(碌太郎)頂きます。
(2人)頂きます。
はい。
おかっぱ頭の悦ちゃんとそのパパ碌さん。
2人はしみったれた人生からおさらばするため新しいママいや碌さんの新しいお嫁さんを探す事になったのであります。
その候補1人目は悦子の担任村岡先生。
でも…ブブ〜ッ!そして…。
(鶴代)この縁談必ずや成就させてみせます。
あっきれい。
売れない作詞家の碌さんが出入りしているのは業界2位のスイートレコード。
このころのレコード業界は新興エンターテインメントとして映画のタイアップ曲を作るなどヒット曲をいかに生み出すかさまざまな事にチャレンジしていました。
(森)ゴチャゴチャ現状の報告などいらん!必要なのはただ一つヒット曲だろ!売れる曲持ってこいよ売れる曲を!
(小声で)それがないから困ってんじゃないか。
なあ?
(森)何か言ったか?い…いえ。
(夢月)専務彼は今そのヒット曲がないから困ってるんだろと口答えしました。
更には偉そうに言うならお前が持ってこいとまで。
いえ。
生意気な…クビになりたいのか!?いえあの自分で持ってこいとは言ってません!まあまあまあ2人とも落ち着いて下さい。
いがみ合っても売り上げは伸びません。
問題は…。
(指を鳴らす音)私が解決しましょう。
ずばりスイートレコードの流行歌に足りないのは作詞家です。
秀逸な歌詞があればヒット曲など簡単に出ます。
なぜなら僕の書く曲は完璧だから。
しかし残念ながら我が社では優秀な作詞家が育っていない!憂うべき現状です。
という訳で僕の完璧な曲に合う歌詞を広〜く一般から公募してはどうでしょう。
(下山)素人が思いつきで書いた歌詞がプロに太刀打ちできるかね。
(指を鳴らす音)ノープロブレムです。
だってうちと取り引きのあるボンクラな作詞家連中だって素人同然ですよ?
(北条)私の詩を理解できずに曲を書く能なしこそ切り捨てて曲を…曲を公募した方がよっぽどヒット曲は生まれますよ!理解してない!・
(北条)何言ってんだ馬鹿野郎!
(鈴木)何してんだ。
入れてもらえばいいのに。
(佐藤)重役会議だぜ?入れる訳ないだろ。
(春奴)聞いたよ。
あんた私というものがありながらどこの馬の骨とも知らない女とあいびきしてたっていうじゃないか!何だよ急に。
この裏切り者!
(泣きまね)ちょ…お前馬鹿馬鹿馬鹿…!こっち来い!ちょっと来い!村岡先生とは何でもねえんだって。
変な噂立てんなよ。
知ってる。
からかっただけだよ。
あんたに女をどうこうしようって気概がある訳ないもの。
言うじゃねえか。
違うのかい?もうこれまでの俺じゃねえよ。
仕事も女も悦子を言い訳にするのはやめたんだ。
これからは俺の好きにやる。
あら…。
じゃああの夜の事認めてくれるんだね?これからのうちらの事も真剣に考えてくれるんだね?あの夜ってまだ言ってんのかよ。
からかうんじゃねえや。
本気だよ。
夢月早く終わんねえかな〜。
ちょっと碌さん!
(下山)じゃあうなぎでも行くか。
(夢月)いいですね。
おつきあいします。
ああ夢月!新しい詩が出来たんだ。
ちょっと見てくんねえか。
悪いねもう君の窓口にはなれない。
君とのコンビじゃ埒が明かないんだよ。
社長すぐ追いかけます。
(下山)おお。
この度社を挙げて歌詞を公募する事になった。
広〜く一般から募った歌詞の中でこれというのを厳選して僕が曲をつけるんだ。
(指を鳴らす音)もし僕とやりたいなら君も応募すればいい。
まっせいぜい頑張りたまえ。
一般に交じって応募しろって?相変わらず人を馬鹿にした男だね!いやちょうどいい。
さっき言ったろ?好きにやるって。
公募ならそもそも気兼ねなく好きに書ける。
望むところよ。
(村岡)地球はグルグルと自転しながら太陽の周りを公転しています。
一日のうちで昼に太陽が出て夜には隠れてしまうのは地球が自転しているからです。
(富子)なるほどだからか。
先生ありがとうございます。
(悦子)先生!何?地球は回転しながら回転して…なのにどうして地球にいる私たちは目が回らないんですか?そうね…目が回っちゃったら勉強にならないからかしら。
さあみんな気を付けて帰るのよ。
(一同)はい!さようなら!先生。
ワンピースありがとう。
さようなら。
(村岡)さようなら。
お〜やっぱり目が回る〜。
悦ちゃん気分悪くなるわよ。
もうなってるよ。
ならよしなってば。
富ちゃん何でもっと早く止めてくれないのさ。
気持ち悪い…。
(鉄男)おい悦子!お前んちの父ちゃんと村岡先生があいびきしてたってな。
うちの母ちゃん見たって言ってたぞ。
うるさいな鉄男あんたには関係ないだろ。
そもそも村岡先生が売れないしみったれの作詞家なんて相手にする訳ないだろ!
