86/86
第十八話:回復術士は新たな仲間を得る
星兎族を含めた五つの種族を交えた会議が終わった。
星兎族の目論見どおり、イヴの力を当てにして魔王に迫害された種族たちが決起することになっている。
そのこと自体は問題ない。
もとより俺も魔王を滅ぼすつもりだ。援軍ができるのは都合がいい。
……問題は魔王に情報を漏らしている星兎族たちによって、情報が漏らされており、ほぼ百パーセント失敗することだ。
それを黙って見過ごすわけにもいかない。
「向こうが騙せていると思っているのが救いだな」
その場で、反論していれば殺される可能性すらあった。
だからあえて騙されたふりをして計画を進めさせ、隙を突くことにした。
騙せていると思い込み、踊ってくれるバカほど使いやすいコマはない。
情報が魔王に漏れているという状況は、逆に任意の情報を魔王に送ることができるということ。
たとえば、予定より襲撃予定を数日早めるだけで、敵の隙をたやすくつけるだろう。
なまじ情報があるだけに、聞かされていた日時と聞かされていた侵入ルートに敵は過剰な戦力を配置する。そこ以外は手薄になるのだ。
しかも”三日月の夜”でなければ襲撃はなく、”リンゴさえ食べれば助かる”なんてことを信じてくれている。隙を突き放題だ。
ただ、それだけでは不十分だ。
イヴの護衛を任された鉄猪族は最低限味方に引き入れておきたいし、できればもっと人手がほしい。
そのために、今の会議で星兎族の息がかかっていないものを見定め、手紙を握らせた。
「さてと、さっそく準備をするか。イヴとセツナはついてこい」
「ん。セツナの準備はできてる」
「緊張するね」
セツナとイヴがそれぞれの武器を握り締め、後ろをついてくる。
「フレイアとエレンはここで待機だ。もしものときはわかっているな」
「ええ。言いつけ通りにします。ケアルガ様、お気をつけて」
「ケアルガ兄様、さきほどの会議の情報から、新たな策を練っておきますので、ご期待ください」
留守番組のフレイアとエレンに見守られながら、借り受けている屋敷の地下から外に出た。
地下通路は初めからあったものではない。いざというときのために、錬金魔術で土を操り作ったものだ。
ここが敵地である以上、非常用の逃走経路がないと安心して暮らすことなんてできていない。
俺たちが借りている家は監視されているが、中の様子までは見られていないので楽にこんなものを用意できた。
聴覚がすぐれている星兎族の監視も、地下の音までは拾えないのだ。
地下を抜けて森にでた。
やはり、錬金魔術は便利だ。いろいろと応用が利く。
「セツナ、イヴ、気を抜くなよ。今から会う連中は俺たちを警戒しているだろうし、……一歩間違えれば敵にまわる。手紙を渡されただけじゃ、俺のことを信じていないどころか、現時点では、星兎側よりだ」
「だろうね。星兎族のおかげで平和に暮らせているって感謝しているかも」
「身構えとく。セツナは何があってもケアルガ様を死なせない」
この二人だけ連れてきたのには理由がある。
当事者であるイヴがいないと話ならない。そして荒事になった場合に戦力がほしい。もっとも自衛力があるセツナが適任だ。
フレイアは殲滅戦では活躍できるが、少人数が相手で距離が近い状態では活躍しにくいし、自衛力が乏しい。エレンは戦力としては問題外。足手まといになる。
これ以上の人選はない。
ただ、屋敷にフレイアとエレンという後衛だけ残してきたのは不安が残る。
少しでも身の危険を感じたら、地下に逃げろとフレイアには言ってある。
地下通路は森に抜ける道のほかに、巧妙に隠された分かれ道がある。そこから出れば安全だ。追っ手は、隠し通路には気付かずに森に逃げ込んだと思い込むだろう。
「俺は守らなくていいさ。俺なら自分でなんとでもできる。セツナはイヴを頼む」
「了解。魔族が怪しい動きをしたら即座に首を落とす。攻撃こそ最大の守り」
「それは最後の手だ。ぎりぎりまで手を出すな。なるべく平和的に行こう」
セツナは俺より好戦的なところがある。
