レポートを死に物狂いで終わらせて、なんとか一息ついている。
こんな時に、もっと遅く生まれていたり、早くに都内に引っ越していればと感じて泣き出してしまう。
疲れているのだろうか。
明日からは。自分の住んでいる部屋の引っ越し作業に取り掛からなければいけない。
マンションのフレッツやガスの工事で足を運んだ時、マンション周辺を歩く人間の顔がいいことに気づいた。
繁華街の近くだからだろうか、比較的高級な場所だからだろうか。
新居の鏡でずっと顔を見るのだろうか。
深いニキビ跡で抉れている場所が大量にあったり、毛穴から汗が吹き出ていてドロドロになっていたり、赤くなって膿が吹き出そうなところがあったりする顔を。
そして、都内に引っ越した時に隣県の病院が通うことが厳しくなり新しい治療法で治療薬をやめることが出来た。
結局、肌は大量の跡が残ったし、なんだかんだ中学高校でいい思い出がない。
結局、この肌はどうにもならないのだろう。
まともな容姿が欲しい。