膵臓がんへのネオアンチゲン免疫治療症例
膵臓がん症例報告-1
膵臓がん手術後多発性肝転移、治療開始約6ヶ月で治療は著効状態。
患者さん: | 58才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療 |
治療までの経緯
2年前、人間ドックにて膵臓の腫瘤を指摘。その後に紹介された大学病院ですい臓がんとの診断を受け、引き続き手術を行った。
一見経過は順調そうに見えたが、一年経過時点で肝臓に多発性の転移がんが出現。やむなく延命を目指し、抗がん剤(ジェムザール・TS-1)を行うが著効なく、徐々に病状は進行。その後かかりつけ医より今後の残り余命説明や、将来のホスピス予約を勧められるようになったため、愕然として当院外来を受診。
この時点で肝転移したがん腫瘍も数十カ所に増え、腫瘍マーカーも著しい上昇を伴っていた。
即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」を実施。それにより抗がん性サイトカインの軽度バランス不良と、予後不良を指し示すヘルパーT細胞2系(Th2)比率の軽度上昇が確認された。
治療内容と経過
治療前
検査結果
治療前CTでは肝臓全域に広がる肝転移病巣を認めている。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果の中心をなす抗がん性サイトカインは比較的良好な数値を示していた。ただ予後不良を指し示すヘルパーTh2細胞比率に軽度上昇を認めるため、アポトーシス誘導ならびに強化免疫治療の併用が不可欠と判断された。
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- 抗がん性サイトカインの数値は比較的保たれていたため、免疫学的ながん消滅(アポトーシス反応)の増強が先決。
→アポトーシス誘導治療として、アポトーゼMT300内服によるミトコンドリアからの強力なアポトーシス誘導を図る。 - 活動性の高いがん細胞の捕捉向上を目的に、がんの表面蛋白(HLA抗原)発現を強化。
→内因性ペプチド誘導治療としてEPI complex点滴を併用。
治療と経過
治療開始6カ月後のCT所見を示す。治療前には複数箇所に存在した転移性のがん腫瘍も肝臓の左葉に一部残存するのみで、治療は著効状態であった。引き続きより一層の改善を目指し、内服治療の継続と経過観察を指示した。
患者様・ご家族様から
この症例の担当医師
腫瘍免疫専門医による免疫治療を提供。
※MITグループの医師は腫瘍免疫学に精通した専門医による数少ない免疫治療クリニックです。
までがん免疫治療の30分間無料電話相談を受け付けております。
ご家族様からのご相談も承ります。
膵臓がん症例報告-2
膵臓がん手術後肝転移、治療開始約4ヶ月で肝臓の転移がんが概ね消滅。
患者さん: | 75才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、サイトカイン誘導治療、アポトーシス誘導治療 |
治療までの経緯
すい臓がんの診断にておよそ5年前に根治手術を行ったケース。その後の経過観察中、昨年になって肝臓に多発性転移が出現。すい臓がん再発と診断された。
引き続く治療としては抗がん剤の全身投与も検討されたが、高齢であり本人の拒否もあったことから治療は終了。
その後の対処は本人にすべて委ねられた。やむなく顔見知りの近医を定期受診していたが、日々腫瘍マーカーの上昇が認められ、体に優しいとされる免疫治療の実施を決断。
この時点で当院外来を受診となった。がん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」が即座に実施され、抗がん性サイトカインの低下と、短命の目安・指標となりうるヘルパーT細胞2系(Th2)比率の上昇が認められた。
治療内容と経過
治療前
検査結果
治療前CTでは肝臓の左葉に二カ所、肝転移病巣を認めている。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果を良く反映するサイトカインに著しい低下が認められ、免疫によるがん排除能力の欠如が想定された。またヘルパーTh2細胞比率の上昇は今後の予後不良を強く指し示し、早急なる治療対策が望まれた。
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- サイトカイン減少による抗がん性免疫力欠如の改善。
→効果的なリンパ球刺激を与えるサイトカイン誘導治療としてCS-82MD内服。 - 免疫学的がん消滅(アポトーシス反応)の促進、ならびに酸化したミトコンドリア環境の改善を目的とした併用治療の実施。
→アポトーシス誘導治療としてアポトーゼMI300内服。 - 残存するがん細胞の補足向上を目的に、がんの表面蛋白(HLA抗原)発現を強化。
→内因性ペプチド誘導治療としてEPI complex点滴を併用。
治療と経過
上記治療の開始後、およそ4カ月経過時点のCTを提示する。画像上、肝臓に多発した転移がんは一カ所を除いてほぼ消滅。概ね縮小・共存関係に至ったと判断、引き続き経過観察を指示した。
患者様・ご家族様から
