2016年11月 3日
コープネットグループ各生協は、「CO・OP鹿児島県大隅産うなぎ蒲焼」を生産している大隅地区養まん漁業協同組合が行ううなぎ資源の保護活動を応援するため、宅配・店舗事業で6月から7月、大隅産のうなぎ蒲焼き商品を組合員が1パック購入につき10円を「鹿児島県ウナギ資源対策協議会」(以下、協議会)に協力金として寄付する活動を進めました。
10月19日、2016年度の協力金の贈呈式が鹿児島県で行われ、代表してコープネット赤松理事長から、協議会の高崎会長に216万4,070円を寄付いたしました。
右から2人目が、協議会の高崎会長、3人目がコープネット赤松理事長
うなぎは、天然の稚魚(シラスウナギ)を捕獲して養殖・生産されます。しかし、乱獲や生息地の減少などで原料となるシラスウナギが激減。2014年にニホンウナギは絶滅危惧種に指定されました。
ウナギ資源の回復・保護の取り組みには、ウナギが生息しやすい環境を作ることが重要になります。協力金は、ウナギのすみかとなる「石倉かご」の河川への設置や、放流モニタリング、その後の生息状況の調査活動に役立てられています。
鹿児島県内の河川に設置した「石倉かご」。ウナギのすみかとなる