酒類学分野 酒類学研究室
酒類醸造を多角的に科学する
清酒(日本酒)を中心とした醸造学の研究が主となる。日本酒をはじめとする酒類全般の原料、関与微生物、もろみの発酵経過など、酒類にかかわるすべての面の追究をおこなう。また、現在の製品に対する嗜好の変化・変遷への対応、近代的な労働条件を満たすための作業改善等も考慮する一方で、伝統産業継承の精神を尊重しながら研究を進めている。
所属教員
学生の主な研究テーマ
・自然界からの醸造用優良酵母の単離
・花からの醸造用優良酵母の単離
・単離酵母の醸造特性に関する研究
・単離酵母の香味形成に関与する遺伝子に関する研究
・Yeastcidinの利用に関する研究
・麹菌が生産する抗菌物質Yeastcidinの精製と特性および構造解明
・清酒酵母判別法確立に関する研究
FREE TALK
酒類研の掟!?
この研究室に配属になった学生は、卒業までにこのラーメン屋に行かなければならない(?)。近年における酒類研のラーメン好きは異常のようで、先生からも「NonラーメンDay」を作れ、と言われる程。
このラーメン屋は、2年前にラーメン好きの当時4年生室長が開拓したお店です。当時同じく4年生だった私を連れ、週3ペースで通うほどのハマり様。いつしか周りも巻き込んで、「実験終わりにみんなでラーメン食べる」が月1の定例行事に(笑)。今でも酒類研のラーメン好きを巻き込んで頻繁に通っています。さて今日も行きますか。
(院生 リューさま)
研究室での一年
研究棟が新しくなり研究室内も広くなった事で、みんなが集まりやすく研究も行いやすい環境となりました。また、月に1度の誕生日会に始まり、夏旅行や冬旅行、仲良くなった友達と海やキャンプなどみんなでワイワイできる行事がたくさんありました。夏旅行では富士急ハイランドで絶叫したり、ワイン工場を見学など酒類学研究室らしさもいっぱいです!夜の宴会ではテンション↑↑で大盛り上がり(笑)
(短大2年生 N.T.)
Yeastcidinって何?
本研究室では麹菌が生産する抗菌物質であるYeastcidinという物質について様々な研究を行っています。このYeastcidinという物質は清酒酵母には効果がありませんが、それ以外のほとんどの酵母の生育を抑制するというユニークな性質を持っています。このユニークな性質を利用して、今までは自然界からの清酒酵母の分離を主に行ってきました。
この性質を踏まえて現在行っている研究内容としては、Yeastcidin本体について、また清酒酵母が持つと予想されるYeastcidin耐性遺伝子についての研究などを中心に行っています。
将来的にはYeastcidinの産業化を視野に入れ、先生の指導の下、院生、4年生を主体に、短大生も含め日々研究に励んでいます。
(4年 K.T)
短大生でも...
私の研究テーマは、微量米試料中の微量タンパク質含量の新規簡易定量法の確立です。通常、穀物由来のタンパク質含量は、ケルダール法を用いて定量しますが、非常に作業が煩雑な上、時間もかかり、さらに米1粒での測定は非常に難しいというデメリットがあります。そこで、ビウレット法というタンパク質定量法に着目し、微量米試料中の微量タンパク質含量の新規簡易定量法の確立を目指しました。
この研究テーマを行う際、私に出来るかとても不安でしたが、先生方のご指導と先輩方のアドバイスのお陰でしっかりこなしていくことが出来ました!!研究って楽しいと感じられる1年でした。
(短大2年生 K.K)
研究室紹介
酒類学研究室に所属している私たちは、中田久保先生と数岡孝幸先生の指導のもとで活動をしています。醸造学科の2年生と醸造科学科の4年生そして大学院生も研究室にいて、それぞれの交流も多く、酒仕込みの麹作りを時間がある人達が集まって泊り込みで一緒に行う等、皆がわきあいあいと協力して研究をしているとても楽しい研究室です。
私は中田先生の指導の下、自然界、特に様々な花から分離した「花酵母」と呼ぶ優良酵母の分離や、それらを用いた酒類の製品化も視野に入れた研究・開発を行っており、その中でも特に私は、それらの酵母を用いて造った焼酎・泡盛がもつ多くの人々に親しまれる香気特性についての分析・研究をしています。
(4年生 A.H)