皆さんお元気ですか?
本日は日本列島荒れ模様のようです。
用心して、立春を待ちましょう。
さて、今回は、先日の週刊新潮1月29日号の記事で、極秘裏に2度目の離婚をしていたことが発覚した元NKHアナの膳場貴子キャスターです。
昨年の女子アナシリーズ、フリーアナシリーズで斬ろうと思っていたのですが、有名女子私立高出身、東大出、元NHKアナ、美人と言うキャラ以外に、特に話題性がなかったので取り上げませんでした。
しかし、新潮の記事を読んで、従来私が、膳場アナに対して抱いていたイメージと一致している部分とギャップを感じた部分の落差が大きかったので分析対象としました。
膳場さんと言えば、柔和な笑顔の美人、如何にも育ちの良さそうなお嬢様、しかも東大出、スキャンダルとは無縁の才色兼備の日本のセレブと言う感じでした。
NHKで全国区アナとなり、その人気と実績を引っ提げて高額のギャラで民放入りと、出世ルートは如何にも定石っぽいですが、現代の【勝ち組女】であることに間違いはありません。
その、完全無欠そうな彼女にも、以外と人間臭い欠点や、人格をちょっと疑いたくなるような癖があることを知って、等身大の彼女に近づけたかな?という感じです。
それでは、命式を見ていきましょう。
1975年2月28日生まれ
上 中 下 宿命星 十二運 吉凶星
年柱 乙 卯 甲 比肩 劫財 建禄 囚獄 白虎殺
月柱 戊 寅 甲 正財 劫財 帝旺 華蓋 劫殺 亡神
日柱 乙 巳 丙 傷官 沐浴 月徳貴人 金輿禄 孤辰 駅馬
【特記事項】
膳場さんは、寅卯空亡ですが、年柱と月柱の中段に卯と寅があるので、年柱、月柱ともに、空亡しています。
【総合所見】
① 生まれと育ちの良さを示す命式だが、凶星の凶意がほとんど解消されていない珍しい命式
② 今回2度目の離婚だが、結婚の障害を示す暗示が出ている。
③ 情の薄さ、冷たさを暗示するサインが目立つ、素顔は【氷のお姫様】
① については
特記事項に書いたように、年柱と月柱が同時に空亡しています。
実は、彼女の命式を見たときに、ある種の懐かしさを覚えました。
と言うのは、私事で恐縮ですが、もう20年ほど前
学生時代に付き合っていた、慶応の幼稚舎から大学まで上がってきた彼女の命式によく似ています。
その彼女も実家は首都圏の相当資産家のお嬢さんでした。
膳場さんは、年柱と月柱が空亡しているとは言え、十二運はそれぞれ建禄と帝旺と
ほぼ最強です。
従って、初年運、中年運とも最悪とはならず、並みの運勢となるでしょう。
20年前に交際していた彼女も、年柱と月柱が空亡してしかも十二運が建禄と帝旺
でした。
神様が、人間を公平に作るために、こう言った計らいをするのでしょうか?
【年柱と月柱の同時空亡】と言うパターンは不思議と良家で相当な資産家の
子弟によく見られます。
膳場さんの実家は、大場家、秋山家と並び称される東京は世田谷の三大地主です。
地主と言っても、地方の地主とはわけが違います。
バブルの頃は、世田谷区全体の地価がアメリカのカリフォルニア州全部の地価ぐらいはあったのではないでしょうか?
恐らく、膳場さんが幼少の頃、通学に通った路の近所の民家は、戦前は全部、実家の小作人か借地人だったと思います。
まさに、世が世なら“お姫様”ですね。
しかし、命式中に2個の劫財があります。
劫財は基本的には凶星で、外面と内面の落差の大きい二重人格性が有ると言われます。
年柱と月柱が空亡しているので、その凶意も、各々半個分としても、2個で丸々1個分の凶意は残ります。
二重人格性は消えずに、人との共同事業に不向きで、夫婦仲が良くないと言う凶意はしっかり残ります。
K・Yの星の比肩が有ります。
年柱の空亡で、K・Y傾向は半減します。
しかし、劫財と結合することによって、強い自我が形成されると同時に屈折した性格になると言われます。
リンジー・ローハンの所でも書いたように、「根性が曲がる」訳です。
周囲の人に聞いてみないとわかりませんが、意外と腹黒いかもしれませんね(笑)
もう一つのカギは、月柱と日柱の中段の寅と巳が
「寅巳の「刑(けい)」」と「寅巳の「害(がい)」」を形成しています。
これは、小向美奈子にもありましたが、結構不吉なサインです。
「寅巳の「刑(けい)」は争いや障害の暗示
「寅巳の「害(がい)」」は慢性病に注意です。
争いや障害とは膳場さんの2度の離婚を暗示しているのでしょうか?
