天才伊藤浩士先生の末の世の憂鬱ブログ

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 昨日の続きになります。

 

 媵という今ではすっかり使わなくなった文字があります。ヨウと音読みします。つきそい、おくりびと、おくりめ、といった意味であり、身分のある女性の結婚のときに付き添っていく同年代の女性のことを言い、媵侍とも呼ばれました。

 

 多くの場合に嫁になる人の目下の親族で同年代の人が選ばれます。本家の娘が嫁げば、分家の娘が媵になります。子どもが生まれなかった場合の側室候補を結婚の時点で連れて行くのです。古代中国の慣習であり女性の人権を無視していると言えばその通りなのですが、子がないという理由で妻が離縁されたり、全く知らない女性を家に引き込まれたりするよりは、妻にとってはまだしもましな状態であるといえますし、媵は目下の親族である場合が多いので妻とは打ち解けた仲であり、媵が生んだ子は妻の子として育てられます。妻の血縁者が実母であれば、妻の実家との関係も切れません。

 

 家を絶えさせてはいけない儒教体制の中で、女性が惨めになるのを最小限に留める仕組みでした。媵は古代の制度ですが、後になると、妻に子が出来なかった時には、妻が自分の使用人の娘を側室に薦めるということが行なわれるようになります、これは日本にもありました。妻の侍女が側室であれば、妻の立場は揺るがず生まれた子は妻の子にできます。

 

 何も父親が妊娠できるかどうか試さなくてもこのような仕組みをとれば問題はなく、結婚して4年も5年も子が出来ず、そのあと生まれて来るといった場合もありますから、結婚前の短期間の父親との交合で不妊が確認出来るなどといったことはあり得ません。

 

 日本も含めて、東洋では側室を持つということで家系は維持されてきており、父親がわざわざ妊娠させなければならない理由はなく、近親婚や同族婚を嫌い、女性の貞操が重要視され、弟は兄嫁と口をきいても行けないとされる儒教の教えのなかで、父親による妊娠などあり得るはずがありません。父親の子を孕んだまま嫁がくるなど、儒教国はもちろんのこと全世界を探してもそのような奇態な風習は存在しません。

 

 試し腹こそ、中年童貞で誰かれ無しに強姦したい気分になっている、ネトウヨの卑猥な妄想が生み出した絶対に有り得ない韓国史であるといえます。

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