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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第四章:回復術士は魔王を超える

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第十九話:回復術士は父親になる

 魔王と繋がっていない三種族との会話はひとまず成功だと言っていいだろう。
 少なくても、敵には回ってはいない。
 特に、イヴの護衛につく鉄猪てつちょ族とはうまく付き合っていく必要があったので一安心だ。
 護衛が敵なんて想像もしたくない。
 今は、地下を通って借りている屋敷に戻るところだ。
 森の出入り口に入るときは気を使うし偽装も忘れない。

「それにしても、魔王と接触がある人間か」

 この情報を得られたのは僥倖と言っていいだろう。
 今まで想像すらしていなかった。

 作戦決行は三日月の夜という嘘が効いている。
 あの嘘があるから、一か月という時間が稼げた。
 その間に、なんとか【剣聖】クレハとの連絡を取りたい。どこかで集落を抜け出して、人と魔族が共存する街ブラニッカにまで戻ればなんとかなるだろう。
 その前に……。

「おまえを出迎えないとな」

 専用リュックに入った卵を撫ぜる。
 さきほどから動いているし、鼓動だけでなく魔力の高鳴りを感じる。
 そう遠くないうちに、この子は産まれるだろう。

 ◇

 二日たった。
 この二日は基本的に森で魔物を狩ってレベル上げと、ブラニッカに戻って【剣聖】と連絡を取るための手段探し。
 そして、鉄猪族たちが星兎族たちの裏切りを確認するための手伝いをしていた。
 早ければ明後日には確証がとれるだろう。

「ケアルガ様、見て。今にも生まれそう」

 セツナがじっとクッションの上に置かれてある神鳥の卵を見ていた。
 その横にはイヴがいて口を開く。

「楽しみだけど怖いよね。だってケアルガの影響を受けた子だもん。すごいのが生まれそう」
「きっと強くてかっこいい子ですね」
「はい、ケアルガ兄様の分身ですもの」

 桜色の髪の姉妹も、新しい仲間の誕生を今か今かと待ちわびていた。
 いよいよ、卵の動きが激しくなってきている。

 今は、借りている家の中でみんなで卵を見つめていたのだ。
 つい、さきほど卵に内側からヒビが入り、セツナがみんなを呼んできた。
 生唾を飲みながら全員で見守る。
 ただ、こうして見ているだけだと気疲れしそうだ。
 見守りながら雑談をしよう。

「この神鳥の卵だけどな。実は俺の心と魔力だけを吸っていたわけじゃないんだ。近くにいたみんなの心と魔力も吸っていた。どうやら、大食いらしくてな。俺の心と魔力だけじゃ満足しなかったらしい」

【翡翠眼】は魔力の流れを見ることができる。
 それで見ていると、俺の近くにいたみんなの心と魔力も集めていた。
 つまるところ、この子は俺だけでなくセツナたちの影響も受けた子だ。

「つまり、この子はセツナとケアルガ様の子供。……うれしい。本当の子供はなかなかできないけど、こんな形で夢がかなった。次は、本物をがんばる」

 セツナが白い尻尾をぶんぶんと勢いよく振り、とんでもないことを決意する。
 うすうす気づいていたが、セツナは俺との子供を欲しがっている。セツナを可愛がる際は、いつも俺が果てるまでしがみついてくる。
回復ヒール】の応用で避妊していなければ、とっくに身ごもっていただろう。
 今は、旅の邪魔になるから避妊をしているが、魔王と【砲】の勇者を始末し、ジオラル王国を滅ぼせば、子供を作るのもいいかもしれない。セツナとの子供自体はそんなに悪い気はしない。

「わっ、私は別にケアルガとの子供なんて欲しくはないよ。でも、生まれてくる子は一番の新入りになるもん。ちゃんと面倒は見てあげるよ。この子を可愛がるのに深い意味ないから」

 ツンデレか!? と突っ込みかけた。
 イヴは口調とは裏腹に神鳥の卵を見る目に熱が入っている。

「いいですね。ケアルガ様との愛の結晶というわけですか。そう聞くとますますと愛おしくなってきました」
「……ちょっと複雑な気分です。ケアルガ兄様との子供はうれしいですが、明らかに私の魔力は少なすぎるので、私の割合が少ない気が。魔力バカのみなさんがうらやましいです」

