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回復術士のやり直し~即死魔法とスキルコピーの超越ヒール~ 作者:月夜 涙(るい)

第四章:回復術士は魔王を超える

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第十八話:回復術士は新たな仲間を得る

 星兎族を含めた五つの種族を交えた会議が終わった。
 星兎族の目論見どおり、イヴの力を当てにして魔王に迫害された種族たちが決起することになっている。

 そのこと自体は問題ない。
 もとより俺も魔王を滅ぼすつもりだ。援軍ができるのは都合がいい。
 ……問題は魔王に情報を漏らしている星兎族たちによって、情報が漏らされており、ほぼ百パーセント失敗することだ。
 それを黙って見過ごすわけにもいかない。

「向こうが騙せていると思っているのが救いだな」

 その場で、反論していれば殺される可能性すらあった。
 だからあえて騙されたふりをして計画を進めさせ、隙を突くことにした。
 騙せていると思い込み、踊ってくれるバカほど使いやすいコマはない。
 情報が魔王に漏れているという状況は、逆に任意の情報を魔王に送ることができるということ。

 たとえば、予定より襲撃予定を数日早めるだけで、敵の隙をたやすくつけるだろう。
 なまじ情報があるだけに、聞かされていた日時と聞かされていた侵入ルートに敵は過剰な戦力を配置する。そこ以外は手薄になるのだ。

 しかも”三日月の夜”でなければ襲撃はなく、”リンゴさえ食べれば助かる”なんてことを信じてくれている。隙を突き放題だ。

 ただ、それだけでは不十分だ。
 イヴの護衛を任された鉄猪てつちょ族は最低限味方に引き入れておきたいし、できればもっと人手がほしい。
 そのために、今の会議で星兎族の息がかかっていないものを見定め、手紙を握らせた。

「さてと、さっそく準備をするか。イヴとセツナはついてこい」
「ん。セツナの準備はできてる」
「緊張するね」

 セツナとイヴがそれぞれの武器を握り締め、後ろをついてくる。

「フレイアとエレンはここで待機だ。もしものときはわかっているな」
「ええ。言いつけ通りにします。ケアルガ様、お気をつけて」
「ケアルガ兄様、さきほどの会議の情報から、新たな策を練っておきますので、ご期待ください」

 留守番組のフレイアとエレンに見守られながら、借り受けている屋敷の地下から外に出た。

 地下通路は初めからあったものではない。いざというときのために、錬金魔術で土を操り作ったものだ。
 ここが敵地である以上、非常用の逃走経路がないと安心して暮らすことなんてできていない。
 俺たちが借りている家は監視されているが、中の様子までは見られていないので楽にこんなものを用意できた。
 聴覚がすぐれている星兎族の監視も、地下の音までは拾えないのだ。

 地下を抜けて森にでた。
 やはり、錬金魔術は便利だ。いろいろと応用が利く。

「セツナ、イヴ、気を抜くなよ。今から会う連中は俺たちを警戒しているだろうし、……一歩間違えれば敵にまわる。手紙を渡されただけじゃ、俺のことを信じていないどころか、現時点では、星兎側よりだ」
「だろうね。星兎族のおかげで平和に暮らせているって感謝しているかも」
「身構えとく。セツナは何があってもケアルガ様を死なせない」

 この二人だけ連れてきたのには理由がある。
 当事者であるイヴがいないと話ならない。そして荒事になった場合に戦力がほしい。もっとも自衛力があるセツナが適任だ。
 フレイアは殲滅戦では活躍できるが、少人数が相手で距離が近い状態では活躍しにくいし、自衛力が乏しい。エレンは戦力としては問題外。足手まといになる。
 これ以上の人選はない。

 ただ、屋敷にフレイアとエレンという後衛だけ残してきたのは不安が残る。
 少しでも身の危険を感じたら、地下に逃げろとフレイアには言ってある。
 地下通路は森に抜ける道のほかに、巧妙に隠された分かれ道がある。そこから出れば安全だ。追っ手は、隠し通路には気付かずに森に逃げ込んだと思い込むだろう。

「俺は守らなくていいさ。俺なら自分でなんとでもできる。セツナはイヴを頼む」
「了解。魔族が怪しい動きをしたら即座に首を落とす。攻撃こそ最大の守り」
「それは最後の手だ。ぎりぎりまで手を出すな。なるべく平和的に行こう」

