「鶴瓶の家族に乾杯」は人間の、庶民の心意気がいいね!
今回も大変良かった!「まちづくり」に庶民の人情と知恵がよくよく出ていたように思います。今度出かけてみたいと思いました!
以下ご覧ください!
NHK 「鶴瓶&ゆず三人旅SP 千葉県館山市ぶっつけ本番旅」 7月24日
http://www4.nhk.or.jp/kanpai/x/2017-07-27/21/25254/1847545/
ゆずと鶴瓶が素敵な家族を求めて千葉県館山市でぶっつけ本番旅。豪雨の中、漁港から旅をスタートさせて3人は近くの旅館を訪ねると温かく迎え入れてくれ大感激。このあと分かれた鶴瓶とゆずは、それぞれ、地元の○○屋さんで素敵な出会いを繰り広げる。さらに、ゆずは、地元の高校を訪ね、高校生たちと交流。一方鶴瓶は、豪雨と強い風の中、ある看板が気になり車を止める。そこから思いもかけない展開が…。
鶴瓶の家族に乾杯 | 千葉県館山市(ゆず)~鶴瓶&ゆず三人旅SP~http://www.geocities.jp/ohtashp/topics/kanpai/contents20170724.html
各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
平成29年7月24日放送 豪雨で大ピンチ!ゆずと千葉県館山市ぶっつけ本番旅
旅のゲストは、人気フォークデュオ「ゆず」の、北川悠仁(きたがわ ゆうじん)さんと、岩沢厚治(いわさわ こうじ)さん。いつもなら、鶴瓶さんとゲストによる二人旅ですが、今回は異例の三人旅ですね!(笑)。ゆずのお二人は、同じ横浜市磯子区出身の同級生。1996年3月、二人が19歳の頃にデュオを結成し、横浜松坂屋の前で路上ライブを続けているうちに徐々に注目されるようになり、1年半ほどでインディーズデビュー。最後の路上ライブには、なんと7,000人ものファンが集まったとか!2年後の1998年6月には、1stシングルを発売し、その後はヒット曲を連発、2003年にはNHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。
ゆずの二人が選んだ旅の舞台は、千葉県館山市。千葉県の房総半島の、ほぼ南西端に位置しています。漁業が盛んで、都心から車で1時間半ということもあり、海水浴客でも賑わう場所です。ゆずのお二人は、横浜という港町で生まれ育ちましたが、横浜以外の港町を知らず、『海辺の町で漁師メシなどを食べながら地元の人達と交流したい』と、旅先を選んだそうです。旅の目的を、私は勝手に、”柚子”さがしか、”X”ゆかりの地めぐりと予想したのですが、ゆずの二人の口からは、エックスのエの字も出てきません・・・(汗)。NHKスタッフが”忖度”して、館山市を旅先に選んだのでしょうか?
ちなみに、デュオの名前の由来は、結成当時に2人がアルバイト先の食事会で食べた”柚子シャーベット”から、「ゆず」と名付けたとか。柚子の産地としては、四国や南九州が有名ですが、千葉県の南房総でも柚子が生産されており、柚子を使ったお菓子や特産品が沢山あります。
また、館山市は、人気ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんとToshiさんの出身地。1982年に、当時安房高の2年生だった二人が中心となり「X(エックス)」が結成されました。そして、ゆずの北川悠仁さんは、X JAPANの大ファン。ゆずが2004年7月にリリースし、NHKのアテネオリンピック中継の公式テーマソングになった『栄光の架橋』は、X JAPANをインスパイアして誕生した曲だそうです。館山市では、2人が高校まで過ごした思い出の地や足跡を巡る「Xゆかりの地ツアー」が人気だそうです。
ロケが行われたのは、平成29年6月21日(水)。この日は、関東甲信が6/7に梅雨入りしてから2週間もずっと本降りの雨が降らなかったのに、やっと降ったかと思ったら、記録的な暴風雨となってしまいました(汗)。
