肝臓がんへのネオアンチゲン免疫治療症例
肝臓がん症例報告-1
肝臓がん手術不可能も、治療期間8ヶ月でがん腫瘍はほぼ消失。
患者さん: | 72才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療 |
治療までの経緯
20年来のC型肝炎にて通院中、5年前に肝臓がんを指摘された症例。この時点では肝硬変も併発しており、手術適応は無しと診断。その後都内・某国立大学病院の専門医によってラジオ波治療を数回くり返すも、再発を繰り返し徐々に悪化。
これ以上のラジオ波治療は不可能と説明されたため、当院外来を受診。
即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」がなされた。それにより抗がん性サイトカインの著しい低下(リンパ球機能がほとんど消失)と、短命を示唆するヘルパーT細胞2系(Th2)比率の異常上昇を確認。次なる治療ポイントが抽出された。
治療内容と経過
治療前
検査結果
治療前CTでは肝臓右葉にラジオ波治療の痕跡と、その周囲(赤マルで囲んだ内部のやや濃い色調部分)に再発・拡大したがん腫瘍を認めた。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果の中心をなす抗がん性サイトカインすべてに著しい減少が認められ、全くがん腫瘍の排除ができない状況を確認。
またヘルパーTh2細胞比率の上昇は今後の予後不良を強く示唆し、早急なる免疫改善対応が求められた。
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- 抗がん性サイトカインの産生向上を目指し、早急にリンパ球刺激を行う。
→サイトカイン誘導治療としてCS-82MD内服。 - 細胞内部・ミトコンドリアに働きかけ、がん消滅反応であるアポトーシスを引き出す。
→アポトーシス誘導治療としてアポトーゼMI300内服。 - ラジオ波治療によって刺激された残存がんの活動性も非常に高く、迅速な免疫強化を図る。
→内因性ペプチド誘導治療の併用(EPI complex点滴)
治療と経過
およそ8カ月が経過し、本治療で行う内服・点滴治療もすべて終了。その時点で肝臓に再発したがん腫瘍はほぼ消失。
患者様・ご家族様から
この症例の担当医師
腫瘍免疫専門医による免疫治療を提供。
※MITグループの医師は腫瘍免疫学に精通した専門医による数少ない免疫治療クリニックです。
までがん免疫治療の30分間無料電話相談を受け付けております。
ご家族様からのご相談も承ります。
肝臓がん症例報告-2
肝臓がん末期で根治の見込みなしも、治療開始5ヶ月で腫瘍の急速な縮小が認められる
患者さん: | 51才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療 |
治療までの経緯
数年前に突然吐血し、肝臓がんにかかっていることが判明したケース。
不幸なことに彼の場合、がんが発見された当初から持病の肝硬変が非常に悪化しており、がんの手術自体が大きな危険を伴うため、実施はまったく不可能と判断されていた。
当然、肝機能自体が不良なため、保険治療として一般的な抗がん剤治療もできない。できることはインターフェロン治療(注射)のみという状況で、根治の見込みはなしと宣告されていた。
彼の場合、学校を卒業してから自動車工場で油にまみれてコツコツ働き、ようやく数年前に独立して工場を建てたばかりの状況にあった。
妻とは既に別れており、頑張って育ててきた長女・次女は既に遠方へと嫁いだ後。誰に任せられる状況にも無く、スタッフの今後や借入金返済の見込みなど、考えただけでふさぎこむような毎日だった。
そんな時、やむなく偶然知人から薦められた市販のキノコ系サプリメントとD-12成分に希望を託し、服用をし始めたのだった。このケースも一般的ながん進行度に置き換えると“肝臓がん末期”、ステージ4である。
ただ市販サプリメントによる民間的な方法も、治療効果が比較的良く出ていたためがん免疫力は良好な数値を保持していた。ただその良好な効果さえも、成長・増大に伴って活発化したがん細胞活動の前には、不十分な状況にあるものと判断された。
もちろん保険治療にだけを頼ったならば、“治療の手立てまったく無し”である。
治療内容と経過
治療前
治療前に血管カテーテルによって調査した肝臓がんの画像。
がんに注ぐ太い血管と周囲の新生血管が密に認められる。(丸く黒々とした部分ががん)
このままでは残り余命およそ6ヶ月から1年程度。
保険治療のみに頼るなら、ホスピス・緩和ケア病棟への入院申し込みも急がねばならない時期である。
今後の予想された病状
- がんの増大による激しい腹痛と、それによる急速な衰弱
- がんに伴って悪化する肝硬変の病状による腹水や黄だんの発生
- 肝臓がんの急速な増大に伴って生じる突然の肝臓破裂と強烈な腹痛、出血
- 末期に近づくにつれ、悪液質と呼ばれる急速な全身衰弱と意識混濁
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- 抗がん性サイトカインの著しい減少
- がん関連抗原と呼ばれる免疫抑制物質が複数で上昇
- 直径が9センチほどにおよぶ、再発したすい臓がん
治療と経過
治療はおよそ5ヶ月間に数回の外来通院および入院が行われ、その結果著しいがんの活動性は治療開始4ヶ月で消失、腫瘍も急速な縮小を認めることになった。
まずはがん進行による厳しい予後を第一に回避せしめる。続いてがんとの共存状態を作り出す。
こうして治療を十分に行う時間的余裕を確保した上で、さらに体内からのがん細胞排除を目的としたサイトカイン誘導治療をしばらく継続する方針がとられるようにまで回復した。