(2人)する訳ないだろ!何?しみったれ〜!
(2人)しみったれ〜!碌さんを馬鹿にするな!謝れ鉄男!謝れ!謝れ!謝れ!あっ!ヘヘッ悦子のバ〜カ!
(2人)バ〜カ!鉄男め…絶対に許さない。
大丈夫?相手にしなきゃいいのに。
だって碌さんの事を馬鹿にするから…。
碌さんは変わったんだ。
今にすてきなママを連れてきてくれる。
ただいま〜。
まあ悦ちゃん!その服どうしたんです?ごめん。
ちょっとやり過ぎちゃって。
お洗濯お願い。
シ〜ッ。
悦子!どこでそんなに汚したんです?おばさん…。
(歌声)
(机をたたく音)悦子真面目にやりなさい!真面目にやってるのに…。
(机をたたく音)
(戸が開く音)・ただいま。
お帰りなさいませ!やっと来た。
やっと来た…。
あれ姉さん。
お帰りなさい。
どうしました?お前を待っていたんだよ。
見合いは断ったじゃないですか。
先方がどうしてもってあんたじゃないと駄目だって言うもんだから。
俺じゃないと?そうなんだよ。
しかし見合いというのはどうも性に合いません。
相手を知る前にお膳立てされた場というのはどうにも身構えてしまって。
お見合いというのはそういうもんです。
大体お膳立てした相手でないと家柄が合わないだろ?家柄…。
今度の相手は日下部銀行のご令嬢だよ?うまくすればあんた銀行員にだってなれるんだよ?俺は作詞家です。
スイートレコードの歌詞公募に向けて今は詩作に集中したいんです!きれいな人…。
あ〜らフフフフッ。
本当だ!
(鶴代)そうだろう?断るにはもったいない美人だけどねえ。
駄目!絶対断っちゃ駄目!しかし美人は3日で飽きるといいますから。
先方は縁談が成立すれば5万円の支度金を用意すると言ってる。
5万!?ご…5万!?それだけあれば気楽に好きなだけ作詞でも何でもして生活できるだろ?会ってみるかい?まあ会うだけなら構いませんが。
よかった!ちょうど今夜うちの人がご挨拶に伺う事になってるんだよ。
ヘヘヘヘッ。
うわ〜。
(絹)では碌太郎さんにお見合いを受けて頂けるんですよね。
(信吾)もちろんです。
断る理由などありませんから。
カオルももう今年で26になりますでしょう?このまま行かず後家になんて事になってしまっては日下部家の恥ですから。
(一郎)ええ亡き父の心残りはただ一つ姉の嫁ぎ先でした。
親不孝もいいとこです。
ハハハッご本人を前にそんな言い方…。
ああ心配ありません。
どうせ聞こえていませんから。
(一郎)特にお気に入りのこのクライスラーの「愛の喜び」を聴いてる時は雷が鳴っても気付かないでしょうね。
(カオル)これはクライスラーではありません。
エルガーの「愛の挨拶」です。
日下部銀行の跡取りとして一郎ももう少し教養を身につけてはいかが?失礼しました。
音楽に限らず絵画文芸など芸術全般への興味が人並みではないのです。
いやいやいやいや!いや芸術を通して知性や感性を磨くなど誰にでもできる事ではありません。
いや〜大変すばらしい事だと思います。
はい!ハッハッハッハッ。
ね?すばらしいでしょう。
はい。
(絹)いつもこんな調子で。
「会社員は萎縮してるから嫌」。
「軍人は元気すぎるから嫌」。
「医者は非精神的で学者は非人間的だから嫌」って。
これまで見合いまでしておきながら断った縁談はもう数知れず…。
28回です。
先日の呉服問屋の若旦那との縁談も「話が合わないから」と断りました。
いきなりスウィンバーンだなどと英国詩人の話をしたところで話せるはずがありません。
うちの柳碌太郎で大丈夫でしょうか。
あ〜もちろん大学出ですから教養は十分にある。
とは思います。
けどえ〜っと…。
もちろんです。
(カオル)「嘘」。
偶然その詩を目にしてからというもの柳碌太郎という名前はいつも心のどこかにありました。
言葉を飾らず世の常を描き切る。
その視点に私はハッとさせられたのです。
その方にお会いできる日が来るなんて…。
結婚とは妻が夫を支えるためにするものではありません。
互いに支え合うのも違います。
互いに高め合うそれが結婚。
それこそが…。
真実の愛なのです!真実の愛…。
碌太郎様とならそれを手に入れる事ができると信じております。
(拍手)さて少しばかりお話を変えてここは東京・小石川。
多くの職人が暮らす町。
(鏡子)アイスクリームに夢中な私に…。
長屋の一室で日記をつけているのはデパートガールの池辺鏡子さんです。
クラーク・ゲーブル…。
お分かりですか?この日記全て妄想なのです!しかしそんな妄想でもしなければ息が詰まってしまう!女性の自由が制限された時代でもありました。
フフフッフフフッ…。
・
(久蔵)帰ったぜ!