 フレイアは相変わらずおっとりと、エレンは変な嫉妬をしながら微妙に毒を吐いた。
 エレンは割合を気にしているが、俺から食らった心と魔力が全体の七割ほどで、残りの三割をみんなで分けている都合上、誤差の範囲内だ。
 いや、三割は案外大きいかもしれない。

 俺だけなら間違いなく素直で優しい正義感溢れる魔物になるだろう。
 しかし、セツナとイヴはともかく、元フレア王女と元ノルン王女の心と魔力を喰らっているのは少し不安だ。

「気にしすぎだな」

 フレイアとエレンになってからは素直で可愛い俺の所有物ペットだ。成長のさなか歪んだだけで、根はそこまで悪くない。悪影響はそれほどないだろう。

 何はともあれ、セツナたちは、自分たちの影響も受けていると聞き、より神鳥の卵から産まれる魔物への関心を増やした。
 卵の皹が大きくなる。

 コツン、コツンって卵を叩く音が強くなってきた。
 かぱっと卵が割れて、魔物が出てくる。
 赤みがかった黄金色の体毛のもふもふで、四足歩行の獣型。耳の先と両手両足の先は黒く、靴下を履いているよう。
 首とお腹、尻尾の先は白くてかわいらしいアクセントになっていた。
 そのもふもふの生き物は体と尻尾を震わせる。尻尾はずいぶんとご立派だ。

「ケアルガ、初めて見る生き物だね。なんて魔物かな?」
「セツナは知ってる。この子はキツネ。キツネの魔物。とてつもない力を感じる……たぶんセツナより強い。さすが、ケアルガ様とセツナの子だけはある」

 生まれたのはキツネだ。
 それも子ギツネ。おかしい。

 ミルじいから聞いた話では、神格の魔物は幼体が生まれ成長していくわけではない。初めから完成した形で生まれる。
 なのに、子供というのは変だ。魔力が足りなかったのか?

 いや、違うな。【翡翠眼】を使わなくともわかる。
 この子の力は凄まじい。幼体というわけではないのだろう。

 それに子ギツネにしてはもふもふしすぎている。
 キツネは生まれたころには、さほどもふもふしていない。犬のような見た目で毛の色も黒っぽい、大人になるにつれて、もふもふになり、毛の色も鮮やかなキツネ色に変わっていく。
 なのに、この子はすでにキツネ色でもふもふだ。
 ……この子はこれで完成しているのだろう。子ギツネに見えたが元よりこういう見た目の種族のようだ。

「えっと、俺のことはわかるな?」

 聞いた話だと、心と魔力をもらった親には懐く。
 だが、邪悪な魔物に生まれた場合は親すら食い殺す。

 少しまずいな、たとえ邪悪な魔物に生まれても余裕で対処できるだろうと思っていたが、コイツはまずい。強すぎるのだ。
【翡翠眼】でその強さを見通せるからこそ、うちに秘めた強さがわかる。
 無傷で倒すのはほぼ不可能。
 子ギツネが俺のほうを見る
 つぶらな瞳がかわいらしい。

「こーん♪」

 甘えた声をあげてとびかかってきた。
 慌てて抱きとめる。
 もふもふ、ふかふかで、暖かくて柔らかい。
 なんだ、この素敵な抱き心地は。
 子ギツネは俺の腕の中でぐっすりと眠り始めてしまった。
 荒んだ心が癒されるようだ。可愛すぎる。

「ケアルガ様、セツナにも撫でさせて」
「うわああ、なんでこんな可愛い子がケアルガから生まれたの!」
「丸くてちっちゃくて素敵です。かっこいい子を予想していましたが、これはこれでいいですね」
「ケアルガ兄様、私は抱っこしたいです!」

 女性陣にも大人気なようだ。
 頭を撫でたり抱っこするセツナたちに、子ギツネはなんとも可愛らしい反応をする。
 ……まるで、どう反応すれば一番喜ばれるのかわかっているかのように。
 完璧すぎて、怪しい。
 俺はひねくれ……用心深いので完璧そうなものほど疑ってかかる

