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Love you〜♪ “あかね坂商店街”

みね子が働く「すずふり亭」は“あかね坂商店街”にあります。いつも活気にあふれ、個性豊かな人々が働いている。そんな“あかね坂商店街”をご案内します。

中華料理屋「福翠楼(ふくすいろう)」
けんかするほど仲が良い?

「すずふり亭」の隣にある中華料理屋。店主・五郎と妻・安江の2人でお店を切り盛り。五郎は安江の尻に敷かれている。

  • 中華料理屋の店主 福田五郎<光石研さんに聞きました>

    五郎ってどんな人?

    僕が演じる五郎はちょうど自分の父の世代。前を向いて、日本の未来に向かい、希望を持って生きていたと思うんです。表は“亭主関白”を装っているけど、“かかあ天下”とすぐ分かる夫婦ですよね。

    生田智子さんとの共演

    妻・安江役の生田智子さんは、お芝居のことだけではなく、お互いの家の話もして、どんどんコミュニケーションを取ってくれます。そうすることで、より触れ合えて、夫婦役のお芝居にも深みが出るのを感じながら演じています。

  • 五郎の妻 福田安江<生田智子さんに聞きました>

    安江ってどんな人?

    安江は気が強い奥さんですけれど、五郎さんを手のひらで上手に転がしている感じがします。みね子(有村架純)のことは鈴子さん(宮本信子)から聞いているでしょうから、明るくサポートしてあげたい気持ちがあると思います。

    昭和の商店街について

    私が小さいころ住んでいた家の前にラーメン屋さんがありました。その店は同級生の家だったので、いつも裏口から入って遊んでたんです。
    昭和のあの時代は、隣に住んでいる人と、本音を言えるような家族ぐるみの付き合いをしていた記憶があります。“あかね坂商店街”のみんなで、「団結して商店街を盛り上げよう!」という雰囲気が表現できたらいいですね。

ご近所エピソード 柏木堂での“あんみつ女子会”には安江も参加。
和菓子屋「柏木堂」
息子大好きな父と、つれない息子

「すずふり亭」から少し奥に入った場所にある和菓子屋。鈴子たちがしばしば、あんみつを食べにくる店。店主・一郎は息子・ヤスハルを溺愛している。

  • 柏木堂の店主 柏木一郎<三宅裕司さんに聞きました>

    一郎ってどんな人?

    一郎は、重い空気を和らげるキャラクターだと思いますが、奥さんを亡くすというつらい思いをして、それを乗り越え、明るく楽しく生きていこうとする人です。実の息子ではないヤスハルを本当に愛していて、「ヤスハルは絶対に自分のことが大好き」と信じている親バカです。ヤスハルは毎回くってかかってきますが、まったくめげないところが一郎らしさです。

    演じるうえで難しいこと

    僕が演じる柏木一郎は僕の両親と同じ年くらいの設定なので、両親のことを考えて演じています。この役で難しいのは戦争を体験していない僕が戦争を体験している人を演じること。このドラマをやることで、両親の世代がどれだけ苦労して子供を育てたか、改めて考え直しました。

  • 一郎の息子 柏木ヤスハル<古舘佑太郎さんに聞きました>

    ヤスハルってどんな人?

    一見すると根暗で態度が悪いように見えますが、本当は、あかね坂商店街のみんなの繊細な部分にまで気を配って見守っているいいやつです。そして隠れ文化人。てれ屋なので宗男さんのようにオープンにはしないけれどビートルズのファンで、ギターを弾いたり歌ったりするのが大好きな若者なんです。

    三宅裕司さんの印象

    小さいころからテレビで見ていた印象と違いなく、明るくおもしろくすてきな方でした。ご自身でビッグバンドもやられている方なので、僕も同じバンドマンとして音楽の話なんかもさせてもらって、撮影以外でもとても楽しい時間を過ごさせていただいてます。

一郎と鈴子は昔からの付き合い。戦争をお互いに乗り越え、文句を言い合いながらも仲のよい二人。
BAR「月時計」
時計だらけの癒やし空間

省吾(佐々木蔵之介)が行きつけのBAR。お客さんにとって癒やしの存在である店主・邦子が笑顔でお出迎え。月時計は、時計屋さんだった邦子の実家を改装した店なので、壁にはたくさんの時計が飾られています。

  • バーの店主 竹内邦子<白石美帆さんに聞きました>

    邦子ってどんな人?

    高度成長期で、さまざまな女性像がある中で、人をもてなすお店で働く邦子には、たくましさを感じます。ふるさとを持つお客さまに少しでも喜んでもらいたいと思っている優しい女性。バーのお客さんとの距離感をとても大切にしている人です。「月時計」は私もぜひ訪れてみたい場所。店に集まる仲間との時間は濃密で楽しいものになるんじゃないかと思います。

    みね子を見る目

    邦子は、みね子の恋も見守っています。東京に出てきて、精いっぱい生きているみね子ちゃんには「幸せになってほしい。”今”を楽しんでほしい!」とエールを送っていると勝手に想像して演じています。

省吾は邦子にとって兄のような存在。
薬局「トキワ堂薬局」
実は幸せの青い鳥…?

「すずふり亭」の向かいにある「トキワ堂薬局」は、みね子がビートルズのチケットを当てるために歯磨き粉を買いに通った場所。

  • 薬局に置いてあるマスコットキャラクター イチコ

    薬局の入り口の前に置かれたインコのマスコットキャラクターのイチコは、通るたびにみんなに叩かれたり触られたりする人気者。
    実はこのキャラクター、“幸せの青い鳥”をイメージしてオリジナルで作られたもの。鼻のあたりをなでると願いがかなうという裏設定があり、よく見ると少しだけ鼻の上の塗装が剥がれているんですよ。

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