精神保健福祉士の守秘義務を考える大衆運動
2007年9月、青森でひとりの精神保健福祉士が、

クライエントの個人情報をネット、書籍、新聞紙上に無断で流しました。

PSW協会は、2011年5月30日に、初の懲罰処分を決定しました。

懲罰処分は、被申立人が不服申立てをしたため確定していません。

確定に当たって、精神保健福祉士の守秘義務を共に考え、

守秘義務が守られるような処分にしていく必要があります。
  > PSW協会への苦情申立にかかる資料
12.07.11 告訴にかかる処分通知書

12.03.19 常任理事から交渉を受けて理事会で審議した結果の連絡があった

12.03.08 社団法人日本精神保健福祉士協会常任理事との交渉

11.12.10 第27回中四国精神保健福祉士大会広島大会に参加し本件を訴える

11.12.04 東北福祉大学国見キャンパス2号館にて講義中に情宣活動をする

11.11.18 第54回日本病院地域精神医学会大会(沖縄)にて情宣活動をする

11.11.16 福祉新聞からの回答

11.11.11 守秘義務を軽んじる日本精神保健福祉士協会の決定を糾弾する

11.11.07 PSW協会への質問状

11.11.03 福祉新聞への情報提供

11.10.17 PSW協会から再審査請求の棄却と処分確定の通知

11.10.10 ネット署名の準備完了

11.08.26 苦情処理規程up

11.08.20 精神保健福祉士の守秘義務を考える大衆運動賛同呼びかけ文

11.06.26 再審査請求

11.05.30 PSW協会の懲罰処分

10.11.12 調査委員による訪問(聴取等の調査)

09.10.22 PSW協会倫理委員会からの回答(認容)

09.09.11 PSW協会への苦情申立(追加)

09.05.28 苦情申立文書等の受理(報告)

09.05.26 PSW協会への苦情申立

09.02.28 運営適正化委員会による斡旋打切り

09.12.10 水増請求・告知義務違反等で実地指導要請

09.02.25 青森県による実地指導(水増請求・告知義務違反等)

08.04.30 個人情報が書籍(現代書館発行)に漏洩される

08.03.31 第三者委員苦情申出の取り下げと運営適正化委員会への苦情申立

08.03.11 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

08.03.10 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

08.02.28 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

08.02.07 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

08.02.06 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

08.01.25 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.12.29 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.12.14 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.12.10 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.11.29 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.11.28 個人情報が新聞紙面(河北新報)に漏洩される

07.11.11 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.11.03 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.10.06 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.10.03 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.09.23 第三者委員会への苦情申出

07.09.22 不法行為等を理由に利用契約解除を表明

07.09.18 ホームページ上に誹謗中傷文が掲載される

07.09.03 Nによる不法なグループホーム退去通告


連絡先

〒030-0936 青森県青森市大字矢田前字弥生田1番地4
TEL 080-6004-6848 (桐原)
E-mail recovery-info@yahoogroups.jp


呼びかけ人

桐原尚之 (被害者・全国「精神病」者集団)
野本千春 (精神保健福祉士)
伊藤訓行 (名古屋うつ病友の会)
渡辺  乾 (連帯労組・成増厚生病院)
李澤  亘 (JAゆうき青森上北郡野辺地町)
森川敏子 (精神保健福祉士)


