXビデオアクセラレーション」を選択。
GPUデコードに対応しているのは、MPEG-1 、MPEG-2 、WMV3、VC-1、H.264(MPEG-4 AVC)のみだが、主要なコーデックはサポートしているので、グラフィックカードなどでGPUを実装しているPCなら使って損はない。
無論、すべてのグラフィックカードに対応しているわけではないので、詳細は下記ページを参照。
スキンの変更
VLCのデザインはシンプルで実用的だが、洒落っ気があまりないので、スキンを追加してイメージを変更することもできる。
メニューバーの「ツール」から「設定」を選択し、「インターフェイス」の「ルックアンドフィール」で「カスタムスキンを使用」にチェックを入れる。
VLCスキンWebサイトのリンクが出るのでクリックして開く。
開いたページにいろいろあるので、取り敢えず上部にある「here」のリンクをクリックして全てダンロード。
zipファイルがダウンロードされるので解凍。
設定画面の「選択」から解凍したフォルダを選択し、任意のスキンを指定したら「保存」してVLCを一旦、閉じる。
次にVLCを起動すると設定したスキンが読み込まれる。
様々なスキンがあるものの、基本的には日本語には未対応で、操作にも癖があったりする。
好き嫌いの別れるところだが、再生以外の機能を使用する頻度が高ければ、デフォルトが最も使い勝手が良い気がする。
スキンをデフォルトに戻す場合は、「設定」の「インターフェイス」の画面で「ルックアンドフィール」の項目を「ネイティブスタイルを使用」に戻すだけ。
ただし、スキンを変更した時点で、メニューバーがなくなることが多く、設定画面を出すのが大変だったりするので、ビギナーは要注意。
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