 セツナは俺より好戦的なところがある。
 氷狼族はかなりの戦闘民族だから、その影響だろう。
 イヴがなぜか首を傾げてる。

「平和的に行こうなんてケアルガらしくないよ。ケアルガなら、喜んで皆殺しにするって言いだすと思ったのに」
「失礼な。俺は復讐の対象者や、俺から大切なものを奪った連中以外には常識的な対応しかしないぞ」

 そう、あくまでやられたらやり返すの精神だ。
 ましてや、味方になるかもしれない連中に、いきなり喧嘩を売ったり、些細なことで怒ったりはしない。

 さて、そろそろ手紙で指定した時間だ。
 しばらくして、ぽつりぽつりと来客が現れた始めた。
 六人の魔族と彼らが使役する数体の魔物たち。
 できるだけ、少人数で来てほしいと書いたのを守ってくれたのだろう。
 ……あるいは、よほど腕に自信があり、罠だとしてもその人数で切り抜ける自信があるかのどちらか。

 現れたのは、さきほどの会議で率先してイヴを守ると告げた鉄猪族とその従者。ほかにも白と判断した風鼬族と炎馬族の代表と従者がいた。

「来てやったぞ。黒翼族のイヴと、その従者よ」

 まっさきに鉄猪族の武人風の男が口を開く。たしか名前はグルガと言ったはず。
 俺をイヴの従者と思っているようだ。勘違いしているが訂正する必要はない。そちらのほうが動きやすそうだ。

「来てくれて、ありがとう。俺の話を信じてくれたと思っていいか」
「星兎族が裏切っているという話か……そう思うとつじつまが合うことが多々あった。だが……それでも信じるに足りん。確証を得るためにここに来ている。他の者も同じだ」

 なるほど、武人といった趣だが、バカではないようだ。
 これはテストでもある。
 まず、俺の言ったことを何も考えずに受け入れて信じるというような間抜けなら足を引っ張るだけなので、仲間として必要ない。
 その場合は、さっさとこの集落から抜け出して俺たちだけで魔王を倒す。

 そして、星兎族たちに告げ口をするような連中であっても見限る。まともな頭をしていれば、星兎族が裏切っていると言われて、思い当たる節の一つや二つはある。
 その程度の考察力がない、あるいは情報を集めず、即座に俺を売るような連中であれば、足を引っ張るだけなのでいらない。

 その点、彼らは合格だろう。
 俺の言っていることを疑いつつも、星兎族たちに情報を漏らさずに話を聞きにきた。
 これなら話が通じるし、味方に引き入れることに問題はない。

「わかった。なら、話させてもらう」

 俺は、星兎族を疑うに至った経緯をゆっくりと話した。
 それから、エレンが立案した星兎の裏切りを確かめる方法を伝える。

「……なるほど、確かに君の言うことは筋が通っている。疑うのも無理はない。そして、君がいった方法なら本当に裏切っているかを確かめられるな。どっちにしろ、しばらく、我が鉄狼族は星兎族に情報を流さないようにしよう。そして、いずれ星兎族が黒だとわかれば君たちに協力する」
「風鼬もそうするわ。あの兎ども、前から怪しいと思っていたのよ。とくにキャロルは食えないわ」

 妙齢のキツイ美女が爪を噛みながら鉄猪族に同意を示した。

「炎馬も同じくだ。言っておくが、君たちを信じたわけではない。だが、星兎族を疑おう。魔王軍の最大戦力を潰した君たちが、魔王の手下なんてことはない。そのことだけは信じている……それだけの力は我ら炎馬の希望でもある。無視はできないよ」

 下半身が馬で赤い鬣をした青年も、とりあえずは俺の案に乗ってくれるようだ。
 いい反応だ。
 ここで、あっさりと俺を信じるようでは逆に信用できない。
 人を疑わないというのは、思考の放棄と同義だ。

「ありがとう。なら、今日のところは俺の話を聞いてくれ。この状況をどう利用するかを話したい。星兎族が情報を漏らしている以上、奴が立案する作戦の成功率は極めて低い。だが、これをピンチとしてではなく、チャンスとしてとらえよう。偽情報をいくらでも流せる。途中まで、やつの手の平で踊り、最後の最後で予定と違う行動をするんだ」