(鏡子)お帰りなさい。
小石川一の指し物師指久様のお帰りだぞ!お帰りなさい。
あっ!
(藤子)もうあんた何時だと思ってんだい!知るかそんなもん!はいはい。
もうやめなって…もう。
俺は指久だぞ!こうして夢と現実のはざまで鏡子さんの一日は終わるのです。
恋を夢みる彼女の王子様は一体どこにいるのでしょう?うわっ!びっくりした!何だよ。
髪はボサボサ。
顔はカサカサ。
碌さんそんなんじゃカオルさんに逃げられるよ。
いや…朝はみんなこんなもんだぞ。
それに見合いはまだ少し先だぜ。
何事も準備は早い方がいいの。
ほら。
何だよお前…。
ほら!顔洗ってきて!まずは床屋よ。
あ〜もう!こまっしゃくれていてもまだ子ども。
悦ちゃんのママを求める気持ちはこらえようのないものになっていました。
ちょっと何で早く来てよ。
今日じゃなくていいじゃねえか?4階殿方洋服呉服殿方用品売り場でございます。
降りま〜す。
待て待て待て待て…。
早く早く。
おねえさん。
いらっしゃいませ。
うちの碌さんをクラーク・ゲーブルにしてちょうだいね。
クラーク・ゲーブル?うちの碌さん来週お見合いするんだ。
ご令嬢と。
あらキャラメルの。
回想
(夢月)これじゃ売れないね。
キャラメル?いえ…。
何をご用意致しましょう。
今日はワイシャツ背広それと革靴も一式頂くわね。
はい。
そうでしょ碌さん。
よろしいですか?いや今日のところは上着だけにしとこうかな。
何でさ。
どうせワイシャツは上着に隠れちまうしズボンもアイロンかければ形になる。
革靴だって磨けばもっと格好つくぜ。
またセコセコして…。
そうは言っても先立つもんがねえんだから…。
ちょっと碌さん。
またしみったれのキャラメル野郎に戻るつもり?分かったよ。
そうまで言われて黙ってられるか。
おねえさん首の下からつま先まで一式頼む。
しかしそれで本当にクラーク・ゲーブルになれるでしょうか。
「或る夜の出来事」のクラーク・ゲーブルはクローデット・コルベール扮するご令嬢にも媚びない態度が男らしくてすてきでした。
確かに。
ご令嬢のためにシャツから靴まで一式新調するなんて媚びているようで男らしさに欠けます。
余裕があるようには見えませんわ。
うちの碌さんに余裕なんてある訳ないだろ。
見てよこのざま。
だからこそです。
飾らず余裕があるように見えるパパになってもらっては?ちょっと引っ掛かるけど…でも俺の言いたかった事もそういう事なんだよ。
分かんだろ?悦ちゃん。
ですから今日は上着だけを新調して残りはお手入れで済まされてはいかがでしょうか。
よいものを長く大切に使う殿方ほど魅力的だと存じます。
なるほどそれもそうだね。
ありがとうございます。
採寸係を呼んでまいりますね。
背広の仕上がりはいつだって?心配すんな。
見合いに間に合うように話はつけた。
碌さん。
頑張れ。
碌さん頑張れ!俺を誰だと思ってんだ?心配いらねえよ。
ねえ本当に大丈夫?大丈夫大丈夫。
見合いの段取りはこれで整いました。
あとは2人の気が合えば。
あれだけの器量よしが支度金まで用意してくれるんだ。
日下部銀行は我が社の大株主。
この縁談は大事な生命線だぞ。
十分承知しております。
(笑い声)朝食の支度と縫い物は済ませましたので今日はこれで失礼…。
はいご苦労さんでした!どうなさいました?何でもない。
そうですか。
あっそれじゃあこれで失礼します。
おやすみなさい。
香水なんていつ以来でしたかねえ。
