かつて、ヤクルトスワローズの監督を務めた、広岡氏が
大杉勝男の守備に関して、記者が「守備が下手」ということに
「決して守備範囲は広くないが、守備範囲は堅実に守る名手」
と反論したことがある。いつだったか、確か1978年だったと思うが。
しかし、その広岡氏の言い分に反対するように
巷では、今でも
「大杉は守備が下手」
と吹聴する輩がいるのも事実だ。
以下のデータがある。
http://2689web.com/ind/1965016.html
ここを見ると
大杉の守備は下手
とは絶対にいえないデータが浮上している。
守備率だけで守備のうまさは測れない
と言う輩もいるだろうが、まず考えてもらいたいのは
1塁手はもっとも送球が飛んでくるポジジョンであり
ゴロを捌く回数も多いポジジョンだと言うこと。
こういうと、またこのように悪い方向に捉えるバカがいるだろう。
「追わなければ(打球を捌かなければ)エラーしない」
確かこういう言い分は
張本氏の守備のことでも
「張本の守備率が0.984なのは打球を追わなかったからだ」というもの同じだ。
オレ、こういう言い分を持ってくる輩に小一時間問い詰めたいのだけどさ
打球を追わない??
そんな怠慢を働いていたらいくらなんでも解雇だよ。いくら打撃が秀逸でも。
スタメンもすぐに外されるだろうし。
つーか
あのさ
打球を追わないとか
現実、そんなバカが「生きるか死ぬかの試合」「ペナント争い」でいるわけ無いだろ(笑)
オレはデータ上
広岡氏の
「守備範囲は広くないが、守備範囲は堅実に守る名手」
に1票だ。