予定していなかった記事になりますが、余りにも酷い高齢極右のブログを見つけたので、豊臣秀吉の朝鮮侵略関係で最悪の部分を転載します。
Author:小〇木〇行(おなぎぜんこう) HN:ねず
静岡県出身。国史啓蒙家。倭塾塾長。日本の心をつたえる会代表。日本史検定講座講師&教務。
このとき朝鮮を侵略したという件に関しても、そもそも朝鮮半島の南半分、つまりいまの韓国のあるあたり一帯は、もともと古代においては日本の領土です。
それを彼らが侵略したから、日本は朝鮮半島と古代において縁を切ったのです。
つまり、もともと侵略したのは、朝鮮人であり、その朝鮮人が半島南部の倭国(日本)の領土領民を侵略し、ここに日本は分け入ったわけです。
つまり、泥棒が持っていったモノを、日本は取り返しに行ったわけで、それを泥棒から侵略されたと言われる筋合いはありません。
国史啓蒙家などといった仕事があったとは驚きます、ネトウヨですが極右団体の幹部のようで、倭塾塾長、日本の心をつたえる会代表などとも言っており、一定数の支持者を抱えていて、講演などもやっているようです。それにしても、このような歴史観を披露する人間が日本史検定講座講師というのも驚きます。いったいどのような歴史検定が行なわれているのでしょう。日本が狂ってきているなかでの異常な社会現象のように感じらます。
任那の滅亡から豊臣秀吉の朝鮮侵略までに何年あるのか、562年から1592年まで、1030年が経っています、それを日本は取り返しに行ったわけでなどというのは、論外もいいところです。ネトウヨの元寇の仕返しよりも無茶な理屈です。
古代任那には不明な点が多く、後進国の日本が三韓の内に領土を確保できていたかどうか疑問であり、任那王が日本にやってきて天皇になったと考えた方が自然であるとも言われていますが、その辺りは資料がないのでなんともいえませんが、日本の領土と言えるような存在ではなかったことは確実だと思います。
もし仮にですが、任那日本府があって、私は無かったと思っていますが、一部地域でも支配していたとしたら、それは領土というよりも植民地であり、新羅による朝鮮半島統一と共にその権利などは消え失せているものと考えるべきです。
こんな意見を大真面目に聞いて支持している人がいることそのものが、どう考えても間違っている思えます。