賛同人 合計176名(内非公開106名)
斉藤龍一郎(アフリカ日本協議会)、三好清二、益井哲也、坂根輝吉(全国「精神病」者集団)、中間草太、樋口伸吾(社会福祉士)、桐原郁子、太田隆男(社労士・札幌すみれ会顧問)、桐原慎二(青森県職員)、八柳卓史、渡辺乾(連帯労組・成増厚生病院)、佐々木寿夫(七戸町議会議員)、佐々木洋子、田中義昭、李澤亘(てんかん患者)、影山恭平(東北福祉大学総合福祉学部学生)、加藤孝吉(こころのネットワークみやぎ副会長・日本てんかん協会宮城県支部)、市川俊光、山本潔(宮城県精神しょうがい者団体連絡会議議長)、桐原尚之(NPO法人青森ヒューマンライトリカバリー理事長)、川越和子、貞神克祥(青森県精神障害者連合会長)、阿部未希(こらーるたいとう)、古川美香(障害者の親!!)、古川広菜(就労支援施設利用者)、田村千代子(浪岡養護学校)、藤田ちよ(子どもアート教室「エンガアート」)、新山文雄(善知鳥クラブ代表)、及川智(CILたすけっと)、山田嘉則(尼崎医療生協病院)、横山晃久(障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員長)、小林良廣(障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会)、佐旧克三郎(障害者と家族の生活と権利を守る都民連絡会)、小園美理(日本福祉教育専門学校)、井上裕介(ピープルファースト熊本)、瓜谷みどり、貴戸理恵、肥田野美恵、高浜敏之(国立アミティ)、桐原博、桐原良子、カフェ、米田肇造(十和田)、杉本光子(三戸)、柏村敏子(十和田)、垣畑光男、沼田勉(十和田)、小笠原良子、中野利一(三沢)、中津正博(上北)、柿本重治(十和田)、舛芝英文(十和田)、桐原有紀(特別養護老人ホーム勤務)、苫米地宣廣(青森県年金者組合上十三支部)、釜落勉、S、野宮豊(青森ポリオの会)、菅原寛太(社団法人日本てんかん協会)、切田照男(社団法人日本てんかん協会)、山口千恵子(こぶし園・青森市障害児・者問題連絡協議会)、須藤豊治(青森市手をつなぐ育成会)、種澤勝一(青森市精神障害者家族会)、瀧柳洋子(基準該当事業所 新しい空 代表)、倉本智明(東京大学)、大野萌子(0の会世話人)、赤堀政夫(元無実の死刑囚、0の会名誉会長)、佐藤保(救援連絡センター運営委員)、佐藤秋雄、小野喜彦(東京大空襲裁判支援会)、大賀達雄、高明伸(全国「精神病」者集団有志)、長澤洋平(全国「精神病」者集団)、


精神保健福祉士の守秘義務を考える大衆運動賛同呼びかけ文

 2003年から2007年までクライエント桐原くんが通っていた福祉施設の精神保健福祉士(Nとする)が、2007年9月から2008年10月にかけて、当該施設のホームページ・新聞・書籍・雑誌上で桐原くんの個人情報を含む誹謗中傷文を掲載するという事件がありました。掲載内容は、「○○は危険」「利用主義的な人間」「私は被害を受けた」旨の記述があります。
 2009年5月、桐原くんは、日本精神保健福祉士協会(以下、PSW協会)の倫理委員会へ苦情申立をしました。2009年9月に申立事由の追加申し立てを行い、2011年5月に、PSW協会理事会で懲罰処分(是正勧告)の決定通知を出しました。この段階では、懲罰処分は確定ではありません。被申立人による不服申立や申立人による再審査請求ができるからです。今回、両者が提出しているため、確定していません。
 苦情処理規程18条によると是正勧告は、改善すべき事項が明らかである場合に出されることとされています。本件は、クライエントを攻撃する目的で、意図的に秘密を漏えいさせた事件です。Nが桐原くんに関して業務上知り得た情報を、正当な理由無く漏洩することは、精神保健福祉士法第40条の秘密保持義務に違反します。すなわち、是正勧告では、処分としてあまりにも軽すぎます。他の処分は、是正勧告の処分を決定した後においても、当該処分となった苦情内容により再度苦情申立があった場合に戒告(18条2項3号)、そして、戒告の処分を決定した後においても、当該処分となった苦情内容に限らず再度苦情申立があった場合又は苦情内容が明らかに法律違反と認められる場合に除名(18条2項4号)となっています。この場合、Nが桐原くんに、再び誹謗中傷文を書いた場合に戒告、そして、もう一度、誹謗中傷文を書いてようやく除名となるわけです。言い換えれば、PSW協会は、精神保健福祉士が精神保健福祉士法に違反しても、除名まで、あと一回の秘密保持義務違反を許容していることになります。クライエントは、除名まで2回の秘密保持義務違反が許される精神保健福祉士を信用して相談しようなどとは思いません。協会は、精神保健福祉士法第40条を重く受け止めて、除名に至るまで、あと一回の守秘義務違反のチャンスを与えることなく、最低でも戒告処分とすべきです。
 PSW協会は、我が国史上初の懲罰処分に際して、非常に慎重な判断を求められています。そのため、守秘義務違反とその処分については、大衆による議論も不可欠になります。ご自身の考えをまとめた投稿をお待ちしています。関心のある方々へ、精神保健福祉士の守秘義務を考える大衆運動への賛同を求めます。

2011年8月20日
 
〒030-0936                   .
青森県青森市大字矢田前字弥生田1番地4
TEL 080-6004-6848 (桐原尚之)
E-mail recovery-info@yahoogroups.jp

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