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[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州委員会は19日、独ダイムラー(DAIGn.DE)などトラックメーカー4社が14年にわたりカルテル行為を行っていたとして、過去最大となる計29億ユーロ(32億ドル)の制裁金を科した。
価格設定に加え、新たな排ガス技術の投入時期や価格転嫁をめぐりカルテルがあったとしている。
カルテル行為が認定されたのはダイムラーの他、独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)傘下のMAN、スウェーデンのボルボ、イタリアのイベコ、パッカー(PCAR.O)傘下のDAF。このうちMANは欧州委に告発していたとして制裁金を免れた。
制裁金が最も大きかったのはダイムラーで10億1000万ユーロ。ボルボは6億7045万ユーロ、イベコは4億9461万ユーロ。DAFは7億5268万ユーロだった。
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