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♪「Pon pon pon…」
♪「愛の言葉をリル」
♪「シャイなハートがドキドキ」
♪「あの日観てた“サウンド・オブ・ミュージック”」
♪「瞼閉じれば蘇る」
♪「幼い頃の大事な 宝物だけは」
♪「ずっと この胸に抱きしめて来たのさ… Ah ah」
♪「夜の酒場で Lonely」
♪「あの娘 今頃どうしてる?」
♪「さなぎは今、 蝶になって」
♪「きっと誰かの腕の中」
♪「肩寄せ合い 声合わせて」
♪「希望に燃える 恋の歌」
(3回のノック)
(3回のノック)
みね子と島谷さんがおつきあいを始めて 2か月。
どうやら2人の恋は順調のようですね。
(島谷)すごいね。(みね子)どうぞ。
ありがとう! いい? 食べて。どうぞ。
いただきます。はい。
うん! おいしい!
アハハハ! いがった!
そこのキュウリ実は 奥茨城産なんです。
ふ~ん おいしいね。
あ~ いがった。
(物音)
(啓輔)みゃ~お。
猫です。(島谷)うん 猫だね。
♪~
(祐二)でも 何か あれやな。
(啓輔)どうしたが?
ちょっこ じれったい気もすんな。
そうけ?そうやちゃ。
そろそろ次の展開をしてもらわんと。
次の展開ちゃ 何け?
例えば…。
キッスするとかさぁ。
(キッスする音)
痛っ!何しとんがけ!
まっこの2人は 放っておくとして…。
恋の花咲く あかね坂にはほかにも…。
(秀俊)高子さんまた りんご 届きました。
(元治)またかよ!(高子)えっ? あっ そう…。
すみません 高子さん。あ~ ううん 別に。
♪~
あ~ みね子アパートのみんなに持ってって。
えっ? いいんですか?
ありがとうございます。うれしいです。
おいしいですよね角谷家のりんご。
シェフ!何か作って下さいよ りんごで。
えっ? 何かって?
(省吾)焼きりんごでも作るか。なぁ ヒデ 元治。
(秀俊)いいですね!ですね…。
えっ? どんなんですか?
このなりんごの芯を くりぬいて中に バター 砂糖 ブランデーを入れてシナモンを振りかける。で オーブンで焼き上げて熱々の りんごの上にアイスクリームをのせるんだ。
うまいぞ~!(一同)うわ~!
(鈴子)うまいよぉ。よし 作るか!
(省吾)お待たせしました。え~! おいしそうですね!
(省吾)はい 召し上がれ。
(一同)いただきます。
う~ん! 何だ これぇ!
(省吾)うまいだろ?(秀俊)いいりんごでしたね。
(元治)そうだな。
フフフ!(鈴子)どうしたの? みね子。
何でもないです。
(太郎)「お嫁においで 太郎」。
うわっ!高ちゃん!えっ!?
大丈夫ですか?(元治)どうしたの? どうしたの?
焼きりんごが おいしいなって。
そして このあと 急展開が。
♪~
(太郎)ん?
ん?
(高子)「はい お嫁に行きます 高子」。
うわ~! いてて!
おお~!
(きよ)何やってんだ? おめえ。
大事なりんご どうすんだバカったれが。
しっかりしろ!(太郎)悪い 悪い。
怪しいな。母ちゃんに何か隠してっぺ?
隠してねえよ!
♪「りんごでこさえた紅い指輪 贈ろう」
分からないものですね 本当に。
(ドアベル)いらっしゃいませ。
(愛子)また来ちゃった。
どうも 愛子さん。(高子)どうも いらっしゃいませ。
(鈴子)あっ いらっしゃいませ。どうも。
あっ! こっちでもいい? いい?いい? いいよね? ね?
失礼致しました。いいえ。
あっ でも あれかな?お店の人としたらほかの席から埋めたいなとかそういうのある?あるのかな? 大丈夫?
大丈夫です。 はい どうぞ。
♪~
エビマカロニグラタン お願いします。
はい かしこまりました。
4番 愛子さん エビグラワンで~す!
はいよ 4番 愛子さん エビ…。えっ?
あ…。
いらっしゃいませ。
お待たせしました。いただきます。
♪~
熱い! でも おいしい!
熱い… 熱いの苦手…。
でも 作ってくれた人は熱々を食べてほしいのだから…。熱い! でも おいしい…。
熱い… おいしい…。
ごちそうさまでした。(3人)ありがとうございました。
いつも ありがとうございます。あの…。
あっ! あの…。まだ しゃべらないで下さい。
えっ?
あのですね 今は 何て言うかスターに恋してるみたいな感じなので離れて見ているのがいいんです。
シェフ様って感じで。
調理場というステージにいるスターに恋している感じなわけです。
まだ それでいいんです。今は それが楽しいんです。
はぁ。
分かるわぁ。
ね? それに 憧れててもいざ 話してみたらがっかりなんてこともあるわけだし。
え…。ねっ みね子さん。
えっ? そんなことないですよ。
分かるわぁ。(愛子)でしょう?
というわけで…では また来ます。
ありがとうございました。また来て下さい。
プッ… アハハ!
アハハハ!
アハハハ! 省ちゃん…。
(早苗)♪「逢いたい気持ちはつのるばかり」
♪「赤坂の」
えっと早苗さんには 今のところ…。
はい 大丈夫です。
というわけで赤坂の恋シリーズでした。
♪~
(せきこみ)
♪~
♪「だれにも優しく」
♪「愛に生きる人」
♪「胸に抱いた」
(時子)おはよう。
「おはよう」じゃないよ「おそよう」だよ。は?
何? ネギ湯 作ってんの?
そう 島谷さん 風邪なのよ。
へぇ。そうなの。
ん? 何の匂いだ これ。おはようございます。
島谷さん 風邪で 熱あんですよ。
だがら お粥とネギ湯。
ふ~ん ネギ湯…。
(せきこみ)
あぁ 風邪かもしれんちゃ。
熱があんがかも。でも 食欲はある!
はい?(せきこみ)
(せきこみ)あ… ん… ん…。
(せきこみ)
助けて みね子。(せきこみ)
食べんですか? 皆さんも!
(4人)はい!
しょうがねえな もう…。
(鼻歌)
で ここに ネギを入れる。
お~!
はい どうぞ。ありがとう。
いただきます。
♪~
うまい。本当ですか?
うん。いがったぁ。
ありがとう。元気になりますよ きっと。
風邪んとぎとがお母ちゃん 作ってくれたんです。
何か 匂いを嗅ぐだけで何て言うがこう もう元気になる気がするっていうが薬とか いんないですよ 本当。フフフ!
うち 製薬会社なんだけど。
あっ!
ハハハ! でも 分かるよ。
すみません。ううん。
何か みね子 楽しそうでしたね。
だって 看病は恋愛の醍醐味の一つだから。
あぁ なるほど!うん。
(早苗)何やってんだ?
(鼻歌)
何か あれだね みね子ちゃん。
ん?ちょっと 楽しそうだね。
フフフ! 分がります?
うん 何となく。楽しいっつうが 何つうか…。
島谷さん 熱 出して しんどいのにそんなん悪いけどちょっと うれしくて…。ん?
私 島谷さんにしてあげられることなんてあんましなくて…。島谷さん しっかりしてっから。
だがら こうやってしてあげられるこどがあんのちょっと うれしいです。
ごめんなさい。いや。
じゃ ずっと寝込んでようかな。
アハハ!
あっ そうだ!これ 届いてましたよ。
あっ ありがとう。はい。
お代わりしますか?
うん お願いします。はい。
♪~