いやあの…引き出しの整理をしてたら出てきて。
奥様がお元気な時もたまにお使いでしたね。
香水なんてみっともないでしょうか。
若くもないのに。
堂々となさればいいんです。
みっともないなんて他人の目を気にする年でもないでしょ。
ウフフフッ。
(匂いを嗅ぐ)ハハハハハッ。
ウフフフフッ。
おやすみなさい!おやすみなさい。
この呼び止めがいいんじゃない?あっいいよ。
あっこれもいいですね。
この流し目の一枚が一番だと思うけど。
いや!この見返り美人の一枚も捨て難いよ。
さすが芸者番付の小結だよな。
写真写りがいいから小結。
ハハハハッ。
どういう意味だい?実物には負けるだろ?
(笑い声)は?随分にぎやかじゃねえか。
あら碌さん。
随分めかし込んだじゃないのさ。
作詞の調子はどうだい?作詞?…はボチボチ。
ちょっとあんた香水なんかつけてんの?ヘヘッ。
女だね?分かるか?明日見合いなんだ。
見合いだって?おう。
めっぽうシャンなご令嬢よ。
(一同)おお〜!ちょっとあんた歌詞の公募に燃えてんじゃないのかい?見合いなんかしてる暇ないだろ。
ハッ順番だよ順番!この縁談が成就すれば支度金がたんまり入る。
そうなりゃきれいな妻にかわいい娘を任せて日々作詞に明け暮れる。
理想の生活が手に入るって寸法だ。
か〜っ羨ましいねえ!俺ももう一度見合いしてえなあ。
やめとけ。
(笑い声)何回目だ?8回目。
何だよ。
そうかい。
分かった。
久しぶりのおめでたい話だろ?景気づけに飲みに行こうじゃないか。
お座敷まだ来た事なかったろ?まさか…みよかわに招待してくれんのか?お代は私が持つよ。
本当かよ!碌さん遅いね。
注文してた背広を取りに行っただけでしょう?何か手違いでもあったんでしょうか。
寄り道してるとか。
まさか明日は大事な日なのにいくら碌さんでもそこまで馬鹿じゃないよ。
フフフッ。
・「とーらとら」あ〜!あ〜!はい飲んで飲んで飲んで。
飲んで飲んで。
春奴もう無理だ。
やめとくわ。
明日も早いしな。
今日ごちそうさん。
明日の見合いばっちり決めてくっからよ。
まだいいじゃないのさ。
明日の見合いは何時なんだい?12時に銀座のオリンピアってレストランだ。
まだあと半日あるじゃない。
ほらもっと遊ぼうじゃないか。
参ったな…。
何を参るっていうのさ?昔のあんたならこれしきの酒で潰れる事もなかったろ?また見せておくれよ男らしかった昔のあんたをさ。
それは無理だな。
見せられんのは今の俺よ。
あ〜っ!ハハハハハハッ!お〜お〜。
おっホホホホッ!今度は帯だよ!よし!負けねえぞ春奴お前!ヘヘヘッ。
(歌声)
(戸が開く音)本当に大丈夫ですか?私も泊まってった方が…。
大丈夫。
ちょっと遅くなってるだけで碌さんはちゃんと帰ってくるから。
だったらいいんですが。
大丈夫!じゃこれで失礼しますね。
おやすみなさい。
おやすみ。
イッテ…。
イテテテ…。
おはよう碌さん。
ええっ!?お前何してんだよ。
何って…覚えてないの?嫌っ!フフフフッかわいい。
あ〜あもう見合いには間に合わないね。
お前わざとだな?何の話だい?まずいぞこりゃ!見合いなんてもう諦めたらどうだい?私はねえあんたに落ち着いてもらいたくないんだよ。
そんなつまんないあんた見たくないの。
ほら見ろ!やっぱりわざとじゃねえかよ!どうしても落ち着きたいなら私の胸で落ち着いたらどうだい?もう!役立たずのくせに!やっちまった!