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膵臓がん症例報告-3
膵臓がんで手術不能との診断されるも、治療開始約7ヶ月でがん腫瘍が大幅に縮小。
患者さん: | 59才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療 |
治療までの経緯
ある日突然、前触れもなく目が黄色く染まり、あわてて近所の総合病院を受診。診断はすい臓がんの進行による黄だんであった。がんは発見時に胆管から肝臓にも広がっており、手術適応は全く無し。まずは早急に胆汁を通過させるステントというチューブの埋め込みが必要との説明を受けた。
その治療・処置は成功し黄だんは改善したものの他の根治治療は一切無いとの事。ただ漫然と抗がん剤投与を行いつつも、がん腫瘍は増大し悪化の一途をたどっていた。
その様な時、知人より当院外来の紹介を受け、急遽受診となった。即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」を実施。それにより著しい抗がん性サイトカインの減少と、予後不良を指し示すヘルパーT細胞2系(Th2)比率の異常上昇が確認された。
治療内容と経過
治療前
検査結果
治療前CTではステントチューブを挿入した胆管の周りに浸潤・増大したすい臓がんを容易に認めることができる。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果を良く反映する抗がん性サイトカインに著しい低下が認められ、免疫的ながん排除能力の欠如が強く疑われた。またヘルパーTh2細胞比率の上昇は今後の予後不良を強く示唆し、早急なる免疫治療対応が求められた。
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- がんの著しい進行による免疫抑制を早急に解除すべきと判断。
→サイトカイン誘導治療としてCS-82MDならびにD-12内服。 - 同時に悪化著しい腹部病巣の成長を沈静化させ、まずは共存のレベルを目指す。
→アポトーシス誘導治療としてアポトーゼMI300内服。 - 活動性の非常に高い残存がんに対し、がん細胞表面タンパク(がん抗原)の発現を促す。
→内因性ペプチド誘導治療としてIC-Complex・AGH点滴。
治療と経過
上記治療の開始およそ7カ月後のCTを提示する。画像上、肝臓下面から膵臓・胆管部に発生したがん腫瘍も大幅にそのサイズを縮小。概ね共存関係に至ったと判断し、引き続き経過観察中である。
患者様・ご家族様から
この症例の担当医師
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膵臓がん症例報告-4
膵臓がんで手術不能と診断されるも、治療開始約6ヶ月でほぼ固定状態となった。
患者さん: | 61才男性 |
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治療法: | リスクチェッカー検査、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療 |
治療までの経緯
食欲不振、ならびに度重なるおう吐を訴え、近所の消化器内科クリニックを受診。同日実施したCT検査によって膵臓付近の大きな腫瘤と、肝臓に広がる病巣を確認。この時点ですい臓がん、肝転移。いわゆる末期状況にあり、抗がん剤による延命対策のみとの説明を受けた。数日後よりジェムザールという抗がん剤点滴を開始。
ところが3カ月を経過してもがん腫瘍に改善無く、頑固な背部痛も出現。この時点で余命は半年程度との説明を受けた。
そこで各種情報を調べた後に、当院外来を受診。即座にがん免疫の状況を詳細に調べる高度精密血液検査システム「リスクチェッカー」を実施し、これによって抗がん性サイトカインが著しく低下していることが判明。
治療内容と経過
治療前
検査結果
治療前CTでは肝臓の右葉に広がる肝転移病巣が複数認められる。
治療前のリスクチェッカー所見
抗腫瘍効果を良く反映するサイトカインに著しい低下が認められ、がん排除を担う免疫力の機能低下が強く示唆された。この様なケースでは免疫対処の併用無くして、その他治療の効果もほとんど得られない事が多い。特に今回は悪性度の高いすい臓がんであり、厳重な免疫対処が求められた。
治療開始からの経過
治療前
治療後
治療ポイントの抽出
- 低下した抗がん性サイトカインの産生能を早急に回復すべく、効果的なリンパ球刺激治療を実施。
→サイトカイン誘導治療としてCS-82MD内服。 - その上で免疫排除をサポートすべく、ミトコンドリアレベルからの作用によってアポトーシス反応を促進・誘導。
→アポトーシス誘導治療としてアポトーゼMT300内服。 - 大量に貯留した胸水の早期改善を目指す。
→体内残存がんの細胞表面にがん抗原タンパク(HLA抗原)の発現を促す内因性ペプチド誘導治療(点滴)を実施。
治療と経過
以上の治療実施により、2カ月を経過する頃からがん腫瘍も縮小傾向を見せ始め、およそ半年でほぼ固定状態となった。この時点で共存と言える改善状況であったが、引き続きサイトカイン誘導治療を実施しつつ経過観察中である。
患者様・ご家族様から
この症例の担当医師
腫瘍免疫専門医による免疫治療を提供。