氷狼族はかなりの戦闘民族だから、その影響だろう。
イヴがなぜか首を傾げてる。
「平和的に行こうなんてケアルガらしくないよ。ケアルガなら、喜んで皆殺しにするって言いだすと思ったのに」
「失礼な。俺は復讐の対象者や、俺から大切なものを奪った連中以外には常識的な対応しかしないぞ」
そう、あくまでやられたらやり返すの精神だ。
ましてや、味方になるかもしれない連中に、いきなり喧嘩を売ったり、些細なことで怒ったりはしない。
さて、そろそろ手紙で指定した時間だ。
しばらくして、ぽつりぽつりと来客が現れた始めた。
六人の魔族と彼らが使役する数体の魔物たち。
できるだけ、少人数で来てほしいと書いたのを守ってくれたのだろう。
……あるいは、よほど腕に自信があり、罠だとしてもその人数で切り抜ける自信があるかのどちらか。
現れたのは、さきほどの会議で率先してイヴを守ると告げた鉄猪族とその従者。ほかにも白と判断した風鼬族と炎馬族の代表と従者がいた。
「来てやったぞ。黒翼族のイヴと、その従者よ」
まっさきに鉄猪族の武人風の男が口を開く。たしか名前はグルガと言ったはず。
俺をイヴの従者と思っているようだ。勘違いしているが訂正する必要はない。そちらのほうが動きやすそうだ。
「来てくれて、ありがとう。俺の話を信じてくれたと思っていいか」
「星兎族が裏切っているという話か……そう思うとつじつまが合うことが多々あった。だが……それでも信じるに足りん。確証を得るためにここに来ている。他の者も同じだ」
なるほど、武人といった趣だが、バカではないようだ。
これはテストでもある。
まず、俺の言ったことを何も考えずに受け入れて信じるというような間抜けなら足を引っ張るだけなので、仲間として必要ない。
その場合は、さっさとこの集落から抜け出して俺たちだけで魔王を倒す。
そして、星兎族たちに告げ口をするような連中であっても見限る。まともな頭をしていれば、星兎族が裏切っていると言われて、思い当たる節の一つや二つはある。
その程度の考察力がない、あるいは情報を集めず、即座に俺を売るような連中であれば、足を引っ張るだけなのでいらない。
その点、彼らは合格だろう。
俺の言っていることを疑いつつも、星兎族たちに情報を漏らさずに話を聞きにきた。
これなら話が通じるし、味方に引き入れることに問題はない。
「わかった。なら、話させてもらう」
俺は、星兎族を疑うに至った経緯をゆっくりと話した。
それから、エレンが立案した星兎の裏切りを確かめる方法を伝える。
「……なるほど、確かに君の言うことは筋が通っている。疑うのも無理はない。そして、君がいった方法なら本当に裏切っているかを確かめられるな。どっちにしろ、しばらく、我が鉄狼族は星兎族に情報を流さないようにしよう。そして、いずれ星兎族が黒だとわかれば君たちに協力する」
「風鼬もそうするわ。あの兎ども、前から怪しいと思っていたのよ。とくにキャロルは食えないわ」
妙齢のキツイ美女が爪を噛みながら鉄猪族に同意を示した。
「炎馬も同じくだ。言っておくが、君たちを信じたわけではない。だが、星兎族を疑おう。魔王軍の最大戦力を潰した君たちが、魔王の手下なんてことはない。そのことだけは信じている……それだけの力は我ら炎馬の希望でもある。無視はできないよ」
下半身が馬で赤い鬣をした青年も、とりあえずは俺の案に乗ってくれるようだ。
いい反応だ。
ここで、あっさりと俺を信じるようでは逆に信用できない。
人を疑わないというのは、思考の放棄と同義だ。
「ありがとう。なら、今日のところは俺の話を聞いてくれ。この状況をどう利用するかを話したい。星兎族が情報を漏らしている以上、奴が立案する作戦の成功率は極めて低い。だが、これをピンチとしてではなく、チャンスとしてとらえよう。偽情報をいくらでも流せる。途中まで、やつの手の平で踊り、最後の最後で予定と違う行動をするんだ」
全員が頷く。
その有用性を認めてくれたようだ。
昨日、エレンと話した作戦を一通り話した。
細かな点の指摘はあったが、おおむね納得してくれた。
