『仮面ライダーエグゼイド』とは?
現代。世界には人知れずコンピューターゲームウイルスが蔓延していた。人間に感染し発病すると、その身体をのっとるように変異したゲームウイルス≪バグスター≫。奴らが、世界を蝕み、人間を滅亡させたるため動き始めたのだ!
ゲームウイルスを倒すには『ゲーム』ライダー! 人類はバグスターに対抗するために、ゲームの力を使って戦う≪仮面ライダー≫のシステムを開発した。国民の健康を管理するための国家機関・衛生省とゲーム会社『幻夢(げんむ)コーポレーション』協力のもと、ゲーム機≪ゲーマドライバー≫は完成した。そのゲーム機をベルトとして装着し、ゲームソフト≪ライダーガシャット≫を挿入すれば≪仮面ライダー≫となる!
そしてウイルスを倒すための戦士たち=4人のドクターが、その適合者として選ばれた!
見たことのない≪バグスターVSゲームライダー≫≪ドクターVSドクター≫のゲームバトルが『仮面ライダーエグゼイド』で幕を開ける!!
(文責・大森敬仁)
《登場人物紹介》第1弾!
放送に先駆けて、今回は仮面ライダーに変身するドクターたちと、変身システムの開発者、ライダーたちの戦いをナビゲートするヒロイン、そしてゲームバトルの推移を見守る謎の男たちをご紹介します!
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宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド……飯島寛騎
この物語の主人公は、24歳の研修医でゲーマー、宝生永夢(ほうじょう・えむ)。演じるのは、本作が俳優デビュー作となる飯島寛騎(いいじま・ひろき)さんです。本作のオーディションに合格して郷里の北海道から単身上京、梅雨→蒸し暑さ→台風……と、東京(本州)ならではの新環境に翻弄されつつ、連日早朝から撮影を頑張っています! 医者として新米の永夢と、俳優として第一歩を踏み出そうとしている飯島さん。二つの境遇を自ずと重ね合わせた、飯島さんのフレッシュな表情に注目です!
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鏡飛彩/仮面ライダーブレイブ……瀬戸利樹
主人公・永夢の前に立ちはだかる最初のハードル、それは、同い年ながら海外の大学を飛び級して卒業、いまや“天才外科医”の呼び声も高い同僚、鏡飛彩(かがみ・ひいろ)です。この役をクールに演じるのは、瀬戸利樹(せと・としき)さん。「しゅじゅつ(手術)」、「じゅつしき(術式)」……言いにくい医学用語もスーパードクターなら次々と完璧に発声!……できるはず!? 医者として、そして《仮面ライダーブレイブ》として、永夢と正反対の哲学を持つこの男。ライバル同士のバトルから目が離せません!
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花家大我/仮面ライダースナイプ……松本享恭
お医者さんで銀髪!? 見た目からすでに型破りな男、花家大我(はなや・たいが)。実は今現在は医師免許を持たない闇のドクターです。彼が正規の医者でいられなくなった理由とは……!? 演じるのは松本享恭(まつもと・うきょう)さん。筆者は衣裳合わせ(=撮影が始まる前に、俳優と監督・スタッフで衣裳を決める打合せ)で松本さんのガタイの良さに目を見はりました。マントが特徴的な《仮面ライダースナイプ》のデザインも、どことなく歴戦の猛者風。これは壮絶なバトルアクションが期待できそうです……!
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檀黎斗……岩永徹也
仮面ライダーたちが変身するベルト型ゲーム機『ゲーマドライバー』と、ゲームソフト『ライダーガシャット』。この変身システムを開発したのが、ゲーム会社『幻夢コーポレーション』の若きCEO、檀黎斗(だん・くろと)です。演じるのは、『テラスハウス』でもおなじみのモデル(そして現役薬剤師!)、岩永徹也(いわなが・てつや)さん。ハイテク企業のカリスマ社長役にまさにピッタリの、知性あふれる優しい二枚目です。若手キャストでは一番お兄さんの岩永さん。役の上でも、撮影現場でも、みんなのまとめ役としての活躍に期待です!
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仮野明日那/ポッピーピポパポ……松田るか
皆さんも続けて10回言ってみましょう。ポッピーピポパポ、ポッピーピポパポ、ポッピーピポパポ……(以下略)。お父さんがた、焼酎で割る飲み物ではございません!! 仮面ライダー史上最もポップで振り切った可愛さのヒロインを演じるのは、松田るか(まつだ・るか)さん。実は『仮面ライダーゴースト』でもご縁があり、満を持してのレギュラー参加です! 看護師の時は、仮野明日那(かりの・あすな)。役名は両方覚えてくださいね! ……え? 彼女が一体何者かって? それは放送を見てのお楽しみ!!
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九条貴利矢……小野塚勇人
アロハシャツにサングラス!? 南国のリゾートから帰ってきたかのような出で立ちの男、九条貴利矢(くじょう・きりや)。永夢・飛彩・そしてかつての大我が、生きている人の病気を治す“臨床医”なら、対する貴利矢は亡くなった人の死因から、隠されたナゾを暴き出す“監察医”。医者の世界の“探偵”のような人物と言えるかもしれません。演じるのは小野塚勇人(おのづか・はやと)さん。劇団EXILEで鍛えられた演技力で、一癖も二癖もある男を好演しています。永夢も翻弄されてしまうお調子者・貴利矢の行動の真意とは!? トリックスターの活躍にご期待ください!
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パラド……甲斐翔真
黒づくめの上半身と、(この写真ではわかりませんが)サイケデリックなピクセル模様の下半身。無邪気な微笑みの裏で何を考えているかわからない、矛盾をはらんだ存在――それがパラドです。彼の実体は、人類滅亡を目指すゲームウイルス「バグスター」の参謀。演じる甲斐翔真(かい・しょうま)さんは、本作がテレビデビュー作となります。甲斐さんは今回のキャストで最年少の18歳! 笑顔のまぶしさは本物です。が、役に入ると、その笑顔からさえも、底知れぬ凄味を感じてしまいます。今後、永夢たちの宿命の強敵として、物語の鍵を握る存在になっていくでしょう……!
そして、本日(8月30日)、キャストとともに番組主題歌が発表されました! 主題歌『EXCITE』を歌っていただくのは……!!
三浦大知さん!!
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歌って踊れるアーティストとして日本で屈指の存在である三浦さん。
実は、ゲームが大好きだそうで、主題歌もノリノリで歌い上げてくださいました。
仮面ライダーシリーズの主題歌ではかつてないほどダンサブルなチューンに仕上がっていて、まったく新しい仮面ライダーを作ろうとしている私たち制作スタッフもビックリ!!
曲調もまさに『EXCITE』(=興奮)、手に汗必至です!!
さて、最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
次回の更新は、《登場人物紹介》第2弾!
もうひとりの仮面ライダーの宿敵、そして若きライダーたちを支える先輩キャストをご紹介する予定です。お楽しみに!
―― See you next game.
(文責・谷中寿成)