秋篠宮家の長女眞子さま(25)を乗せた乗用車が26日夕、東京都千代田区の交差点で自損事故を起こした。眞子さまや同乗者にけがはなかった。宮内庁によると、運転していた職員のハンドル操作の不注意が原因。右折する際、右後方のタイヤが中央分離帯に接触してパンクした。眞子さまは別の車で移動したという。

 宮内庁の山本信一郎長官は27日の定例会見で「皇族方の何よりも安全をお守りする立場として極めて遺憾で、申し訳のないことだった。徹底して安全(運転の)訓練、安全教育をしていきたい」と述べた。

 同庁は昨年11月に秋篠宮妃紀子さまと長男悠仁さまを乗せたワゴン車が高速道路で追突事故を起こしたことを受け、昨年度、前方の衝突被害軽減ブレーキを搭載した車2台を秋篠宮家に導入していたが、今回は別の車だった。