三種族は星兎族の疑惑が確実なものとなれば、協力してくれると言ってくれた。
「ありがとう。実りのある会話ができたよ」
「うむ。相談だがな。この話を他の種族にしてもいいか。もちろん、先日の会議に出席した種族は我々以外、黒だというのはわかっている。会議に呼ばれていない少数部族にも、頼れるものはいる」
味方が増えるのは望ましい。
だが……。
「いや、星兎族の息がかかっている可能性がある。今はまだ、この場のメンバーだけでとどめてほしい」
今はリスクを最小限にするべきだ。
騙されていることに、こちら側が気づいていることは最大の武器だ。
失うわけにはいかない。
「そうか、わかった。おまえが言った方法で星兎族を確かめている。うまくいけば一週間以内に答えがでる。……それにしても人間にはずいぶんと変わり種が多いな」
「変わり種?」
「ああ、本国の連中から、魔王城へと人間が客人として秘密裏に迎えられたと情報が入った。……その人間は人間であったが、魔族よりなお暗い魔力を纏っていたらしい」
この時期に人間が魔王のもとにたどり着いている!?
ありえない。
一度目の勇者パーティですら魔王城にたどり着くのに何年もかかったというのに。
そして、人間が魔族よりなお暗い魔力だと。
いったい誰だ!?
一人だけ、心当たりがある。
ジオラル王を【翡翠眼】で見たときに、人間(?)とあった。
そのことが、脳裏によみがえる。
もしかしたら、魔王とジオラル王国は繋がっている? そんな情報、フレア王女もノルン王女も知らなかった。【回復】で記憶を探っているが、そんな情報かけらもない。
だが、ありえなくはない。
あの王なら何をしてもおかしくない。
そして、それが本当だとしたら、さらに最悪の事態が想定される。
……すでにジオラル王国は、【術】の勇者、【剣】の勇者、三英雄のひとり【鷹眼】、軍師であるノルン王女が倒されている。
俺の強さは痛いほど理解しているはずだ。もし、本気で勝ちに行くなら、残る最大戦力である【砲】の勇者に人間を辞めさせるぐらいはありそうだ。
そして【剣聖】クレハのことが心配になった。
彼女も、【砲】の勇者と同じく、王国に残った最強戦力の一角。切り札にするには適している。あれは俺の所有物だ。変に弄られては困る。
「人間にもいろいろあるんだ」
「魔族の姫君の従者になった君がいうのだ。そうなのであろう」
動揺を隠し、平静を装う。
すでに脳裏には、得たいの知れない力を纏って強化された、【剣聖】クレアと【砲】の勇者ブレットが襲い掛かってくる姿が浮かんでいた。
……今はそれは考えないようにしよう。
ここで味方を作るのが先決だ。
それから、しばらくさきほどの会話の補足をして別れた。
鉄猪族たちがいなくなってから、大きなため息を吐く。
もし、ジオラル王国と魔王がつながっているならまずいことになる。
一度目の俺が見落としていた重大な何か、それが俺の計画を邪魔することになるだろう。
なんとか、クレハと連絡を取る方法を探そう。
彼女には、ジオラル王国を探るスパイを任せていたが、そんなことを言っていられなくなった。……俺の嫌な予感は良く当たってしまう。すぐにでも合流してパーティに加えよう。
そんなことを考えていると、卵専用リュックが大きく動いた。
ここまで大きな動きは初めてだ。
「おまえ、もうすぐ生まれるのか?」
返事はない。ただ、卵が動き続ける。
このタイミングで生まれる。
それはきっと、何か意味があるのだろう。
神鳥の祝福を受け、俺と心と魔力を喰らって生まれる神格の魔物。
きっと、気高く神聖で強大な力をもった心優しい魔物で、俺の力になってくれるだろう。
早く生まれてくれ、その力を十分に活用させてもらう。
いつも応援ありがとう。ブクマや評価をいただけると嬉しいです。
そして、7/1に発売し、緊急重版した角川スニーカー文庫verの重版分が出回り品切れが解消されつつあります! なろうでできないエロと凌辱、すんごい書き下ろしがある文庫版。ぜひ手に入れてね!
