15回に渡って続けてきましたが今回が最後になります。
最後に、日中戦争や太平洋戦争中の出来事に関するネトウヨの悪質極まりない歴史改竄を取り上げます。
南京大虐殺に関して、日本人は南京では1人も殺していない、あれは日本軍に混じっていた韓国人がやったのだ、南京に入った日本軍の4割が韓国人だった、と言い出すネトウヨがいます。
有り得ない話です、韓国には1938年から志願制が、1944年から徴兵制が敷かれるのですから、1937年の南京大虐殺に韓国人が参加しているはずがありません。
沖縄戦での日本軍の住民への集団自殺の強要などに関しても、臆病な韓国人は戦場では使いものにならなかったので、憲兵のような後方勤務に配置されることが多く、集団自殺の強要は憲兵になっていた韓国人がやらせたものであから、日本人には責任はない、などと言い出すネトウヨがいます。
当たり前の話ですが憲兵は、安全地帯で弱い者虐めをやっていられる美味しい仕事であり、日本軍が憲兵のような仕事を韓国人に割り振ることは絶対にありません。
大戦中に強制連行された韓国人は67万人に及び、炭鉱、金属鉱山、地下工場、港湾荷役、ダム建設などの危険で過酷な現場に送られ、僅かな食糧での強制労働を強いられ、事故や栄養失調、病気などで6万4千人が死亡していますが、ネトウヨは強制連行は245人に過ぎなかった、などと絶対に有り得ないことを主張しています。
いままでにここで指摘してきた捏造された韓国史は、少しでも歴史を知っていれば、即座に大嘘であると分かることですが、ネトウヨやその支持者たちは嘘だとは思いません、自分たちがネットで発見した新しい真実であり、それを知っている自分たちは覚醒者であると認識する一方で、それを認めず従来の説に従う者たちは、日教組の洗脳が解けない者であると侮蔑します。それが罷り通っているのが今の日本のネットの世界です。