雨が激しく降る中、千葉県館山市相浜の漁港で待ち合わせた、ゆずの二人と鶴瓶さん。ちなみに、ゆずの二人は、背の高い方がリーダーの北川悠仁さんで、背が低く髪の短い方がサブリーダーの岩沢厚治さん。なぜ2人組のデュオなのに、リーダーとサブリーダーがいるのかって?、さぁ~(笑)。風も強まりずぶ濡れになるゆずの二人は、雨風をしのごうと、古びた倉庫の軒下に身を寄せます。足元に転がる、捨てられたブラウン管テレビが物悲しい・・・。そこに、ようやく鶴瓶さんも到着。なんと、ゆずは今年デビュー20周年目、”家族に乾杯”も放送開始20周年。『どちらも路上からスタートしたのに、こっちは未だに路上で大ホールには行けない』と鶴瓶さん(笑)。
港町を歩き出した鶴瓶さんとゆずの三人ですが、風はますます強まり、ビニール傘は折れ曲がり、いまにも吹き飛ばされてしまいそう(汗)。外では人と出会えないと判断した鶴瓶さん、『こうなったら、お店に行くべきよね』と。しかし、最初に見つけた「相浜亭」は生憎の定休日。その奥にあった民宿「森荘」は、予約のお客さんだけで仕込みの真っ最中とのこと。すると鶴瓶さん、『ちなみにですが、今日の魚は何ですか?』と訊ねると、『タイ、トビウオ、サザエ、ヒラメ』だそうです。食べたい感丸出しで質問を重ねる鶴瓶さんは、遂に自家製の梅干しをゲット!。そのやり取りを間近で見ていたゆずの二人は、感心しきりです(笑)。
次に三人が見つけたのは、「富崎ベーカリー」の看板。しかし看板には、”本日は終了しました”の張り紙が・・・。すると鶴瓶さん、『いやいや、そんなん終了しててもええねん』と先頭に立ってさっさと店に向かいます。ずぶ濡れになりながら、鶴瓶さんの後に続くゆずの二人は、『なるほど!』と、何かを悟った様子(笑)。店は定休日でしたが、運よく店内ではご主人が明日のパンを仕込んでいて、三人を迎い入れてくれました。7年前に、脱サラして都内から移住してきて、ベーカリーを開業したそうです。パンが焼き上がるのを待つ勢いの鶴瓶さんを、『さすがにそれは・・・』と制したゆずでした(笑)。
ここでスタジオから、館山市の魅力をビデオ紹介。実は館山市は、ゆずの名曲と深い関わりがあるそうで、その名曲にのせての紹介です。
まずは、海岸から少し離れた場所に自然にできた巨大な砂山。この砂山で今人気なのが「サンドボード」。長さ100メートルの砂山を滑り降りるのは、ゆずの名曲『夏色』の歌詞、『♪この長い長い下り坂を、君を自転車の後ろに乗せて・・・』と深い関係が!
次は、江戸時代からの伝統をほこる「房州うちわ」。竹の選別から紙貼りまで職人の手作業による逸品。この美しさを醸しだしているのが、竹が描く曲線、それはまさに『栄光の架橋』だ!(笑)
せっかく館山に来たなら、最後に見て欲しいのが「館山の夕日」。館山湾は、内海で波が穏やかで、夕日が鏡の様に反射して美しいことから、別名”鏡ヶ浦”とも呼ばれています。この夕日を見ていると、なぜか涙が・・・。涙と海と言えば、『雨のち晴レルヤ』(連続テレビ小説”ごちそうさん”の主題歌)。こんな素敵な夕日が見れると、きっといい明日が迎えられそうです!。
続いて、鶴瓶さんとゆずが訪れたのは、3軒しか残っていない民宿の一軒、「安田丸」。こちらは釣り船もやっていて、風が強くて船が港に帰ってきたところだそうですが、まだご主人も釣り客も宿には戻っていません。そこで三人は、隣にある残りの一軒の民宿、「とよだや」へ。こちらは、表で八百屋「豊田屋商店」を営みつつ、裏手で民宿をしているそうです。横浜に勤めている娘さんは、ゆずの大ファンだそうで、娘に送ってやりたいと、まずは全員で記念撮影(笑)。そこでご主人から、裏の民宿で休んでいったらいいと優しいお言葉!。
ようやく、民宿とよだやの部屋に上げてもらうことが出来た、びしょ濡れの三人。ゆずの北川さんは、ドライヤーを借りて髪の毛を乾かしますが、鶴瓶さんと岩沢さんは必要なさそう・・・(汗)。今が旬のビワを頂き、人心地がついた三人は、豊田さんご夫婦に、馴初めや暮らしぶりについて話を聞きました。ご主人は、昔はタンカーのキャプテンをしていたそうで、横浜に入港しては二人でよく横浜をデートしたとのこと。そこで三人は、当時の写真を見せてもらい、話に花を咲かせました。