月柱に誠実で几帳面の星の正財があります。
しかし、正財は「刑(けい)」と「害(がい)」があると、人生に副作用を起こしてしまいます。
その副作用とは、ズバリ!!
★結婚に失敗しやすい★と言う暗示です。
日柱に毒舌性の凶星の傷官があります。
命式中に、印綬や偏印がないので、毒舌性は歯止めが利きません。
夫婦喧嘩の際は、ただでさえ気の強そうな膳場さんですから、相当きついことを言ったのではないでしょうか。
月柱に孤独の星の華蓋が有ります。
劫殺と亡神の2凶星がありますが、吉星とともにないので、ストレートに冷酷さが出てきます。
日柱に身内に縁の薄い星の孤辰があります。
吉星の金輿禄が有りますが、彼女の場合は、2度の離婚から考えると、玉の輿効果は無くて、柔和な顔立ちの美人になるという現象のみが実現しているようです。
膳場さんの周囲の人の証言によると、彼女は「他人に胸襟(きょうきん)を開かない性格」だそうです。
要は、周囲に心を開いてうちとけない性格なんでしょうね。
記事によると、彼女と親しい人が、彼女にある人を紹介した時に、彼女がコートも脱がずに応対したのを見てその人は大変びっくりしたそうです。
これは、
① そもそもマナー音痴なのか
② その相手が、コートを脱ぐほどの相手ではないと判断したか
のどちらかでしょう。
TV画面からだけでは想像できない彼女の一面を知った気がしました。
(1)「他人に胸襟(きょうきん)を開かない性格」
(2)自分と相手との格や親密さの度合によって変える対応
(3)時折垣間見える冷たさ
(4)離婚を1年も隠し通す秘密主義
この4要因を総合して、膳場貴子キャスターの素顔を
【氷のお姫様】と命名しました。
彼女の二十八宿は亢宿です。
理想主義で潔癖な女性が多い中、頑固で内向的な性格も特徴です。
彼女の「他人に胸襟(きょうきん)を開かない性格」もここに由来しています。
彼女については、NHK時代は、有働由美子アナとともに時のNHK会長で、別名“エビジョンイル”と言われた独裁者の海老沢勝二会長(注;現横綱審議会委員長)のお気に入りで有名でした。
海老沢元会長は、虚宿で、彼女とは「栄・親の関係」で上司としては目をかけ
引き立ててくれるベストの関係です。
有働アナは畢宿(ひつしゅく)で、彼女も海老沢会長とは「栄・親の関係」です。
海老沢時代のNHKの女子アナの2TOPがいずれも最高権力者と「栄・親の関係」にあったことは興味深い事実です。
膳場さんの、NHK退職の理由は、2度目の結婚で旦那とともにロンドンに行くということになっていましたが、本音は海老沢会長が失脚して、寵愛を受けていた反動で局内に居づらくなったと言う専らの噂でした。
現に、辞めなかった有働アナは、ニューヨークにアナウンサー職のまま左遷されています。
海老沢時代の有働アナは、まさにやりたい放題でした。
写真誌にはフライデーされるは、スキャンダルとゴシップを嫌うNHKで干されなかったのは、最高権力者の覚えがめでたかったからでしょう(笑)
今でもたまにNYからの中継が有ると、妙に高いテンションで登場してくるので拍子抜けします。
不遇に耐えながら組織に留まる道を選んだ有働アナと民放への転出を選んだ膳場アナの人生の分岐点でした。
膳場アナがNHKを退職したのは2006年3月、彼女にとっては傷官の年で、【第二の空亡】の年です。
前年の2005年に庇護者の海老沢会長が失脚していますから、退職までの期間は結構辛かったのではないでしょうか。
TBS入社後も師と仰いだ筑紫哲也氏が昨年癌で亡くなりました。
News23も番組改編で無くなり、主力のニュース番組は、先日フリー宣言をしたTBS生え抜きの小林麻耶アナがサブを務めるそうです。
膳場さんには、News23の時間帯を30分のニュースストレート番組にして、引き続きニュース読みをさせる案が有るそうですが、年収5千万でプライドの高い彼女が納得するかどうか、局側も頭を悩ましているそうです。
いずれにせよ、膳場さんは、来年の2010年から2年間は空亡に入ります。
今年も含めて向こう3年間は、女性キャスターとして生き残れるかどうか、彼女にとって本当の意味での正念場でしょう。
膳場キャスターのご健闘をお祈りします。
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