(絹)遅いですね。
(鶴代)大変申し訳ございません!自宅からここは少々距離がございまして…。
必ず必ず来ますので。
そうですか?
(鶴代)少々失礼致します。
あの馬鹿たれが!全く大事な日だというのにどこで夜を明かしたというのでしょうね旦那様は。
だから一度は帰ってきたんだってば。
碌さんは私が寝てるうちに帰ってきて寝てるうちにまた出かけたの。
きっとそうなの。
だから今はちゃんとお見合いしてる。
だといいですけどね…。
(絹)カオルさん帰りましょう。
はい。
本日はまことに申し訳ございませんでした!遅れました!申し訳ございません!柳さんお酒召し上がってらっしゃるの?あっいえあの昨日の酒が…。
この馬鹿たれが!印象派画家であるクロード・モネもエドガー・ドガもお酒に狂った時期があるといいます。
お酒と芸術は切り離せないものですわ。
すいません…。
碌太郎あんた!何だよ姉さん。
何だよ…。
接吻の跡!春奴の野郎…。
(絹)春奴?まさか今まで芸者遊びを?いえ…。
恋と文学は切っても切り離せないものですわ。
柳さんは作家でいらっしゃいましょう?何を隠す必要がありますの?そんな事より私は柳さんと文学について語り合いたいのです。
文学…ですか。
ええ。
私はあなたの詩を拝読してすぐイギリスの詩人バイロンを思い出しました。
少なからず影響をお受けではないかと。
いや〜あの…。
俺は英国ではアルジャーノン・スウィンバーンやロバート・ブラウニングですかね。
ジョン・キーツも好みではあるんですが少々気取り過ぎていて…。
英国に限らなければ一番好きなのはヴェルレーヌですが。
よく分かります。
ヴェルレーヌの詩は目に見えるものを写実的に映し出すのではなく目に見えない内面や思想を紡ぎ出すまさに芸術といえるものです。
それでいて美しく韻を踏んでいて音楽のようにリズムやメロディーがありますね。
そう印象派の詩にはそのリズムがとても大切なのです。
碌さんは腐っても大学出。
カオルさんの気持ちを一層引き寄せる事に成功したのでありました!原文のリズムが全く損なわれていない。
すごくいいです。
ママになるんだよ!あのカオルさんが!あんなにきれいなご令嬢が!あなたが認めたのは俺の作品や知識だけ。
せっかくママができると思ったのに!悦ちゃん!起きろ!捨ててこい!早く捨ててこい!・「教えてよパパ」・「教えてよママ」・「教えてよパパとママ」・「パパとママと」・「ママとパパ」・「どっちが先に言ったのよ」・「パパはママが好きだって」・「ママはパパが好きだって」・「パパとママママとパパ」・「好きだって」・「教えてよママ」・「教えてよパパ」・「教えてよ」・「ママとパパ」・「教えてよパパ」・「教えてよママ」・「教えてよ」・「パパとママ」2017/07/22(土) 18:05〜18:43
NHK総合1・神戸
土曜時代ドラマ 悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜(2)「お見合い相手はご令嬢」[解][字]
碌太郎のもとに、女神が降臨。美女で令嬢の日下部カオルとのお見合い話が浮上する。ところがお見合い当日にまさかの大遅刻。ピンチの碌太郎にカオルは意外な好意を示す。
詳細情報
番組内容
村岡との恋に破れ、新たな嫁探しに乗り出す碌太郎。そんな碌太郎に実姉の鶴代が1件の見合い話を持ってくる。その相手は大銀行・日下部銀行の令嬢・日下部カオル。だが絶世の美女であるカオルは、えり好みが激しく、26になろうというのに、今だ独身であった。芸術を好むカオルは「真実の愛」を求めて、自分にふさわしい相手とめぐりあうことを夢見ていた。釣り合わない碌太郎だったが、意外にもカオルに気に入られ…
出演者
【出演】ユースケ・サンタマリア,平尾菜々花,門脇麦,石田ニコル,安藤玉恵,峯村リエ,大島蓉子,村川絵梨,岡本健一,飯尾和樹,相島一之,堀内敬子,矢野聖人,矢崎由紗,原金太郎,松村武,石母田美里ほか
原作・脚本
【原作】獅子文六,【脚本】櫻井剛
音楽
【音楽】橋本由香利
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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