ここで別れることにした、鶴瓶さんとゆず。ゆずの二人は、もう暫く民宿とよだやに残って、遊びに来た奥さんの高校の同級生との会話を楽しみました。高校生当時、二人はよく喫茶店の”なかぱん”でおしゃべりして過ごしていたそうです。知らないゆずが、『ナカパン?』と聞き直すと、『えぇ~、すごい有名じゃない!』と、”なかぱん”を知らない人がいることに奥さんらは驚いた様子(汗)。奥さんらは、『中村屋のソフトクリームの味は、横浜でも食べられない』と大絶賛。
鶴瓶さんは、民宿とよだやで教えてもらった2軒あるという寿司屋の一軒、「富鮨」へ。すると、カウンターの奥には、変わった名前の付いた手書きのメニューがびっしり(驚)。女将さんに、「都はるみさん握り」とは何か尋ねると、『♪アンコ~椿は~』で”アンコウ”だそうです(笑)。「ロシア民謡握り」は何かと考えた鶴瓶さんですが、答えがでず、これは”トロイカ”。でも、「オリンピックの古橋さん握り」は、”トビウオ”だと分かった鶴瓶さん、大喜びです(笑)。シャレの効いた大将に、トビウオと旬のカツオを握ってもらい、カウンターでお鮨を堪能した鶴瓶さん。その後、座敷に上がって、大将ご夫婦に、馴初めや暮らしぶりについて話を聞きました。
一方、ゆずの二人は、もう一軒の寿司屋、「巴寿し」へ。豊鮨の年季の入った大将とは逆に、こちらは6年前に先代が急逝して跡を継いだ息子さんは、まだ33歳とお若い!。大将から『温かいお茶でいいですか?』と尋ねられた北川さん、周りの様子をうかがいつつ、小声で『瓶ビール?』と・・・(汗)。『家族に乾杯だけに、乾杯しないとね!』と言い訳しつつ、ものすごくニコニコした笑顔で、グビッとグラスを空けた二人でした(笑)。女将さんに横に座ってもらい、ご家族の話を聞きながら、地魚の握りをおまかせで頼むと、まず出されたのは”ヒラマサ”。次は、おすすめだからと2貫ずつ、”ぶだい赤づけ寿し”。これだけ食べに横浜からバイクに乗って来るお客さんもいるそうで、ゆずの二人も大満足の一品でした。
ここでちょっと一息、スタジオから、「家族に一杯」の時間です。
訪ねた一軒のお宅で頂いた本日の一杯は、郷土料理の「まご茶」。新鮮なアジを三枚に下ろして皮を剥ぎ、包丁でたたき、味噌と薬味を入れ混ぜ合わせます。それをご飯にのせて、最後はカツオと昆布を合わせた出し汁をかけたら出来上がり。もともとは、船乗りの方が仕事をしながら、その時のとれた魚を、(まごまごせず)お茶漬けでさらさらっと早く食べられるということから付いた名前のようですが、あまりに美味しかったので、孫にも食べさせたら喜んで食べてくれたからという説も。地元では、給食にも出されるソウルフードですが、お孫さんにとっては、やっぱり自分ちのお婆ちゃんが作ってくれたまご茶の方が、オリジナルな味の工夫があって美味しいそうです(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、「はじめてのチュウ(「キテレツ大百科」より)」(by ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ)でした。
次にゆずの二人が訪ねたのは、館山の人なら知らない人はいない、皆が子供の頃から食べて育ったという、”なかぱん”こと「館山中村屋」(館山駅前店)。1階でパンを買ってから、それを持って2階のカフェへ移動した二人は、地元の奥さんたちが絶賛する”モカソフト”のコーンと、クリームあんみつ(ハーフ)を注文。甘すぎず、とても美味しいそうです。案内してくれたのは、お店の若奥さんで、新宿中村屋から暖簾分けしてもらった創業者の孫にあたる専務さん。『毎週見ています~』という挨拶に、北川さんが『鶴瓶さんと さっきまで一緒だったんですけど・・・』と言い訳しますが、ゆずに会えただけで大満足の奥さんは、『(鶴瓶さんは)いいです』と(笑)。