※MITグループの医師は腫瘍免疫学に精通した専門医による数少ない免疫治療クリニックです。
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ネオアンチゲン免疫治療とは
当院がご提供するネオアンチゲン免疫治療は、自己リンパ球やミトコンドリアを活性化しておこなうがん免疫治療のため、副作用がほとんどありません。
ネオアンチゲン免疫治療は、サイトカイン誘導治療、内因性ペプチド誘導治療、アポトーシス誘導治療の3つの治療ステップで構成されます。
また治療をお急ぎの方は、初診当日からの治療実施が可能です。
ネオアンチゲン免疫治療の一般的な流れ
私たちの体内で日常発生する未熟ながん細胞から生まれる「がんペプチド」。
がん細胞を攻撃するキラーT細胞は、この「がんペプチド」を目印にして闘いをしかけています。
しかし、多くのがん細胞は攻撃を防ぐため、「がんペプチド」を細胞の内部に隠してしまいます。
ネオアンチゲン免疫治療では、隠された「がんペプチド」を内部から引っ張り出し、キラーT細胞に攻撃の目印を教え続けます。
※MITグループでは患者様、ご家族様が理解しやすいようにできる限り専門用語を避けてわかりやすく説明しています。
対象となる患者様
- がん全般(早期がん、進行がん、末期がん)
- 再発・転移性がん
- がん手術後の取り残し有無の精密調査・経過観察
※ 対象は自立歩行ができる方、お食事(流動食含む)が摂れている方となります。
※ 小児がんは対象外となります。
治療費用について
治療費やお支払い方法に関しまして、
ご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。
各種治療費用は以下をご参考ください。
治療費用 | |
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初診料 | 20,000円 |
リスクチェッカー検査 | 120,000円 |
内因性ペプチド誘導治療(1回) | 520,000円~ |
サイトカイン誘導治療(1ヶ月分) | 40,000円~ |
アポトーシス誘導治療(1ヶ月分) | 89,600円~ |
樹状細胞療法 | 250,000円~ |
免疫細胞療法 | 250,000円~ |
当院の治療は、保険外の免疫治療であるため、原則すべて自由診療となります。 |
費用例(1) |
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初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
サイトカイン誘導治療40,000円
アポトーシス誘導治療89,600円
合 計269,600円
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費用例(2) |
初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
内因性ペプチド誘導治療(1回)520,000円
サイトカイン誘導治療40,000円
合 計700,000円
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費用例(3) |
初診料20,000円
リスクチェッカー検査120,000円
内因性ペプチド誘導治療(2回)1,040,000円
アポトーシス誘導治療89,600円
合 計1,269,600円
|
検査や治療費は都度のお支払いとなりますので、治療開始時にまとめてお支払いいただく必要はありません。
※従来の免疫療法とは手法が違うため、培養費用はかかりません。
医療費控除について
当院での治療は、医療費控除の対象となります。
通院時にかかった交通費に関しても医療費控除の対象となる場合が御座います。
詳しくはお住まいの税務署にお問い合わせください。
お支払い方法について
お支払い方法に関しまして、ご不明な点などがございましたらお気軽にご相談ください。
現金 | 受付で現金にてお支払い下さい。 |
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クレジットカード | 患者様のご都合にあわせてクレジットカードのご利用が可能です。 VISA、JCB、アメリカンエクスプレス、Diners Clubなど、上記の各種クレジットカードをご利用いただくことができます。 |
までがん免疫治療の30分間無料電話相談を受け付けております。
ご家族様からのご相談も承ります。
MITグループのご案内
交通アクセス
東京都中央区八重洲 2-5-6 KBYビル
3F 東京MITクリニック/6F アスゲンがんクリニック
受付時間:月〜土曜09:30から18:30(祭日をのぞく)
東京駅・八重洲南口に面した信号を渡り、向かいにあります八重洲ブックセンター横の一方通行路をお入りください。すぐ右側にコインパーキングが見えてまいりますので、当院はそちらを通り過ぎてすぐの建物です。
7番出口より地上に出られたらまず左に、そしてすぐの一つ目角を左折し、そのまま直進なさいますと右手にスターバックスコーヒーが見えてまいります。当院はその向かいの建物です。