7/1 角川スニーカーから回復術士のやり直し 一巻が発売
特設HPが公開されました! 特典情報や挿絵が公開中、他にも……気になる方は↓の画像をクリック
なろうで書けないエロと凌辱をしおこんぶさんのエロい絵と共にお届け!
限界を超えてアウトな一冊、是非、ご予約を!
↓の画像をクリックで特設ページに!

+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部)
- 13928 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする
だが、創造の魔王プロケルは絶望ではなく希望を糧に得ようと決め、悪意の迷宮ではなく幸せな街を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全166部)
- 17718 user
-
最終掲載日:2017/07/25 18:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部)
- 13297 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全121部)
- 13350 user
-
最終掲載日:2017/07/22 05:58
望まぬ不死の冒険者
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全369部)
- 11324 user
-
最終掲載日:2017/07/11 18:00
村人ですが何か?
飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。
転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。
ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全91部)
- 11565 user
-
最終掲載日:2017/07/23 11:33
チート魔術で運命をねじ伏せる
召喚された異世界で、ソージは最強魔術師だった。ゲームの中で開発した魔術理論が、すべて「現実」となっていたからだ。さらにソージはこれから起こる「出来事」を知って//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全146部)
- 11572 user
-
最終掲載日:2017/07/23 18:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全173部)
- 11265 user
-
最終掲載日:2017/07/21 20:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部)
- 13677 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全499部)
- 12951 user
-
最終掲載日:2017/06/22 23:05
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全219部)
- 12384 user
-
最終掲載日:2017/03/25 21:22
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1439部)
- 11421 user
-
最終掲載日:2017/07/26 18:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部)
- 12370 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む
魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。
彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全119部)
- 13135 user
-
最終掲載日:2017/07/18 08:36
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
アラサープログラマー鈴木一郎は、普段着のままレベル1で、突然異世界にいる自分に気付く。3回だけ使える使い捨て大魔法「流星雨」によって棚ボタで高いレベルと財宝を//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全534部)
- 14823 user
-
最終掲載日:2017/07/23 18:00
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えれば唯//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全275部)
- 17077 user
-
最終掲載日:2017/07/22 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全808部)
- 11435 user
-
最終掲載日:2016/11/16 00:00
スライム転生。大賢者が養女エルフに抱きしめられてます
死の間際、大賢者は大魔術によって生み出した【無限に進化し続けるスライム】に転生した。あらたな人生、もといスライム生を楽しもうとしたが、養女であり弟子のエルフにつ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全54部)
- 11177 user
-
最終掲載日:2017/07/24 18:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全359部)
- 12077 user
-
最終掲載日:2017/03/23 20:00
カット&ペーストでこの世界を生きていく
成人を迎えると神様からスキルと呼ばれる技能を得られる世界。
主人公は二つのスキルを授かり、それをきっかけに英雄と呼ばれる存在へと成り上がる。
そんなありきたり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全200部)
- 12593 user
-
最終掲載日:2017/07/26 06:00
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全211部)
- 12179 user
-
最終掲載日:2017/07/25 00:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全367部)
- 11721 user
-
最終掲載日:2017/07/26 12:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全373部)
- 16626 user
-
最終掲載日:2017/07/20 23:07
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全101部)
- 12088 user
-
最終掲載日:2017/07/02 11:09
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~
とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。
彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。
そうして導き出された//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全136部)
- 15105 user
-
最終掲載日:2017/07/22 18:59
LV999の村人
この世界には、レベルという概念が存在する。
モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。
また、誰もがモンス//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全299部)
- 12055 user
-
最終掲載日:2017/07/26 18:26