息子さんは横浜で勤めていて、娘さんは安房高校で体育教師をしているそうです。写真を見せて欲しいとお願いすると、見せてもらったのは、顧問をしている剣道部が関東大会で優勝した時の写真。そこで奥さんから、安房高校に行ってみてはとの提案が。なんと安房高校は、X JAPANのYOSHIKIさん達の母校と教えられた北川さん、『え~、知らなかった!』とビックリ。そこで、Xファンの北川さんは、『行かなきゃダメじゃん、オレ』と、安房高校を訪ねてみることに。
一方、新たな出会いを求めて車で移動中の鶴瓶さん、駅前で”悠悠自適 田舎暮らし”と書かれた「千辰地所」の看板を見つけ、先に会った富岡ベーカーリーの方が移住してきたことを思い出して、その不動産会社を訪ねてみることに。すると社長の白幡さん、地元振興のためにいろいろ熱心に尽力されている方でビックリ。隣にある「とれたて市場健人館」は、館山には道の駅が無かったことから、農業や畜産などをしている仲間ら七人が集まって、自力で開業に漕ぎつけた産直市場だそうです。また、安房高の後輩であるX JAPANのYOSHIKIとToshiが中学時代に練習していたスタジオが取り壊されることになり、それを移設して保存する会を立ち上げ、私財を投じて近くに「館山MJGスタジオ」として残しているそうです。
ゆずの二人は、なかぱんの娘さんを頼って、「安房高校」へ。しかし、生憎と研修会があって留守でしたが、校長先生が気さくにゆずを迎い入れてくれました。校長室には、校長先生とYOSHIKIの二人のツーショット写真が飾られていて、Xをリスペクトする北川さんは、写真に手を合わせ拝んでから拝見(笑)。また、館山市では週末の5時になると、YOSHIKIさんの作った曲『Forever Love』が防災無線放送で流されるそうです。その話を聞いて、『もうすぐ5時だ!』と喜んだゆずの二人でしたが、この日は水曜日で放送はありません(汗)。
千辰地所の白幡さんに案内してもらい、YOSHIKIらゆかりのスタジオ「館山MJGスタジオ」を訪れた鶴瓶さん。壁に残された当時のYOSHIKIとToshiのサインや、当時のままというドラムセットを拝見し、大そう感激。2年前にここを訪れたYOSHIKIも、ドラムに座って、しばらく動かなかったそうです。
鶴瓶さんは、再び千辰地所の事務所に戻ると、「とれたて市場健人館」を立ち上げたという”七人の侍”のメンバーらに集まってもらい、当時の様子などについて話を聞きました。
この週末が文化祭という安房高校の校舎内を案内してもらったゆずの二人。廊下でゆずとすれ違った生徒たちは、一様に驚きの声を!そりゃそうでしょ(笑)。体育館を訪ねると、バスケット部が練習中。高校時代はバスケ部だったという北川さんは、当時を懐かしんでバスケに熱中。ベンチに座ってその様子を見ている岩沢さんは、なにかオヤジ風(笑)。
次にゆずが剣道場を訪れると、男女の剣道部員たちから、『エェェ、ヤバい、キャー!!!』と悲鳴とも歓声ともつかない雄叫びが(笑)。道場に座って生徒さん達としばし交流を楽しんだゆずの二人、練習を見たいとお願いすると、逆に歌って欲しいとお願いされてしまいます。そこで、ゆずの二人は、明後日が誕生日というコウキ君のために、『”コウキ”の心へこの唄が届きますように、やさしい笑顔曇らぬように この唄を贈ります~♪』と、誕生日ソング『贈る詩』の替え歌をハモってくれました。ゆず効果か?、安房高校の剣道部は、撮影後の週末に行われたインターハイの県予選で男女アベック優勝を果たし、みごと全国出場を果たしたそうです。
再放送は、7月28日(金)午前0時10分~午前1時25分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。(引用ここまで)
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