 全員が頷く。
 その有用性を認めてくれたようだ。
 昨日、エレンと話した作戦を一通り話した。

 細かな点の指摘はあったが、おおむね納得してくれた。
 三種族は星兎族の疑惑が確実なものとなれば、協力してくれると言ってくれた。

「ありがとう。実りのある会話ができたよ」
「うむ。相談だがな。この話を他の種族にしてもいいか。もちろん、先日の会議に出席した種族は我々以外、黒だというのはわかっている。会議に呼ばれていない少数部族にも、頼れるものはいる」

 味方が増えるのは望ましい。
 だが……。

「いや、星兎族の息がかかっている可能性がある。今はまだ、この場のメンバーだけでとどめてほしい」

 今はリスクを最小限にするべきだ。
 騙されていることに、こちら側が気づいていることは最大の武器だ。
 失うわけにはいかない。

「そうか、わかった。おまえが言った方法で星兎族を確かめている。うまくいけば一週間以内に答えがでる。……それにしても人間にはずいぶんと変わり種が多いな」
「変わり種?」
「ああ、本国の連中から、魔王城へと人間が客人として秘密裏に迎えられたと情報が入った。……その人間は人間であったが、魔族よりなお暗い魔力を纏っていたらしい」

 この時期に人間が魔王のもとにたどり着いている!?
 ありえない。
 一度目の勇者パーティですら魔王城にたどり着くのに何年もかかったというのに。

 そして、人間が魔族よりなお暗い魔力だと。
 いったい誰だ!?
 一人だけ、心当たりがある。

 ジオラル王を【翡翠眼】で見たときに、人間(?)とあった。
 そのことが、脳裏によみがえる。

 もしかしたら、魔王とジオラル王国は繋がっている? そんな情報、フレア王女もノルン王女も知らなかった。【回復ヒール】で記憶を探っているが、そんな情報かけらもない。

 だが、ありえなくはない。
 あの王なら何をしてもおかしくない。
 そして、それが本当だとしたら、さらに最悪の事態が想定される。

 ……すでにジオラル王国は、【術】の勇者、【剣】の勇者、三英雄のひとり【鷹眼】、軍師であるノルン王女が倒されている。

 俺の強さは痛いほど理解しているはずだ。もし、本気で勝ちに行くなら、残る最大戦力である【砲】の勇者に人間を辞めさせるぐらいはありそうだ。
 そして【剣聖】クレハのことが心配になった。
 彼女も、【砲】の勇者と同じく、王国に残った最強戦力の一角。切り札にするには適している。あれは俺の所有物おもちゃだ。変に弄られては困る。

「人間にもいろいろあるんだ」
「魔族の姫君の従者になった君がいうのだ。そうなのであろう」

 動揺を隠し、平静を装う。
 すでに脳裏には、得たいの知れない力を纏って強化された、【剣聖】クレアと【砲】の勇者ブレットが襲い掛かってくる姿が浮かんでいた。
 ……今はそれは考えないようにしよう。
 ここで味方を作るのが先決だ。

 それから、しばらくさきほどの会話の補足をして別れた。
 鉄猪族たちがいなくなってから、大きなため息を吐く。
 もし、ジオラル王国と魔王がつながっているならまずいことになる。

 一度目の俺が見落としていた重大な何か、それが俺の計画を邪魔することになるだろう。

 なんとか、クレハと連絡を取る方法を探そう。
 彼女には、ジオラル王国を探るスパイを任せていたが、そんなことを言っていられなくなった。……俺の嫌な予感は良く当たってしまう。すぐにでも合流してパーティに加えよう。
 そんなことを考えていると、卵専用リュックが大きく動いた。
 ここまで大きな動きは初めてだ。

「おまえ、もうすぐ生まれるのか?」

 返事はない。ただ、卵が動き続ける。
 このタイミングで生まれる。
 それはきっと、何か意味があるのだろう。

 神鳥の祝福を受け、俺と心と魔力を喰らって生まれる神格の魔物。
 きっと、気高く神聖で強大な力をもった心優しい魔物で、俺の力になってくれるだろう。
 早く生まれてくれ、その力を十分に活用させてもらう。
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