患者様・ご家族様から
この症例の担当医師
腫瘍免疫専門医による免疫治療を提供。
※MITグループの医師は腫瘍免疫学に精通した専門医による数少ない免疫治療クリニックです。
までがん免疫治療の30分間無料電話相談を受け付けております。
ご家族様からのご相談も承ります。
ネオアンチゲン免疫治療とは
当院がご提供するネオアンチゲン免疫治療は、自己リンパ球やミトコンドリアを活性化しておこなうがん免疫治療のため、副作用がほとんどありません。
ネオアンチゲン免疫治療は、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療の3つの治療ステップで構成されます。
また治療をお急ぎの方は、初診当日からの治療実施が可能です。
ネオアンチゲン免疫治療の一般的な流れ
私たちの体内で日常発生する未熟ながん細胞から生まれる「がんペプチド」。
がん細胞を攻撃するキラーT細胞は、この「がんペプチド」を目印にして闘いをしかけています。
しかし、多くのがん細胞は攻撃を防ぐため、「がんペプチド」を細胞の内部に隠してしまいます。
ネオアンチゲン免疫治療では、隠された「がんペプチド」を内部から引っ張り出し、キラーT細胞に攻撃の目印を教え続けます。
※MITグループでは患者様、ご家族様が理解しやすいようにできる限り専門用語を避けてわかりやすく説明しています。
対象となる患者様
- がん全般(早期がん、進行がん、末期がん)
- 再発・転移性がん
- がん手術後の取り残し有無の精密調査・経過観察
※ 対象は自立歩行ができる方、お食事(流動食含む)が摂れている方となります。
※ 小児がんは対象外となります。
治療費用について
治療費やお支払い方法に関しまして、
ご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。
各種治療費用は以下をご参考ください。
治療費用 | |
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初診料 | 20,000円 |
リスクチェッカー検査 | 120,000円 |
内因性ペプチド誘導治療(1回) | 520,000円~ |
サイトカイン誘導治療(1ヶ月分) | 40,000円~ |
アポトーシス誘導治療(1ヶ月分) | 89,600円~ |
樹状細胞療法 | 250,000円~ |
免疫細胞療法 | 250,000円~ |
当院の治療は、保険外の免疫治療であるため、原則すべて自由診療となります。 |
費用例(1) |
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初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
サイトカイン誘導治療40,000円
アポトーシス誘導治療89,600円
合 計269,600円
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費用例(2) |
初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
内因性ペプチド誘導治療(1回)520,000円
サイトカイン誘導治療40,000円
合 計700,000円
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費用例(3) |
初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
内因性ペプチド誘導治療(2回)1,040,000円
アポトーシス誘導治療89,600円
合 計1,269,600円
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検査や治療費は都度のお支払いとなりますので、治療開始時にまとめてお支払いいただく必要はありません。
※従来の免疫療法とは手法が違うため、培養費用はかかりません。
医療費控除について
当院での治療は、医療費控除の対象となります。
通院時にかかった交通費に関しても医療費控除の対象となる場合が御座います。
詳しくはお住まいの税務署にお問い合わせください。
お支払い方法について
お支払い方法に関しまして、ご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。
現金 | 受付で現金にてお支払い下さい。 |
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クレジットカード | 患者様のご都合にあわせてクレジットカードのご利用が可能です。 VISA、JCB、アメリカンエクスプレス、Diners Clubなど、上記の各種クレジットカードをご利用いただくことができます。 |
までがん免疫治療の30分間無料電話相談を受け付けております。
ご家族様からのご相談も承ります。
MITグループのご案内
交通アクセス
東京都中央区八重洲 2-5-6 KBYビル
3F 東京MITクリニック/6F アスゲンがんクリニック
受付時間:月〜土曜09:30から18:30(祭日をのぞく)
東京駅・八重洲南口に面した信号を渡り、向かいにあります八重洲ブックセンター横の一方通行路をお入りください。すぐ右側にコインパーキングが見えてまいりますので、当院はそちらを通り過ぎてすぐの建物です。
7番出口より地上に出られたらまず左に、そしてすぐの一つ目角を左折し、そのまま直進なさいますと右手にスターバックスコーヒーが見えてまいります。当院はその向かいの建物です。