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ソフトウェア開発の「日本校文館」に破産決定、負債52億円

ソフトウェア開発の「日本校文館」に破産決定、負債52億円

東京都杉並区に本拠を置くソフトウェア開発の「株式会社日本校文館」(旧商号:株式会社ニュートン)は、5月9日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

1977年に「株式会社日本校文館」として設立の同社は、教材の編集・制作やソフトウェアの企画・開発を主力に事業を展開し、1996年に商号を「株式会社ニュートン」へ改称すると、資格取得などに向けた自動習熟システムソフトの開発に事業を移行していました。

その後は、代表者を同じくする出版業「株式会社ニュートンプレス」が発行する科学雑誌の「Newton」について、同誌のeラーニングシステムを開発したものの、収益が低迷したことで多額の投資が回収できず資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。

負債総額は約52億円の見通しで、現在は「ニュートンプレス」との資本関係はないとのことです。

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