2017年7月11日
一般社団法人日本音楽著作権協会
(JASRAC)
BGM利用施設の経営者に対して
全国初の著作権侵害行為の差止めと損害賠償を請求
JASRACは、本日、以下の施設において、JASRACが著作権を管理する音楽著作物(以下「管理著作物」といいます。)を、著作物利用許諾契約を締結しないまま違法に利用している経営者2名それぞれに対し、管理著作物の使用禁止(差止め)と損害賠償を求める訴えを提起しました。
施設名(所在地)
理容店 「Elfina (エルフィナ) 」 (北海道札幌市中央区)
飲食店 「Jamaican Corner BROWN'S (ジャマイカン コーナー ブラウンズ) 」 (香川県高松市)
JASRACは、これらの施設において、管理著作物がBGM利用されていることから、再三にわたりそれぞれの経営者に利用許諾契約を締結するよう求めてきました。
2015年には民事調停を申し立てましたが、両経営者とも契約に応じようとせず、現在も無断で管理著作物を利用し続けています。
JASRACとの間で著作物利用許諾契約を締結し、適法に音楽を利用している多くの利用者との公平性を確保するため、このような無断利用をこれ以上放置することはできないことから、今回の訴訟提起に及んだものです。
以上