 それにしても、なんでこんな子が生まれたのだろうか。
 不思議だ。
 こんな人畜無害で、人懐っこく、可愛らしい魔物なんておかしい。

 そう言えば、キツネの魔物は炎と幻術を操るものが多い。なにより化けるし、ずるがしこい。
【翡翠眼】で能力を見通す。この子はキツネの魔物の例にもれず、炎を操る能力、幻を操る能力、変身能力が備わっている。
 この人懐っこい仕草も全部演技ではないのか?
 俺も含めて、かなり二面性が強い奴らの心と魔力を喰らっているし、犬科成分はセツナからもらったのだろう。
 こう考えると、こういう子が生まれてきたのに納得ができる。

--------------------------------------------------
種族:白金一尾・紅蓮
名前:未設定
クラス:神獣
レベル:30
ステータス:
 MP:133/133
 物理攻撃:71
 物理防御:59
 魔力攻撃:98
 魔力抵抗:59
 速度:83

レベル上限:80
素質値:
 MP:106
 物理攻撃:110
 物理防御:90
 魔力攻撃:154
 魔力抵抗:90
 速度:130
 合計素質値:680

技能:
・煉獄魔術Lv1
・幻術魔術Lv1
・変化Lv3

スキル:
・煉獄の炎:炎魔術技能を煉獄魔術へとクラスアップさせる。クラスアップした場合、煉獄の炎が召喚可能となる
・無限回廊:幻術魔術の威力・効果時間に上昇補正。消費魔力を三倍にすることで単体を対象とした幻術魔術に限り、効果時間を無限とできる
・神獣:魔物でありながら神の領域に踏み入れた存在。全ステータスに上昇補正・自動回復。【親】以外からの、束縛、弱体化補正、状態異常を無効とする
--------------------------------------------------

 凄まじいステータスで、技能とスキルも粒揃い。
 魔王候補であるイヴすら超える合計素質値680。こんな数字は始めてみた。
 惜しいのは煉獄魔術だ。
 炎魔術をスキルで進化させたものであり、俺でも技能をコピーできない。

「強いことに加えて、抜け目がないやつだな」

【翡翠眼】で、見ることでいよいよもって確信に変わる。
 子ギツネは、俺に甘えて女性陣に媚びを売っている動作を計算してやっている。
 保険を使っておこう。媚びを売るのに必死な子ギツネの隙をついて、魔術に特化するように技能の割り当てを変える。

 奴隷の首輪を元にした魔物を隷属させるための術式を使う。
 一切の束縛、状態異常を受けない子ギツネも、【親】である俺だけはその耐性を無視できる。
 魔力を一切漏らさないようにして、ばれないように術式をくみ上げた。
 あらかじめ用意してあった儀礼用の特別な魔針に俺の血を吸わせて子ギツネの心臓に突き刺す。隷属の束縛術式が子ギツネの心臓に刻まれた。

「キャンッ!!」

 子ギツネが悲鳴をあげて、エレンの腕から飛び跳ねる。
 だが、術式は完了した。

 これでこの子は俺から逃げられないし、俺を傷つけられない。
 ……それにしても、凄まじい形相で睨んでくるものだ。さきほどまで甘えていた子ギツネと同一の魔物とは思えない。
 素の表情が見えてにやりと笑う。
 すぐに表情がもとに戻った。『痛かったよぅ』っとうるうる目。そして首を傾ける。あざと可愛い。

「こゃーん……」

 ちなみに、女性陣はあまりにも表情の切り替えが早かったせいで、こいつが浮かべた表情に気付ていない。

「ケアルガ様、いきなり針なんて可哀そう」
「そうだよ、この子、驚いちゃったじゃない」

 うん、やっぱり俺の魔物だ。きっちりと俺以外はだまして、すでにパーティ内での可愛がられポジションを確保している。
 もし、魔針で術式を刻まなければ、さっそく今日にでも逃げ出していたかもしれない。
 この計算高さは、むしろ頼りになるぐらいだ。どれだけ腹黒くても可愛いことは間違いない俺もあとでたっぷりと可愛がろう。

 再び、女性陣に子ギツネは捕まり、ひたすら可愛がられる。
 そうだ。いつまでも子ギツネじゃかわいそうだ。
 名前をつけないとな。
 すさまじい猫かぶりだが、戦力としては申し分ない。たっぷりと頼らせてもらおう。



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